すべてのWindows PCに導入したい無料Microsoft Storeアプリ ベスト5
Windows PC の使い心地は、設定を細かく調整するよりも、アプリ選びの方が大きく左右されます。幸い、探し回る必要はありません。Microsoft Store には、生産性向上、音質改善、ファイル転送の簡素化、Windows への深いコントロールを実現してくれるアプリが多数揃っています。
その中でも、特におすすめしたいのが今回紹介する5つのアプリです。いずれも Windows がまだ苦手としている部分を補ってくれる存在で、あらゆる PC に入れておく価値があります。しかも、広告や煩わしい要素は一切なく、完全無料というのが嬉しいところです。
FxSound
Windows にいまだ存在しないイコライザー

もう2026年になるのに、Windows には標準のイコライザーが搭載されていません。Spotify など一部のアプリには内蔵されていますが、それ以外の環境では、システムが出力する音質をそのまま受け入れるしかありませんでした。
FxSound は、PC のサウンドを思い通りにコントロールできる無料のイコライザーアプリです。システムレベルで動作するため、ゲームから映画、YouTube 動画まで、あらゆる音声に効果を発揮します。操作性も優れており、インストール直後から「映画」「音楽」「音声」「バスブースト」「音量ブースト」「クラシックプロセッシング」など、コンテンツの種類ごとに最適化された複数のプリセットが利用可能です。もちろん、独自のカスタムプリセットを作成して保存することもできます。
個人的にお気に入りなのはホットキー機能です。キーボード操作だけでイコライザーのオン・オフ切り替え、プリセットの変更、さらには再生デバイスの切り替えまで行えます。
FxSound
対応OS: Windows
価格: 無料
FxSound は、PC のサウンドを好みに合わせて調整できる、システム全体に作用する無料イコライザーアプリです。
PDF24
これ1本で完結するオールインワン PDF ツール
PDF の取り扱いは、誰にとっても時々必要になる作業です。PDF24 は、閲覧や作成はもちろん、編集や整理までこなせる無料のオールインワンツールです。そして「すべて」は文字通りの意味です。
起動すると、すべてのツールが一画面に整理されて表示されます。圧縮、結合、ロック(パスワード保護)、比較、変換、署名、トリミングなどをひとつの場所から実行できます。特定のツールを検索したり、よく使うツールを上部の「お気に入り(Your Favorites)」セクションにピン留めしたりすることも可能です。
使い方は非常にシンプルです。目的のツールを選択し、PDF を開けばすぐに作業開始。ポップアップ広告もなく、しつこい AI 機能による「お節介」もなく、余計なものは一切ありません。アカウント登録すら不要で、インターネット接続なしでも動作します。
PDF24
対応OS: Windows
価格: 無料
PDF24 は、PDF の閲覧・作成・編集をまとめて行える無料のオールインワンツールです。
Blip Transfer
デバイス間ファイル共有の悩みを解決
Windows は現在 Quick Share に対応していますが、iPhone や Mac、さらにはスマート TV へ無線でファイルを転送するネイティブ機能は依然として存在しません。こうした作業を頻繁に行うなら、Blip は必須のアプリです。
多くのファイル転送アプリと同様に、Blip は同一ネットワーク上のデバイスとの間でファイルの送受信ができます。そこまでは珍しくありません。注目すべきは、スマートフォンと PC が別々のネットワークにいる場合でも、インターネット経由で転送を完了できる点です。つまり、両者が物理的に離れていてもファイルを送れるのです。しかもクラウドストレージと違い、ファイル全体のアップロード完了を待つ必要はなく、相手側のデバイスではほぼ瞬時に転送が始まります。
さらに便利なのは、自分の所有するデバイス間での転送では、受信側で Blip を手動で開いて承認する必要がないこと。転送は自動的に完了します。高速・無料・安全な Blip があれば、ファイル転送のストレスとはおさらばできます。
Blip
対応OS: Android、iOS、Windows、Mac、Linux
価格: 無料(法人向けプランあり)
Blip は、オリジナル品質のまま写真・動画・大容量ファイルをデバイス間で送受信できるクロスプラットフォームアプリです。容量制限なし、P2P 直接転送(クラウドアップロード不要)、エンドツーエンド暗号化に対応しています。
PowerToys
1つのアプリに詰まった数十種類の便利ツール

このアプリなしでは PC を使いたくないと言えるほど、私が愛用しているのが PowerToys です。Windows PC に不足している機能を補うユーティリティ集で、その内容は非常に多彩です。たとえばKeyboard Managerでは、キーやショートカットのリマップができます。Command Palette(旧 PowerToys Run)は Windows 検索の強化版とも言えるランチャーで、アプリの起動、コマンド実行、計算、さらには WinGet を使ったアプリのインストールまでこなせます。
Workspaces ツールを使えば、よく使うアプリ一式を事前に定義したウィンドウ配置でワンクリック起動することも可能です。さらに、画像の一括リサイズ、スペースキーでのプレビュー、一括リネームなど、エクスプローラーを強化するアドオンまで用意されています。
PowerToys はマイクロソフト製であり、絶えず改良が続けられているのも安心ポイントです。1つのアプリで PC 上の複数の単機能アプリを置き換えられる、まさに必携の存在です。
Microsoft PowerToys
対応OS: Windows 10 / 11
価格: 無料
主な機能: FancyZones、PowerRename、Color Picker など
Microsoft の PowerToys は、Windows 10 および Windows 11 の機能を拡張するパワーユーザー向けツール群です。無料で提供されており、ウルトラワイドモニターのユーザーにとって優れたウィンドウ管理アップグレードとなる FancyZones などが含まれます。
Wintoys
Windows を賢くカスタマイズする新常識
特定の設定項目を探すために、設定アプリとコントロールパネル、そしてあちこちのシステムメニューを行き来した経験はありませんか?あの面倒さを知っている人なら、Wintoys の価値が一目で分かるはずです。Wintoys は、散らばった重要なシステム設定やツールを、クリーンな単一インターフェースに集約した無料ツールです。
PC のハードウェア情報からインストール済みアプリ、稼働中のサービスまで、あらゆる情報を一望できます。真価を発揮するのは、関連する設定をセクションごとにグループ化している点です。たとえば「Tweaks > Ads」に進めば、提案通知、ロック画面のヒント、Windows のウェルカムエクスペリエンスなどをまとめてオフにできます。「Privacy」セクションでは、プライバシー関連の設定を一括管理可能です。
「Health」タブでは、高速スタートアップ、休止状態、ストレージセンサーといった実用的な設定にアクセスできるほか、SFC、DISM、CHKDSK などの修復コマンドもここから直接実行できます。ドライバー更新の管理、究極のパフォーマンス電源プランの有効化、バッテリーレポートの生成まで可能です。一度使い始めれば、設定アプリを開く頻度は激減するでしょう。
WinToys
対応OS: Windows
価格: 無料
Wintoys は、PC の最適化・不要アプリ削除・修復・カスタマイズをひとつのクリーンなインターフェースから行える無料アプリです。レジストリ編集や専門知識は一切不要です。
まとめ
Microsoft Store は意外と見過ごされがちですが、体験を大きく変えてくれる本当に有用なアプリが揃っています。今回紹介したのはほんの一部で、氷山の一角にすぎません。ぜひご自身でも Microsoft Store を覗いてみてください。無料で役立つアプリがきっと見つかるはずです。
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