Windowsで「Microsoft Edgeが応答しない」問題を解決する8つの対処法
Microsoft Edgeが頻繁に応答しなくなる場合、その原因はハードウェアアクセラレーションや不要な拡張機能にある可能性があります。ハードウェアアクセラレーションとは、CPUの負荷の高いタスクをGPUへ移して処理する機能のことです。性能の良いグラフィックボードを搭載している場合は便利な機能ですが、そうでない環境ではMicrosoft Edgeがフリーズしたり応答しなくなったりする原因となることがあります。
もう一つの主な原因は、ブラウザの動作中に多数の不要な拡張機能を有効にしていることです。これによりMicrosoft Edgeがメモリ・CPU・GPUのリソースを大量に消費し、結果として応答しなくなるケースがあります。
この記事では、「Microsoft Edgeが応答しない」問題を解決するための具体的な対処法を順番に紹介します。
1. ハードウェアアクセラレーションを無効にする
最初の対処法は、この問題の原因となりやすいハードウェアアクセラレーションを無効にすることです。ハードウェアアクセラレーション自体は優れた技術で、現在多くのアプリケーションで採用されています。
しかし、CPUからGPUへタスクを移す際に大きなGPUパワーを必要とするため、適切なグラフィックボードがない環境では、アプリケーションが固まったり応答しなくなったりすることがあります。以下の手順で無効化してみましょう。
- Microsoft Edgeを開き、右上の3点リーダー(…)をクリックして設定を開きます。
- 左側のメニューからシステムとパフォーマンスを選択します。
- 「使用可能な場合はハードウェア アクセラレータを使用する」のスイッチをオフにします。
- 変更を反映するため、「再起動」ボタンをクリックします。
- 再起動後もEdgeが応答しない場合は、次の対処法に進んでください。
2. Microsoft Edgeを修復する
Microsoft Edgeのファイルが破損していると、ブラウザが正常に動作しないことがあります。その場合は、Edgeの修復機能を試してみてください。他のブラウザをダウンロードするのと同じように、新しいファイルが取得され、破損したファイルが置き換えられます。
- スタートメニューをクリックし、「アプリの追加または削除」と入力します。
- 設定画面を開き、Microsoft Edgeを見つけます。
- 3点リーダー(…)をクリックし、変更を選択します。
- UAC(ユーザーアカウント制御)のダイアログが表示されたら「はい」をクリックし、続けて「修復」をクリックします。
- ダウンロードと修復が完了するまで待ち、問題が解決したかどうかを確認してください。
3. Microsoft StoreからMicrosoft Edgeを再インストールする
問題が解決しない場合は、Microsoft StoreからEdgeをダウンロードし直す方法もあります。これによりブラウザがゼロからインストールされ、問題の原因となっている破損ファイルが修正されます。
- スタートメニューをクリックし、「Microsoft Store」と入力して開きます。
- 検索欄でMicrosoft Edgeを検索し、インストールをクリックします。
- インストール完了後にEdgeを起動し、問題が解決したか確認しましょう。
4. Microsoft Edgeをリセットする
キャッシュファイルなどの破損した一時データが原因で、Edgeが応答しなくなることもあります。リセットを実行すると、キャッシュがクリアされ、すべての設定が初期状態に戻ります。ただし、保存済みのパスワード、履歴、お気に入り(ブックマーク)は削除されないので安心してください。
- Microsoft Edgeを開き、右上の3点リーダー(…)から設定を開きます。
- 左側のメニューから設定のリセットを選択します。
- 「設定を既定値に戻す」をクリックします。
- 「リセット」をクリックしてブラウザをリセットします。
- 完了後、問題が解消されているかどうかを確認してください。
5. 不要な拡張機能を削除する
バックグラウンドで複数の不要な拡張機能が動作している場合、それらが大量のコンピューターリソースを消費し、Edgeのメモリ不足を引き起こすことがあります。以下の手順で不要な拡張機能を削除しましょう。
- Microsoft Edgeを開き、右上の3点リーダー(…)をクリックします。
- メニューから拡張機能を選択します。
- 「拡張機能の管理」をクリックし、削除したい拡張機能の「削除」をクリックします。
- この手順をすべての不要な拡張機能に対して繰り返し、問題が解決したかどうかを確認してください。
6. Windows Updateをアンインストールする
影響を受けたユーザーからの報告によると、特定のWindows Updateの適用後にEdgeが応答しなくなるケースがあるようです。心当たりがある場合は、以下の手順で更新プログラムをアンインストールしてみてください。
- スタートメニューを右クリックし、設定を選択します。
- 左側のメニューからWindows Updateを開きます。
- 更新の履歴をクリックします。
- 一番下までスクロールし、「更新プログラムのアンインストール」をクリックします。
- 原因と思われる更新プログラムの名前がわかればそれをアンインストールします。わからない場合は、最近インストールされた更新プログラムを順番に試してください。
- 完了後、Microsoft Edgeを起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
7. 新しいユーザーアカウントを作成する
上記の方法でも問題が解決しない場合は、新しいユーザーアカウントを作成してみてください。新しいアカウントでは、Windows標準アプリのファイルを含むすべてのファイルが再作成されるため、問題が解消される可能性があります。
新しいアカウントで問題が解決した場合は、記事の手順に従って、以前のアカウントから新しいアカウントへデータを移行してください。
- Win + Iキーを同時に押して設定を開きます。
- 左側のサイドバーからアカウントを選択します。
- その他のユーザーに移動します。
- 「アカウントの追加」をクリックし、「このユーザーのサインイン情報がありません」を選択します。
- 続けて「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックします。
- ユーザー名を入力し、「次へ」をクリックしてアカウントを作成します。
※パスワードは任意です。空白のままにしても構いません。 - 作成したローカルアカウントを選択し、「アカウントの種類の変更」をクリックします。
- 「標準ユーザー」から「管理者」に変更します。
- 「OK」をクリックしたら、Ctrl + Alt + Deleteを押して「ユーザーの切り替え」を選択し、作成したアカウントでサインインします。
- サインイン後、Microsoft Edgeを起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。
8. 別のブラウザに乗り換える
必ずしもMicrosoft Edgeを使う必要はありません。ChromeやFirefoxなど、Edgeと操作性が似ている高性能なブラウザも多くあります。どうしても問題が解決しない場合は、乗り換えも選択肢の一つです。2023年版のおすすめブラウザ比較記事などを参考に、自分に合ったブラウザを見つけてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 応答しないMicrosoft Edgeを強制終了するには?
タスクバーを右クリックしてタスクマネージャーを開き、一覧からMicrosoft Edgeを選択して「タスクの終了」をクリックすると強制終了できます。
Q. Microsoft Edgeが何度も応答しなくなるのはなぜ?
原因はさまざまですが、最も多いのはハードウェアアクセラレーションの使用です。この機能はCPUからGPUへタスクをオフロードし、アプリの動作を助けるものですが、スペックの低いGPUでは逆にアプリが固まったり応答しなくなったりすることがあります。
Q. Microsoft Edgeが応答しない問題を解決するには?
まず設定からハードウェアアクセラレーションを無効にしてみてください。それでも改善しない場合は、Edgeのファイルが破損している可能性があるため、設定から修復を実行することで解決できることがあります。
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