MacでWindows 10のブータブルUSBを作成する方法【PCの復旧・インストールに】
Windowsを日常的に使っているなら、Windows 10の起動可能なUSBメモリ(ブータブルUSB)を常備しておくことをおすすめします。実際、筆者もメインのWindowsマシンが突然クラッシュし、高度な回復オプションにもアクセスできない状態に陥ったことがあります。そんなときの選択肢は2つ。「別のWindows 10 PCを探す」か「macOSを使って起動可能なUSBドライブを作成する」かです。幸い筆者は後者が可能でした。macOSさえあれば短時間でWindows 10のブータブルUSBを作成でき、無事メインPCを修復できました。
MacでPC用のWindows 10ブータブルUSBを作成する
macOSには「Boot Campアシスタント」という標準ツールが搭載されています。このツールはMacBookへのWindowsインストールだけでなく、Windows 10のインストールメディアの作成にも対応しています。ここでは同じツールを使ってインストールメディアを作成し、Windows 10マシンの復旧に役立てます。
作業の手順は以下の2ステップです。
- Windows 10のISOファイルをダウンロードする
- Boot Campアシスタントでインストーラーを作成する
なお、容量8GB以上のUSBメモリが必要です。接続後に右クリックしてプロパティを確認すれば、ドライブの容量を調べることができます。
1. Windows 10のISOファイルをダウンロード
ISOのダウンロードで嬉しいのは、面倒な裏ワザが一切不要な点です。Windowsからダウンロードする場合、通常はブラウザの設定を工夫しないと直接リンクが表示されませんが、macOSのSafariでアクセスすれば、バージョンを選択するだけでMicrosoftが直接ダウンロードリンクを提示してくれます。
- Microsoft公式サイトのWindows 10 ISOダウンロードページにアクセスする
- 「Windows 10」を選択し、エディション(バージョン)を選ぶ
- ISOファイル(約5GB)のダウンロードが始まる
2. Boot Campアシスタントでインストーラーを作成
まず、USBメモリをMacBookのポートに挿入します。この処理でUSB内のすべてのデータは消去されるため、中に必要なファイルがある場合は必ず事前にバックアップを取ってください。
次に、「commandキー+スペースキー」でSpotlight検索を起動し、「boot camp assistant(Boot Campアシスタント)」と入力してEnterキーでアプリを起動します。「続ける」ボタンをクリックすると、2つ目のOS用の領域確保などの準備処理が行われる場合があります。筆者の環境では20分ほどかかりました。
続いて、「Windows 10以降のインストールディスクを作成」というチェックボックスにチェックを入れます。Windowsインストールの項目が表示されている場合は、チェックを外しておきましょう。「続ける」をクリックすると、ISOファイルがダウンロードフォルダにある場合、Boot Campアシスタントが自動的に検出します。見つからないときは、手動で正しいISOファイルを指定することも可能です。
次に、ターゲットとしてUSBメモリを指定します。これがブータブルUSBになります。再度「続ける」をクリックし、作成が完了するまで待ちます。完了までには20〜25分ほどかかることがあります。
処理が完了すると、USBメモリの名前が「WININSTALL」に変わっているはずです。これを取り出せば、任意のPCでWindowsの復旧や新規インストールに使用できる状態になります。
以上で完了です。Windowsマシンが手元にない状況では、この方法は非常に素早くて便利だと感じました。
ちなみに、Windows 10にも「回復ドライブ」という類似の機能があり、Windows上でレスキューディスクを作成できます。万が一のトラブルに備えて、常にPCのそばに1本用意しておくと安心です。
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