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AndroidスマホでWi-Fiがオンにならないときの対処法8選

インターネットは現代の生活に欠かせない存在となり、ネットに接続できないと途端に不安を感じてしまうほどです。モバイルデータ通信は日々安価になり、4Gの登場以降は速度も大幅に向上しましたが、それでも自宅や職場でのインターネット利用にはWi-Fiが第一の選択肢であり続けています。

しかし、Wi-Fiルーターを設置していても、なぜか接続できない——そんな経験はありませんか?その原因の一つとしてよく知られているのが、Androidスマートフォン特有の「Wi-Fiがオンにならない」という不具合です。非常にストレスの溜まる問題ですが、多くの場合は正しい手順で解決できます。この記事では、考えられる原因と、誰でも簡単に試せる8つの対処法を詳しく解説します。

Wi-Fiがオンにならない主な原因

この問題を引き起こす要因はいくつかあります。まず最も可能性が高いのは、端末の空きメモリ(RAM)不足です。空きRAMが45MBを下回ると、AndroidはWi-Fiを起動できなくなります。

次に多いのがバッテリーセーバー(省電力モード)の影響です。省電力モードは消費電力の大きい機能を制限するため、Wi-Fiへの接続が妨げられることがあります。

また、ハードウェアの故障が原因の場合もあります。長期間使用したスマートフォンでは内部パーツが劣化し、Wi-Fiモジュールが損傷している可能性も否定できません。ただし、問題がソフトウェア起因であれば、以下で紹介する簡単な方法で改善できる可能性が十分にあります。

AndroidスマホでWi-Fiがオンにならない問題を解決する8つの方法

1. 端末を再起動する

どんなトラブルでもまず試したいのが、定番の「一度電源を切って入れ直す」方法です。地味に思えるかもしれませんが、一時的なシステムエラーの多くは再起動だけで解消します。電源ボタンを長押しして電源メニューを表示し、「再起動」をタップしましょう。端末が立ち上がったら、クイック設定パネルからWi-Fiをオンにしてみてください。それでもダメなら、次の方法へ進みましょう。

2. バッテリーセーバー(省電力モード)をオフにする

前述のとおり、省電力モードがWi-Fiの起動を妨げているケースがあります。省電力モードは緊急時にバッテリーを延命できる便利な機能ですが、常時オンにしておくのはおすすめできません。背景アプリの停止、画面輝度の低下、Wi-Fiの無効化など、さまざまな機能を制限するためです。バッテリー残量に余裕があるなら、省電力モードをオフにしてみましょう。

  1. 端末の「設定」を開きます。
  2. 「バッテリー」をタップします。
  3. 「省電力モード」または「バッテリーセーバー」のスイッチがオフになっていることを確認します。
  4. 設定後、Wi-Fiをオンにして問題が解決したか確認します。

3. 機内モードがオフになっているか確認する

些細なことに思えますが、うっかり機内モードをオンにしたまま気づいていないケースは意外と多いものです。機内モードが有効だと、Wi-Fiもモバイルデータもすべて無効化されます。通知バーを下にスワイプしてクイック設定パネルを開き、機内モードがオフになっているかを必ず確認してください。

4. 電源サイクルを実行する

電源サイクルとは、端末を電源から完全に切り離すことです。バッテリーが取り外せるタイプの端末なら、電源を切ってバッテリーを取り出し、5〜10分ほど待ってから装着し直してください。

バッテリーが内蔵型の場合は、代わりに電源ボタンを15〜20秒間長押しして強制的に電源を切り、5分以上待ってから再度電源を入れる方法があります。電源サイクルはスマートフォンのさまざまな不具合に効果的な手段です。ぜひ試してみてください。

5. ルーターのファームウェアを更新する

ここまでの方法で改善しない場合、問題はスマホ側ではなくルーター側にある可能性があります。ファームウェアが古いと、認証エラーや接続不良の原因になります。以下の手順で更新しましょう。

  1. ブラウザを開き、ルーターの管理画面のIPアドレスを入力します。
  2. IPアドレスは通常、ルーター本体の裏面に初期ユーザー名・パスワードと一緒に記載されています。
  3. ログイン画面でユーザー名とパスワードを入力します。多くの場合、初期値はどちらも「admin」です。
  4. ログインできない場合は、契約しているネットワーク事業者に問い合わせて認証情報を確認してください。
  5. 管理画面にログインしたら、「詳細設定」タブを開きます。
  6. 「ファームウェア更新」を選択します。
  7. 画面の指示に従って操作すれば、ファームウェアのアップデートが完了します。

6. RAMの空き容量を確保する

冒頭で触れたとおり、空きメモリが45MB未満だとWi-Fiは起動しません。バックグラウンドで動作するアプリやプロセス、未終了のアプリなどが、画面を触っていなくてもRAMを消費し続けるためです。メモリを解放するには、最近使ったアプリの一覧から不要なアプリをすべて閉じましょう。加えて、メモリブースト系アプリを活用するのも効果的です。多くのAndroid端末には標準でメモリ最適化アプリが搭載されており、ない場合はGoogle PlayストアからCCleanerなどのサードパーティ製アプリを入手できます。

  1. ホーム画面から最近使ったアプリの一覧を開きます(端末によっては下部から上にスワイプするジェスチャーで表示されます)。
  2. サムネイルをスワイプするか、ゴミ箱アイコンをタップして全アプリを終了します。
  3. CCleanerなどのRAMブーストアプリをインストールします。
  4. アプリを開き、画面の指示に従って必要なアクセス権限をすべて許可します。
  5. ジャンクファイル・未使用アプリ・重複ファイルなどをスキャンして削除します。
  6. 画面上のワンタップボタンでメモリブーストや空き容量の確保を実行できます。
  7. クリーンアップ完了後、Wi-Fiをオンにして正常に動作するか確認しましょう。

7. 悪質なサードパーティ製アプリをアンインストールする

Wi-Fiがオンにならない原因が、最近インストールしたマルウェア入りアプリである可能性もあります。ウイルスやトロイの木馬が仕込まれたアプリをうっかりダウンロードしてしまうケースは少なくありません。アプリは必ずGoogle Playストアなど信頼できる提供元から入手しましょう。

原因を特定する最も簡単な方法が、セーフモードでの再起動です。セーフモードではサードパーティ製アプリがすべて無効化され、システムアプリのみが動作します。セーフモードでWi-Fiが正常にオンになるなら、原因はインストール済みのサードパーティ製アプリにあると特定できます。

  1. 電源ボタンを長押しして電源メニューを表示します。
  2. 電源ボタンを押し続けると、「セーフモードで再起動」というポップアップが表示されます。
  3. OKをタップすると、端末がセーフモードで再起動します。
  4. なお、機種によって手順が異なる場合があります。上記の方法でうまくいかない場合は、お使いの端末名で検索してセーフモードへの移行手順を確認してください。
  5. 再起動後、Wi-Fiがオンになるかどうかを確認します。
  6. オンになった場合、原因はサードパーティ製アプリであると断定できます。
  7. 最近ダウンロードしたアプリ、特に問題が発生し始めた時期にインストールしたアプリをアンインストールしましょう。
  8. アプリを削除したら、通常どおり再起動してセーフモードを解除します。
  9. 改めてWi-Fiをオンにして、問題が解決したか確認してください。

8. 工場出荷状態への初期化(ファクトリーリセット)を行う

最後に、すべての方法が失敗した場合の最終手段が工場出荷状態への初期化です。端末内のデータがすべて消去され、初めて電源を入れたときと同じ状態に戻ります。アプリ、写真、動画、音楽などのデータはすべて削除されるため、必ず事前にバックアップを作成してください。多くの端末では初期化前にバックアップを促す案内が表示されます。内蔵のバックアップツールを使っても、手動で行っても構いません。

  1. 端末の「設定」を開き、「システム」タブをタップします。
  2. まだバックアップしていない場合は、「データのバックアップ」を選択してGoogleドライブにデータを保存します。
  3. 続いて「リセット」タブを開きます。
  4. 「スマートフォンをリセット」を選択します。
  5. 初期化には時間がかかります。再起動が完了したら、Wi-Fiをオンにして正常に動作するか確認しましょう。

まとめ

この記事では、AndroidスマートフォンでWi-Fiがオンにならない問題の原因と、8つの対処法を解説しました。再起動や省電力モードの解除といった簡単な方法から、セーフモードでの切り分け、最終的な初期化まで段階的に試すことで、ほとんどのケースは解決できます。

しかし、これらすべてを試してもWi-Fiがオンにならない場合は、ハードウェアの故障が疑われます。その際は、お近くの正規サービスセンターに持ち込み、点検を依頼してください。部品の交換で修理できる可能性があります。

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