MacとWindows PC間でファイルを共有・移行する6つの方法
新しいMacを購入したものの、Windows PCからデータをどう移せばいいのか悩んでいませんか?OSが異なるためデータ転送が難しいのでは、と考えるのは自然なことです。しかし実際には、正しいソフトウェアを使ったり適切な手順を知っていれば、ドキュメントやメディアファイル、写真などをMacとWindowsの間で簡単にやり取りできます。ただし、後でアクセスしやすいように、転送したいデータをあらかじめ整理しておくことをおすすめします。
事前準備:PCのIPアドレスを確認する
転送作業を始める前に、自分のコンピュータのIPアドレスを把握しておく必要があります。IPアドレスがわからない場合は、以下の手順で確認しましょう。
- WindowsキーとRキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。
- 実行ウィンドウにcmdと入力してコマンドプロンプトを起動します。
- コマンドプロンプトが開いたら、「ipconfig」と入力してEnterキーを押します。
- 「IPv4アドレス」と表示されている行を探し、そのIPアドレスをメモしておきます。
- IPアドレスは「172.168.1.1」のような形式で表示されます。
ここからは、MacからWindowsへ(またはWindowsからMacへ)ファイルを転送する6つの方法を順番に紹介します。
方法1:移行アシスタント(Migration Assistant)を使う

転送を開始するには、両方のシステムを接続する必要があります。この時点で、転送したいフォルダはすでに準備できているはずです。まずWindows PCに「Windows移行アシスタント」をダウンロードしてインストールし、PCの動作速度を上げるためにすべてのアプリケーションを閉じておきましょう。
両方のシステムを接続するには、以下の手順に従います。
- PC上でWindows移行アシスタントを開きます。
- 「続ける」をクリックして処理を開始します。

- Macを起動し、「ユーティリティ」フォルダから移行アシスタントを開きます。
- 画面の指示に従って、Windows PCをMacに接続します。
- 求められたら管理者の認証情報を入力します。
- Macの移行ウィンドウに表示される利用可能なコンピュータの一覧から自分のWindows PCを選択し、PC側にMacに表示されたパスコードが表示されるのを待ちます。

- 接続が確立されると、Macが移行対象のフォルダをスキャンします。
- スキャンが完了するとフォルダの一覧が表示されるので、転送したいファイルを選択します。

- 処理が開始されると、転送にかかる推定時間と転送するファイルのサイズが表示されます。
処理が完了すると、移行アシスタントが通知してくれます。両方のシステムで移行アシスタントを閉じて作業終了です。
方法2:クラウドストレージサービスを使う
クラウド経由でのファイル転送も、PCからMacへのデータ移行に便利な方法です。転送を始めるには、iCloudなどのクラウドストレージと、PCおよびMac両方で動作するインターネット接続が必要です。
PCでクラウドサービスにログインし、ファイルをその保存場所にコピーします。次にMacで同じクラウドストレージアカウントにログインし、ファイルやフォルダをMacにコピーすれば完了です。
方法3:ネットワーク経由で共有する
転送を開始するには、両方のシステムをネットワーク経由で接続する必要があります。先ほど確認したIPアドレスを使用して、以下の手順でMacをネットワークに接続し、ファイルを転送します。
- MacでCommandキー+Kを押すか、「移動」メニューから「サーバへ接続」を選択します。
- smb://に続けて、転送したいファイルがあるPCのIPアドレスを入力します(例:smb://172.168.1.1)。
- 「接続」をクリックすると認証を求められます。共有フォルダが設定されていない場合は、共有するフォルダを選択するよう促されます。
- 接続が確立したら、転送したいフォルダを特定し、Macの共有フォルダへドラッグ&ドロップします。
処理が完了したら、共有を停止して接続を切断しましょう。所要時間はネットワークの速度や転送するファイルのサイズによって異なります。
方法4:直接ケーブル接続を使う
直接ケーブル接続によるファイル移行は手軽で、最速の転送方法になることもあります。以下の手順で行います。
- MacでCommandキー+Kを押すか、「移動」メニューから「サーバへ接続」を選択します。
- smb://に続けて、転送したいファイルがあるPCのIPアドレスを入力します(例:smb://172.168.1.1)。
- 「接続」をクリックすると認証を求められます。共有フォルダが設定されていない場合は、選択を促されます。
- 接続が確立したら、転送したいフォルダをMacの共有フォルダへドラッグ&ドロップします。
方法5:メール添付を使う
片方のマシンからメールを送信し、もう片方のマシンで受信するのも、手軽にデータを取り出せる方法のひとつです。転送したいファイルやフォルダをメールに添付して自分自身宛てに送信し、別のマシンでそのメールを開けば完了です。ただし、添付ファイルの容量制限があるため、大容量データには向いていません。
方法6:リムーバブルメディアを使う
外付けハードディスク(HDD)、USBメモリ、CD、DVDなどのポータブルデバイスは、WindowsからMacへ、またはその逆にデータを転送するのに便利な媒体です。選んだポータブルデバイスをWindows PCに接続してデータを転送し、
次にそのデバイスをMacに接続してデータをコピーするだけです。
まとめ
以上が、Windows PCからMacへデータを転送するための最も簡単な方法です。それぞれの環境やデータ量に合わせて最適な方法を選び、ぜひ試してみてください。どの方法があなたに合っていたか、体験談もぜひお聞かせください。
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