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Google Chromeの証明書エラーを解決する方法|原因と対処法を徹底解説

ブラウザがWebサイトと情報をやり取りするには、デジタル証明書が必要です。Google Chromeを例に挙げると、Chrome自身が有効な証明書を持ち、かつ通信先のサーバー側にも必要な証明書が揃っている場合にのみ、安全に情報の交換を行います。これらの証明書のいずれかに不備がある、または正しく機能していない場合、Chromeは「証明書が無効である」あるいは「不完全である」という旨のエラーメッセージを表示します。

このエラーが発生する原因はいくつか考えられます。パソコンのシステム時刻のずれや、証明書失効の設定などが主な要因です。本記事では、この問題を解決するための対処法をすべてご紹介します。順番に確認していきましょう。

解決策1:パソコンの日付と時刻を確認する

ブラウザはデータを送受信する際、必ずパソコンの時刻を参照します。これは、いつどの情報にアクセスしたのかを記録し、タイムスタンプとして利用するために必要です。もしパソコンの時刻が正しく設定されていないと、証明書エラーが発生することがあります。まず時刻が正しいかどうかを確認し、その上でWindows Timeサービスが正常に動作していることもチェックしましょう。

  1. Windowsキー + Rキーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログに「control」と入力してEnterキーを押します。
  2. コントロールパネルが開いたら、表示形式に応じて「日付と時刻」または「時計と地域」を選択します。

Google Chromeの証明書エラーを解決する方法|原因と対処法を徹底解説

  1. 日付と時刻の画面が開いたら、「日付と時刻の変更」をクリックします。正しい時刻を設定し、地域(タイムゾーン)も正しいものに変更してください。

Google Chromeの証明書エラーを解決する方法|原因と対処法を徹底解説

  1. すべての変更を加えたら「適用」を押し、エラーなしでWebサイトを閲覧できるかどうかを確認します。

また、「タイムゾーンを自動的に設定する」オプションが使用できない場合や、時刻変更時にWindowsが不安定な動作をする場合は、Windows Timeサービスが稼働していることを確認してください。これはWindows独自の時刻サービスで、システム全体の時刻の一貫性を保つ役割を担っています。

  1. Windowsキー + Rキーを押し、ダイアログに「services.msc」と入力してEnterキーを押します。
  2. サービス一覧の中から「Windows Time」を探し、右クリックして「プロパティ」を選択します。
  3. スタートアップの種類が「自動」に設定されていることを確認します。サービスが停止している場合は「開始」ボタンを押して起動してください。

Google Chromeの証明書エラーを解決する方法|原因と対処法を徹底解説

  1. パソコンを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。

解決策2:証明書失効の設定を変更する

証明書失効リスト(CRL)とは、認証局が有効期限前に失効させたデジタル証明書の一覧で、これらの証明書はもはや信頼できないものとして扱われます。Windowsには、OSが証明書を失効させたり、発行者の証明書失効をチェックしたりできる設定があります。ここでは、この機能を無効化して問題が解決するかどうかを確認します。

  1. Windowsキー + Rキーを押し、ダイアログに「inetcpl.cpl」と入力してEnterキーを押します。
  2. 詳細設定」タブを開き、「発行元の証明書の失効を確認する」と「サーバーの証明書の失効を確認する」の両項目のチェックを外します。

Google Chromeの証明書エラーを解決する方法|原因と対処法を徹底解説

  1. 適用」を押して変更を保存し、画面を閉じます。パソコンを再起動してページを再読み込みし、問題が解決したかを確認しましょう。

※注意:この設定を無効化するとセキュリティレベルが下がる可能性があります。問題解決後は、必要に応じて設定を元に戻すことをおすすめします。

解決策3:アンチウイルスソフト・サードパーティ製アプリを無効化する

多くのアンチウイルスソフトは、ブラウザに追加のセキュリティレイヤーを提供しています。しかしこの追加レイヤーが、ブラウザ本来のセキュリティ機能と競合し、今回のようなエラーメッセージを引き起こすことがあります。

この解決策では、お使いのアンチウイルスソフトの設定をご自身で確認し、インターネット通信を監視するような機能がないかを探す必要があります。具体的には、ネットワーク活動を監視・検査するタイプの機能を探してください。

また、ネットワーク活動を傍受しようとするサードパーティ製アプリケーションも存在します。CCleanerなどのアプリを無効化、またはアンインストールしてみてください。Windowsキー + Rキーを押し、「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押すと、インストール済みの全アプリが表示されます。問題の原因となっていそうなアプリを見つけたら、右クリックして「アンインストール」を選択します。その後パソコンを再起動し、再度Webサイトにアクセスしてみてください。

それでも問題が解決しない場合は、アンチウイルスソフトを完全に無効化してみましょう。無効化後にパソコンを再起動し、エラーなくサイトへアクセスできるかどうかを確認してください。

解決策4:Chromeを再インストールする

上記の方法がすべて上手くいかない場合は、Chromeの再インストールを試みてください。再インストールにより、現在のアプリケーションのファイルやフォルダがすべて削除され、新規インストール時に新しいファイルが強制的に導入されます。この作業を行う前に、ブックマークや重要なデータのバックアップを忘れずに取っておきましょう。既存の設定がすべてクリアされ、エラーが解消されることが期待できます。

  1. Google Chromeの公式サイトにアクセスし、最新版のインストーラーをダウンロードします。

Google Chromeの証明書エラーを解決する方法|原因と対処法を徹底解説

  1. Windowsキー + Rキーを押し、ダイアログに「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押します。
  2. アプリケーション一覧からGoogle Chromeを探し、右クリックして「アンインストール」を選択します。

Google Chromeの証明書エラーを解決する方法|原因と対処法を徹底解説

  1. ダウンロードしておいたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールを完了させます。

その他の対処法

上記の方法に加えて、以下の対策も試してみてください。

  • 新しいユーザープロファイルを作成し、そのプロファイルですべてのサイトに問題なくアクセスできるかを確認する。
  • 干渉の可能性があるサードパーティ製アプリケーションを無効化し、バックグラウンドタスクをすべて終了させる。
  • VPN接続を無効化し、ネットワーク環境が正常に機能していることを確認する。

なお、一般的なサイト(GoogleやYouTubeなどの大手サイトではないサイト)でのみエラーが発生する場合は、サーバー側に問題がある可能性が高いです。この場合はユーザー側でできることは限られており、サイト管理者に連絡して設定の修正を依頼するのが最善の対応となります。

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