Macで画面共有を設定する方法|Apple IDとローカルネットワークの2つの手順を解説
画面共有とは、自分のMacの画面を相手に見せたり、逆に相手の画面を遠隔操作したりできる便利な機能です。パソコンのトラブルを遠くにいる人に診てもらいたいときや、離れた場所にあるMacのファイルにアクセスしたいときなど、さまざまな場面で活躍します。
macOSには標準で画面共有機能が搭載されており、追加のアプリをインストールすることなく利用できます。この記事では、Macで画面共有を設定・利用する2つの方法をわかりやすく解説します。
方法1:Apple IDを使って画面共有する
異なるApple IDでサインインしているMac同士をつなぐ場合は、この方法がおすすめです。インターネット経由でも接続できるため、離れた場所にいる家族や友人、同僚のMacを操作できます。
手順1:画面共有アプリを起動する
まず、Macで「画面共有」アプリを開きます。Spotlight検索(Command + スペースキー)で「画面共有」と入力すれば、すぐに見つけられます。
手順2:相手のApple IDを入力する
画面共有アプリの「接続先」欄に、アクセスしたい相手のApple IDを入力します。相手が連絡先(Contacts)に登録されていれば、候補として表示されるので選択するだけでOKです。
手順3:相手の承認を待つ
接続をリクエストすると、「相手が画面共有を承認するのを待っています」というメッセージが表示されます。同時に、相手側のMacには「画面共有のリクエストを受け入れますか?」という通知が届きます。
手順4:相手が「許可」を選択する
相手が「許可」をクリックすると、2つの選択肢が表示されます。
- 画面を操作してもらう:こちらから相手のMacを遠隔操作できるようになります。
- 画面を見るだけ:相手の画面を閲覧のみ行えます(操作はできません)。
相手が「画面を操作してもらう」を選択すれば、接続が確立され、こちらから自由に操作できるようになります。
接続後の使い方
接続が完了すると、相手のMacの画面が表示されます。多少のタイムラグはありますが、通常どおりファイルやフォルダ、ウィンドウなどを操作できます。また、通話のように互いの声を聞き合うことも可能なので、画面を見せながら説明したり、トラブルの原因を特定してその場で修正したりできます。
方法2:同じローカルネットワーク内で画面共有する
上記の方法は、異なるApple IDのMac同士をつなぐ場合に有効です。一方、同じWi-Fiネットワークなど同一のローカルネットワーク内にあるMac同士なら、以下の手順でよりスムーズに接続できます。
手順1:システム環境設定を開く
共有される側のMacで「システム環境設定」(macOS Ventura以降は「システム設定」)を開きます。
手順2:「共有」で画面共有を有効にする
「共有」をクリックし、左側のリストから「画面共有」にチェックを入れます。これで、このMacへの画面共有リクエストを受け付けられる状態になります。
手順3:コンピュータアドレスを確認する
画面共有の設定ウィンドウ上部に表示されている「vnc://〜」形式のコンピュータアドレスをメモしておきましょう。
手順4:接続元のMacで画面共有アプリを開く
次に、アクセスしたい側のMacで「画面共有」アプリを起動します。
手順5:アドレスを入力して接続する
手順3で控えたローカルアドレスを入力すると、相手のMacの画面が開きます。あとはファイルやフォルダ、ウィンドウなどを、普段どおりに操作できます。
まとめ
macOSの標準機能だけで、Macの画面共有は簡単に行えます。Apple IDを使えばインターネット経由で離れた場所のMacともつながり、ローカルネットワーク内ならアドレス指定ですばやくアクセスできます。トラブルシューティングやリモートサポート、資料の説明など、用途に合わせてぜひ活用してみてください。
なお、画面共有以外にも、iCloud経由のファイル同期や「リモート管理」機能など、外部のコンピュータからMacへアクセスする方法はいくつかあります。目的に応じて最適な方法を選びましょう。
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