GoogleのAI概要(SGE)を無効化・非表示にする方法:ステップバイステップガイド
GoogleのAI概要(Search Generative Experience、通称SGE)は、リリース当初から回答の正確性の低さが原因で、多くのユーザーを困惑させてきました。最近の事例では、あるユーザーが腎臓結石の治療法を検索したところ、なんとGoogle AIは「自分の尿を数ガロン飲むこと」を勧めたと話題になりました。
これは決して珍しい例ではありません。別のケースでは、ピザの上でチーズが固まる問題の解決策を尋ねたユーザーに対し、Google AIが「接着剤を使う」と回答したと報告されています。
もしあなたがGoogleのAI概要を有効にしている場合、残念ながら直接オフにすることはできません。好みに関係なく、設定画面から無効化する手段は用意されていないのです。ただし、AI概要をスキップして従来の検索結果に直接アクセスするための間接的な方法はいくつか存在します。本記事では、GoogleのAI概要を回避する具体的な方法を詳しく解説します。
無効化できないなら、どうやって回避・非表示にするのか?
GoogleのAI概要を回避するには、主に2つの方法があります。ひとつは検索クエリを「ウェブ」検索に直接送る方法、もうひとつは拡張機能を使ってAI概要を非表示にする方法です。
拡張機能を利用する場合、仕組みとしてはCSSを操作してHTML要素を消しています。具体的には、AI概要のブロックを特定し、そのdisplayプロパティをnoneに変更することで、Googleの検索結果ページからAI概要が見えなくなります。この方法は、Googleが検索結果ページのコードを大きく変更しない限り有効です。
ただし、Googleの検索結果ページは定期的にアップデートされるため、小さな変更でも拡張機能が動作しなくなる可能性があります。開発者がこうした変更に素早く対応すれば、ブラウザ側で特別な設定をしなくてもAI概要を避けられるでしょう。さらに本記事では、長期的に安定して使える確実な方法も紹介しているので、拡張機能が使えなくなった場合でも安心してください。
方法1:拡張機能でAI概要をブロックする
AI概要を自動的に消す最も手軽な方法は、専用の拡張機能を使うことです。これらの拡張機能はJavaScriptによってAI概要のHTMLブロックへCSSコードを注入し、要素を非表示にします。類似の拡張機能は複数公開されており、おすすめは「Hide Google AI Overview」や「Bye Bye, Google AI」です。
- ブラウザ右上の3点メニューをクリックし、「拡張機能」にカーソルを合わせます。
- 「Chromeウェブストア」を開き、「Bye Bye, Google AI」と検索して、ブラウザに追加します。
- インストールが完了すれば、以降Googleで検索してもAI概要は表示されなくなります。
- さらに便利な機能として、「Bye Bye, Google AI」を有効にした状態で検索前に「W」+「スペースキー」を押すと、AI概要が含まれない「ウェブ」タブへ直接ジャンプできます。
方法2:Chromeのアドレスバー設定を変更して検索する
拡張機能がうまく動作しない場合は、アドレスバーから検索する長期的に信頼できる方法がおすすめです。日頃からアドレスバーで検索している人は多いはずですが、少し設定を変更するだけで、AI概要が含まれないGoogleの「ウェブ」タブへ直接アクセスできるようになります。
- 右上の「3点メニュー」をクリックし、「設定」を選択します。
- 左側のサイドバーから「検索エンジン」を開き、「検索エンジンとサイト内検索を管理」をクリックします。
- 「サイト内検索」セクションの「追加」ボタンをクリックします。
- 以下の情報を各項目に入力します。
Name: Google Web Shortcut: Google.com String URL: {google:baseURL}/search?udm=14&q=%s - 入力後に「追加」をクリックし、作成したサイト内検索の右側にある3点メニューから「デフォルトに設定」を選びます。
- 設定後、アドレスバーで適当なキーワードを検索し、AI概要が表示されないことを確認しましょう。
Android/iOSでGoogleのAI概要をオフにするには?
PC版のChromeのように、スマートフォンでは拡張機能を追加できません。また、Android版ChromeやiOS版Safariといった主要ブラウザにも、カスタム検索エンジンを登録する機能はありません。しかし、Android・iOS両方で利用できるFirefoxであれば、カスタム検索エンジンを追加でき、検索クエリをAI概要なしの「ウェブ」結果に直接送ることが可能です。
- PlayストアまたはApp StoreからFirefoxをインストールします。
- 3点メニューを開き、「設定」を選択します。
- 「一般設定」内の「検索」をタップし、続いて「デフォルトの検索エンジン」をタップします。
- 「検索エンジンを追加」を選択し、以下の情報を入力します。
Name: Google Web String URL: google.com/search?udm=14&q=%s
- 入力後、「保存」をタップし、作成した検索エンジンを選択します。
- これでアドレスバーから検索すると、AI概要を経由せずにGoogleのウェブ検索結果へ直接アクセスできるようになります。
まとめ
GoogleのAI概要は現時点で公式に無効化できないため、拡張機能やカスタム検索エンジンを活用して回避するのが現実的な対応です。PCではChromeの設定変更、スマホではFirefoxのカスタム検索エンジン登録が特に安定しており、今後の仕様変更にも強い方法といえます。快適な検索環境を取り戻したい方は、ぜひ本記事の手順を試してみてください。
著者について

ハムザ・モハマド・アンワール(Hamza Mohammad Anwar)は、MERNスタックを活用した高パフォーマンスなWebアプリケーション開発を専門とするJavaScript開発者です。ReactJS、MongoDB、Express、Node.jsなどの関連技術に精通しており、Google IT認定プロフェッショナルとしてITサポート分野での高い実務能力を有しています。熱心な問題解決者として、自身のPCでエラーを意図的に再現し、さまざまな技術的課題のトラブルシューティングと解決策の探求に取り組んでいます。
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