Macで消えた画面収録を復元する方法|ゴミ箱・Time Machine・復元ソフトの3つの対処法
Macの画面収録機能を使えば、操作手順を他の人に見せたり、情報を共有したり、プレゼンテーション資料として活用したりできます。言葉で丁寧に説明するよりも、実際の画面を見せたほうがはるかに早く正確に伝わることは、多くの方が実感しているはずです。

しかし、作成した画面収録や受け取った動画ファイルが見つからなくなり、「うっかり削除してしまった」というトラブルも少なくありません。この記事では、Macで画面収録を復元する方法を、状況別に3つのパターンでわかりやすく解説します。
まずは、もっとも手軽な「ゴミ箱から復元する方法」から見ていきましょう。
方法1:ゴミ箱から復元する
Macでファイルを削除すると、そのファイルはゴミ箱に移動し、30日間保存されます。この期間内であれば、いつでも元の場所へ戻すことが可能です。
- Dockからゴミ箱を開きます。

- 復元したい画面収録ファイルを探します。
- ファイルを右クリックし、「戻す」を選択します。

- これでファイルが元の場所に戻ります。
方法2:Time Machineで削除した画面収録を復元する
Time Machineを使えば、削除した画面収録を復元できます。ただしこの方法には、事前にバックアップを作成しておく必要があります。まだバックアップがない場合は、次の方法に進んでください。復元手段はほかにもあります。
Time MachineはmacOSに標準搭載された無料のバックアップ機能で、以下のようなデータを自動的に保存してくれます。
- ローカルスナップショット
- 1時間ごとのバックアップ
- 過去1か月分の日次バックアップ
- それ以前の月ごとの週次バックアップ
Time Machineでの復元はとても簡単で、数ステップで完了します。
- 外付けハードディスクをMacに接続します。
- COMMAND + SPACE BAR(commandキー+スペースバー)を押してSpotlightを起動します。画面右上の虫眼鏡アイコンをクリックしてもOKです。

- 「Time Machine」と入力してreturnキーを押します。

- 復元したい画面収録を探します。ウィンドウ右側の上下矢印を使うと、過去の日付にさかのぼって確認できます。

- 目的のファイルを選択したら、「復元」をクリックします。
これだけで完了です。Time Machineは一度設定すれば自動でバックアップを取り続けてくれるので、使い始めると手放せなくなる便利な機能です。
データ損失は誰にとっても起こりうるものです。日頃からMacをバックアップしておけば、万が一のときも安心ですし、「いつでも元に戻せる」という心の余裕にもつながります。
方法3:バックアップなしで画面収録を復元する
バックアップを取っていなかった場合でも、諦める必要はありません。サードパーティ製のデータ復元ソフトを使えば、削除された画面収録を復元できる可能性があります。
ここでおすすめしたいのが「Disk Drill」です。長年愛用していますが、その使いやすさと性能には本当に助けられています。主な特徴は以下のとおりです。
- 直感的で理解しやすいインターフェース
- ほぼあらゆるデータ形式に対応した強力なスキャン・復元機能
- Apple Silicon搭載の最新Macにも対応
- 安定性が高く、クラッシュしにくい
- 価格も手頃で、データ復元以外の便利機能も豊富
Disk Drillなら、スキャンと削除ファイルの確認までは無料で行えます。購入が必要になるのは、実際に復元を実行するときだけです。
それでは、Disk Drillの具体的な使い方を見ていきましょう。
- Disk DrillをダウンロードしてMacにインストールします。ダウンロード自体は無料です。
無料でデータ復元
削除ファイル復元の頼れる相棒 無料ダウンロード - Disk Drillを起動し、画面収録を探したいストレージデバイスをスキャンします。

- スキャンが完了するまで待ちます。

- スキャン完了後、Disk Drillが見つけたファイルを一覧で確認できます。目のアイコンをクリックするとプレビューが拡大表示され、復元前にファイルの中身をチェックできるのが便利です。

- 復元したいファイルを選択し、青い「復元」ボタンをクリックします。
以上で復元完了です。無事に画面収録を取り戻せたら、今度は同じトラブルを繰り返さないための予防策を紹介します。
対策1:Time Machineで画面収録をバックアップする
先ほどTime Machineからの復元方法を紹介しましたが、バックアップがなければ復元はできません。そこで、今後のために今からバックアップ環境を整えておきましょう。設定しておけば、将来データを失ったときの復旧が格段に楽になります。
Time Machineを使うには外付けハードディスクが必要です。オンラインショップなどで手軽に入手でき、価格も比較的安価です。最速・最高級モデルである必要はなく、転送速度の遅いドライブでも問題ありません(バックアップに時間がかかるだけです)。
それでは、Time Machineの設定手順を見ていきましょう。
- 外付けハードディスクをMacに接続します。
- システム環境設定を開き、「Time Machine」を選択します。
- 接続した外付けドライブを選択し、名前を付けます(筆者の場合は「Backup Drive」としています)。

- バックアップが完了するまで待ちます。
バックアップの頻度としては、週に1回程度を目安に、重要なファイルを大量に変更したときや、ローカルに保存した大事な作業を行ったタイミングで実行するのがおすすめです。
また、本記事で紹介したDisk Drillには「Byte-to-byteバックアップ」という機能も搭載されており、こちらでもデータを丸ごと保護できます。この機能も無料で利用可能です。
対策2:Byte-to-byteバックアップでバックアップを作成する
Byte-to-byteバックアップは無料で利用でき、操作もシンプルなので短時間で設定できます。
- Disk DrillをダウンロードしてMacにインストールします(ダウンロードは無料)。
無料でデータ復元
削除ファイル復元の頼れる相棒 無料ダウンロード - アプリを起動し、バックアップ先となる外付けハードディスクなどのストレージを接続します。
- Disk Drillの「Byte-to-byteバックアップ」セクションに移動します。
- バックアップしたいストレージデバイスを選択します。

- バックアップの名前と保存先を指定します。デフォルト名のままでも構いませんが、わかりやすいカスタム名に変更してもOKです。
- バックアップが完了するまで待ちます。
まとめ
画面収録は、Macでの作業をより効率的にしてくれる便利な機能です。他の人と簡単に共有できるため、説明の手間が減り、生産性も大きく向上します。
さらに、Time MachineやDisk Drillなどを活用してバックアップ体制を整えておけば、万が一データを失ってもすぐに復元でき、ダウンタイムやストレスを最小限に抑えられます。この記事を参考に、大切な画面収録ファイルをしっかり守りましょう。
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