Windows 8 / Server 2012をUEFIモードでインストールするための起動可能USBメモリの作成方法
この記事では、Windows 8やWindows Server 2012をネイティブUEFIモードでインストールするための、特別なUEFI対応ブータブルUSBメモリの作成方法について詳しく解説します。
なぜ通常の起動用USBメモリではUEFI起動できないのか?
標準的な方法で作成したWindows 8の起動用USBメモリは、UEFI搭載のコンピュータへのOSインストールには使用できません。OS上では認識されるものの、そこからシステムを起動することができないのです。
原因は、多くのブータブルUSB作成ツール(Windows 7 USB/DVD Download Toolなどで作成したものを含む)が、デバイスをNTFSファイルシステムでフォーマットすることにあります。UEFIシステムはNTFSやexFAT形式のメディアからの起動をサポートしておらず、FAT32でフォーマットされたメディアからのみ起動できる仕様になっているためです。
そのため、FAT32でフォーマットした起動ディスクを作成し、そこへWindowsのインストールファイルをコピーする必要があります。
事前に準備するもの
- 容量4GB以上のUSBフラッシュドライブ
- Windows 8またはWindows Server 2012のDVDメディア、もしくはISOイメージ
- diskpartユーティリティを実行できる、Windows 7/8/2008/2012が動作するPC
DiskPartでUEFI起動用USBメモリを作成する手順
空いているUSBポートにフラッシュドライブを挿入します(他のUSBストレージデバイスは誤操作防止のため、あらかじめ取り外しておくことをおすすめします)。続いて、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下の手順に従ってコマンドを実行してください。
1. DiskPartを起動する
diskpart2. システム内のディスク一覧を表示する
list disk3. フラッシュドライブに該当するディスクを選択する
ディスクの容量を目安に、対象のUSBメモリを判別してください(例:3番目のディスクの場合)。
select disk 34. ディスクの内容を消去する
注意:このコマンドを実行すると選択したディスク上のすべてのデータが削除されます。前のステップで正しいディスクを選択しているか必ず確認してから実行してください。
clean5. プライマリパーティションを作成する
create partition primary6. 作成したパーティションを選択する
select partition 17. パーティションをアクティブに設定する
active8. FAT32でクイックフォーマットする
UEFIシステムはNTFSからは起動できず、FAT32からのみ起動可能である点を忘れないでください。
format fs=fat32 quick9. ドライブ文字を割り当てる
assign10. DiskPartを終了する
exitWindowsインストールファイルをUSBメモリへコピーする
次に、作成した起動用USBメモリへWindows 8(x64)のインストールファイルをコピーします。Windows 8のISOイメージをマウントし(ここではJ:ドライブと仮定)、USBメモリのドライブ文字をH:として、以下のxcopyコマンドで中身を丸ごとコピーします。
xcopy J:\* H:\ /s /eヒント:64ビット版のWindows Vista SP1、Windows 7、Windows Server 2008 R2向けにUEFI起動可能なUSBメモリを作成する場合は、USBメモリのルートにEFIという名前のフォルダを作成し、その中にbootフォルダをコピーしてください。
UEFIモードでのインストール時の注意点
以上で完成したメディアを使用すれば、UEFIモードでWindows 8をインストールできます。ただし、インストールを開始する前に、UEFIファームウェア(旧BIOS)の起動設定でSecure Boot(セキュアブート)を無効化することを忘れないでください。インストールが完了した後は、セキュアブートを再度有効にしても問題ありません。
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