Windows 10でPCのプロセッサ(CPU)の動作速度を確認する方法
PCの性能を評価する際に最も注目される指標といえば、やはり「速さ」でしょう。コンピュータの総合的なパフォーマンスは複数のハードウェアの「速度」の総和によって決まりますが、その中でもプロセッサのクロック速度が最も重要な要素と見なされがちです。
自分のCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)の定格性能を確認するには、タスクマネージャーを起動します。キーボードの「Ctrl + Shift + Esc」を同時に押せばすぐに起動できます。次に、画面上部の「パフォーマンス」タブをクリックしてください。
CPUの詳細ページで確認できる情報
「パフォーマンス」タブを開くと、CPUの詳細ページが表示されます。プロセッサの定格速度は、画面右下の「基本速度」欄に表示されます。この例では4.2GHzです。

一般的に、この数値が大きいほどPCは高速に動作する傾向があります。しかし実際には、この数値だけでは特定のCPUが他のモデルと比べてどれほど速いのかを正確に判断することは難しくなりつつあります。
「基本速度」だけでは実力はわからない
まず注意したいのは、「基本速度」にはプロセッサのターボブースト機能が考慮されていないという点です。IntelとAMDのどちらも、熱的な余裕がある場合にCPUを通常速度以上へ自動的に引き上げる仕組みを採用しています。
上のスクリーンショットでは、その様子を確認できます。「基本速度」は4.20GHz(赤字)ですが、現在の動作速度(オレンジ色)は4.37GHzと表示されています。スクリーンショットを撮影した時点では、CPUにわずかなターボブーストがかかり、基本速度を上回る速度で動作していたのです。
コア数もパフォーマンスを左右する重要な要素
CPUの性能を決めるもう一つの重要な要素がコア数です。たとえば、クアッドコア(4コア)プロセッサの基本クロックが4.2GHzである一方、オクタコア(8コア)チップは3.6GHzという定格かもしれません(あくまで例示用の数値です)。しかし、マルチコアに対応したプログラムを実行する場合、オクタコアCPUはクアッドコアを大きく上回るパフォーマンスを発揮します。
クロック速度の正しい見方
クロック速度を額面通りに受け取ることはできませんが、新しいPCを選ぶ際には知っておくと役立つ指標であることに変わりありません。覚えておきたいのは、古いノートパソコンの方が、今日店頭にある新型モデルよりも高いクロック速度を謳っているケースがあるということです。
近年のプロセッサはエネルギー効率が大幅に向上し、より多くのコアを搭載するのが一般的になっています。基本クロック速度は比較的低めに設定されていることが多いものの、実際の処理性能はほとんどの場合、数年前の製品を大きく上回っています。スペック表の数字だけでなく、世代やコア数といった要素も総合的に確認することが、後悔しないPC選びのポイントです。
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