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Windows 10の「近距離共有」機能でファイルをワイヤレス転送する方法

MicrosoftのWindows 10 April 2018 Update(バージョン1803)には、実用的な新機能が数多く搭載されています。そのひとつが、AppleのAirDropに似た「近距離共有(Nearby Sharing)」です。この機能を使えば、近くにある他のデバイスとファイルやリンクをワイヤレスで共有できます。BluetoothとWi-Fiを利用して、ファイルやフォルダーを手軽に送受信することが可能です。

近距離共有を有効にする方法

この機能を利用するには、まず両方のデバイスでBluetoothまたはWi-Fiがオンになっている必要があります。加えて、設定画面から近距離共有機能を有効化しましょう。「設定」>「システム」>「エクスペリエンスの共有」と進むことで有効にできます。ここで設定を変更すれば、自分のデバイスからのみ共有を許可するか、すべてのデバイスからの共有を受け入れるかも選択可能です。

Windows 10の「近距離共有」機能でファイルをワイヤレス転送する方法

ポイント:アクションセンターからでも近距離共有のオン/オフを素早く切り替えられます。アクションセンターを開いて「近距離共有」ボタンをクリックするだけでOKです。もし該当するボタンが見当たらない場合は、「設定」>「通知とアクション」>「クイックアクションの追加または削除」から追加しておきましょう。

Windows 10の「近距離共有」機能でファイルをワイヤレス転送する方法

ファイルを共有する手順

1) エクスプローラーを開きます。
2) 共有したいファイルがある場所へ移動します。
3) ウィンドウ左上の「共有」ボタンをクリックするか、ファイルを右クリックして「共有」を選択します。

Windows 10の「近距離共有」機能でファイルをワイヤレス転送する方法

4) 新しいウィンドウが開き、接続可能なデバイス、アプリ、連絡先の一覧が表示されます。

Windows 10の「近距離共有」機能でファイルをワイヤレス転送する方法

5) 送信先のデバイスを選択すると、ファイルを共有中であることを知らせる通知が表示されます。

Windows 10の「近距離共有」機能でファイルをワイヤレス転送する方法

6) 受け取り側のデバイスにもファイル受信の通知が届きます。「保存」または「拒否」を選んで、受け取るかどうかを判断できます。

Windows 10の「近距離共有」機能でファイルをワイヤレス転送する方法

写真やリンクを共有する方法

Windowsでは、写真やリンクの共有にも対応しています。「フォト」アプリで写真を、「Microsoft Edge」でリンクをそれぞれ共有できます。

リンクの共有

EdgeでWebページやリンクを共有するには、まずブラウザーで対象のページを開き、右上にある共有ボタンをクリックするだけです。

写真の共有

「フォト」アプリを開き、共有したい写真をクリックしてから共有ボタンを押します。複数の写真をまとめて共有したい場合は、複数枚を一度に選択してから共有ボタンをクリックすればOKです。

Windows 10の「近距離共有」機能でファイルをワイヤレス転送する方法

ファイル共有前に確認しておきたいこと

  • Bluetoothのバージョン:両方のデバイスがBluetooth 4.0以上に対応している必要があります。
  • 通信範囲:両方のデバイスが互いの通信範囲内に入っている必要があります。
  • Windowsのバージョン:デバイスにはWindows 10 バージョン1803以降がインストールされている必要があります。

注意:OneDrive上のファイルは独自の共有機能を持っているため、近距離共有を使って転送することはできません。

近距離共有が使えないときの対処法

近距離共有が正常に動作しない場合、以下のような原因が考えられます。

1) 両方のデバイスが互いの通信範囲内にあるか確認する。
2) 両方のデバイスでBluetoothドライバーが最新の状態になっているか確認する。
3) 両方のデバイスで近距離共有が有効になっているか確認する。

まとめ:現状は速度面に課題あり

現時点では、近距離共有は他のファイル転送手段と比べて転送速度がかなり遅いのが実情です。そのため、大容量ファイルの転送には向いておらず、大きなファイルを移す場合はUSBメモリーや外付けハードディスクを使うのがおすすめです。

近距離共有はまだ発展途上の機能であり、今後どのように進化していくのか注目されています。Microsoftは最新OSへ継続的に新機能を追加しており、転送速度が向上すれば、ファイル転送の強力なツールになる可能性を秘めています。小さなファイルのやり取りであれば、外部ドライブを使うよりも手軽なので、日常的な利用には十分便利だと言えるでしょう。

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