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Windows 10で不要なストアアプリの自動インストールを防ぐ方法

Windows 10には、あらかじめインストールされたストアアプリが多数含まれています。本記事では、不要なMicrosoft Storeアプリのインストール・再インストール・自動更新、さらにはそれらのアプリの広告表示を防ぐ方法を詳しく解説します。

なぜWindows 10には不要なアプリが入るのか

Microsoftは「Windows as a Service」というコンセプトのもとでWindows 10を提供しています。この仕組みにより、Microsoftはプロモーション情報やサービス、アプリなどを自由にユーザーへ配信できる立場にあります。Windows 10が当初無料で提供された背景にはこの考え方があり、同時にMicrosoftはそこから収益を得ることにも成功しました。

2015年、MicrosoftはCandy Crushシリーズの開発元であるKingと提携したことを明らかにしました。この提携により、Candy Crush Sagaやその後のCandy Crush Soda SagaといったKingのアプリが、Windows 10のOOBE(Out of Box Experience:初回セットアップ画面)に組み込まれる形でユーザーに配信されるようになりました。

その後もWindows 10の機能更新プログラムが繰り返されるたびに、スタートメニューで宣伝されるアプリは増え続けています。Twitter、Photoshop、3D Builder、Microsoft Solitaire CollectionなどのUWPアプリが、プリインストールされて届くことも珍しくありません。

問題点:ストレージを圧迫するバックグラウンドダウンロード

オンラインコミュニティでは、これらのプリインストールされたバグウェア(不要アプリ)が最大750MBものストレージを消費するという報告があります。多くの場合、OSが入っているパーティション、つまりローカルディスク(C:)を占有してしまいます。

さらに厄介なのは、これらのアプリがユーザーの同意なしに、Microsoft Storeから最新版がバックグラウンドで自動ダウンロードされる点です。ダウンロード状況はMicrosoft Storeの「ダウンロードと更新」セクションで確認できますが、ほとんどのユーザーは気づかないままです。

なお、企業向けのLTSチャネル(Long Term Servicing Channel)版や、Windows 10 Pro for Workstationsエディションでは、こうしたプリインストールアプリは含まれません。ただし、Pro for Workstationsは約300ドルと、一般向けエディションに比べてかなり高価です。

以前はグループポリシーでこれらのアプリのインストールを防止できましたが、Windows 10 バージョン1607以降、そのオプションは削除されました。しかし、諦める必要はありません。設定アプリの変更などで対処する方法が残されています。

方法1:スタートメニューのアプリ候補表示をオフにする

まずは、Windows 10がさまざまなアプリやサービスを提案してくるのを止めましょう。

  1. スタートメニューから「設定」アプリを開くか、「Win + I」キーを押します。
  2. 「個人用設定」をクリックします。
  3. 左側のメニューから「スタート」を選択します。
  4. 右側のパネルにある「ときどきスタートにおすすめを表示する」のトグルスイッチを「オフ」にします。

これで、Windows 10が勝手にアプリやサービスを提案してくることはなくなります。

方法2:Microsoft Storeの自動更新を無効化する

次に、バックグラウンドでのアプリダウンロード自体を停止します。

  1. Microsoft Storeを開きます。
  2. 右上隅の三点リーダー(…)メニューをクリックします。
  3. 「設定」を選択します。
  4. 「アプリを自動的に更新する」のトグルスイッチを「オフ」にします。

これにより、プリインストールされた不要アプリがバックグラウンドで勝手にインストールされるのを防げます。

さらに、アプリのおすすめを一切表示させたくない場合は、Microsoft Storeの設定にある「ライブタイル」機能や「ビデオの自動再生」機能も無効にしておくとよいでしょう。

方法3:レジストリを編集してサイレントインストールを無効化する

より確実に制御したい場合は、Windowsレジストリの調整が有効です。

  1. 「regedit」と入力してレジストリエditorを起動し、次のキーへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ContentDeliveryManager
  1. 新しいDWORD値を作成し、名前をSilentInstalledAppsEnabledにします。
  2. 値を0に設定するとアプリの自動インストールが無効になり、1にすると有効になります。

ちなみに、フリーツールのO&O ShutUp10を使えば、こうした設定をGUI上で簡単に行うこともできます。レジストリ編集に不安がある方にはおすすめの方法です。

まとめ

以上の手順を実行すれば、煩わしい広告や、許可なく行われる不要アプリのインストールから、あなたのWindows 10マシンを守ることができるはずです。快適なPC環境を維持するために、ぜひ試してみてください。

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