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Windowsインストール用のブータブルUSBを作成する方法【コマンドプロンプト完全解説】

ハードディスクをフォーマットした経験はありませんか?ウイルスに感染したり、PCの起動時に「bootmgr is missing」や「NTLDR is missing」といったエラーメッセージが表示されて困ったことはありませんか?こうしたトラブルに遭遇した場合、最も安全な対処法はWindowsの再インストールです。では、具体的にどうすればよいのでしょうか?

このチュートリアルでは、WindowsをインストールするためのブータブルUSB(起動可能なUSBメモリ)の作成方法を、手順を追って詳しく解説します。

「ブータブル(起動可能)」とは何か?

「ブート(Boot)」とは、PCが起動するたびに実行される一連の処理のことです。この処理を行うためには、OSやソフトウェアを起動するためのブートローダーファイルを格納した、起動可能なストレージデバイスが必要になります。

パソコンの内蔵ハードディスクの代わりにコンピューターを起動するために使われるメディア(USBフラッシュドライブ、CD、DVDなど)は、すべて「ブータブルメディア」と呼ばれます。いわば緊急時の修復キットのようなもので、予期せぬトラブルが発生した際にWindowsをインストールするのに役立ちます。

ブータブルUSB作成に必要なもの

  • Windowsのインストール用.isoファイルまたはDVD
  • 最低8GB以上の容量を持つUSBフラッシュドライブ

注意: ブータブル化の過程でUSBはフォーマットされ、中身がすべて消去されます。重要なファイルが保存されていないことを必ず確認してください。

  • USBドライブを操作するためのWindows PC

ブータブルUSBドライブの作成手順

ここでは、コマンドプロンプトを使用して、WindowsのインストールメディアとなるブータブルUSBドライブを作成します。

ステップ1:diskpartでUSBを準備する

  1. 正常に動作しているWindows PCにUSBドライブを接続します。
  2. 検索バーに「コマンドプロンプト」と入力し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。
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  3. コマンドプロンプトの画面にdiskpartと入力します。
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  4. 続けてlist diskと入力し、Enterキーを押します。PCに接続されているすべてのディスクが表示されるので、USBフラッシュドライブのディスク番号を確認して控えておきましょう。
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注意: どれが自分のフラッシュドライブかわからない場合は、一度USBを抜いてlist diskを実行し、その後USBを挿し直してもう一度list diskを実行してみてください。表示の増減で判別できます。通常、フラッシュドライブはディスク一覧の一番下に表示されます。

  1. select diskに続けてUSBドライブの番号を入力し、Enterキーを押します。
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  2. cleanと入力してEnterキーを押すと、USBフラッシュドライブ上のすべてのデータが削除されます。
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  3. 次に、USB上に新しいプライマリパーティションを作成します。create partition primaryと入力してEnterキーを押し、続けてselect partition 1と入力して作成したパーティションを選択します。
    Windowsインストール用のブータブルUSBを作成する方法【コマンドプロンプト完全解説】
  4. 次に、パーティションをフォーマットします。format fs=ntfs quickと入力してEnterキーを押してください。
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    注意: お使いのPCがUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)に対応している場合は、NTFSではなくFAT32でフォーマットしてください。その場合はformat fs=fat32 quickと入力してEnterキーを押します。
  5. activeと入力してEnterキーを押し、パーティションをアクティブにします。
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  6. exitと入力してEnterキーを押します。このあともコマンドプロンプトを使用するため、ウィンドウは閉じないでください。
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ステップ2:ISOイメージからブータブルUSBへファイルを手動でコピーする

これでUSBの準備が整いました。次に、ISOイメージのファイルをUSBに手動でコピーします。以下の手順で、Windows 10およびそれ以前のバージョン用のブータブルUSBドライブを作成できます。

なお、インストールDVDをお持ちの場合も、コマンドプロンプト(CMD)を使ってDVDからブータブルUSBへファイルをコピーできます。その場合は、以下の手順に従ってください。

ここでは、USBドライブがF:ドライブ、DVDドライブがG:ドライブであると仮定して説明します。

デフォルトでは、管理者権限で開いたコマンドプロンプトの作業ディレクトリは「C:\Windows\System32>」になっています。そのため、まずDVDドライブ(G:)に切り替える必要があります。

注意: あらかじめDVDドライブにインストールディスクが挿入されていることを確認してください。

  1. コマンドプロンプトに「G:」と入力してEnterキーを押します。作業ディレクトリがG:ドライブに切り替わります。
  2. 「cd boot」と入力してEnterキーを押します。作業ディレクトリが「G:\boot>」に変更されます。
  3. 「bootsect/nt60 f:」と入力してEnterキーを押します。これにより、F:(USBドライブ)にブートセクタが作成されます。
  4. 次に、「xcopy g:\*.* /s/e/f f:」と入力してEnterキーを押します。混乱を避けるため、ドライブ文字を必ず再確認してください。ここで、GはDVDのドライブ文字、FはUSBのドライブ文字です。
  5. 最後に「exit」と入力してEnterキーを押し、コマンドプロンプトを終了します。

これで、フラッシュドライブはWindows 10をインストールするためのブータブルメディアとして使用できる状態になりました。ISOファイルからWindowsインストール用のブータブルUSBを作成するのは、思ったよりも簡単だったのではないでしょうか。

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