Microsoft EdgeのコンテンツプロセスがWindowsで機能しなくなる問題の解決方法
Windowsでは、処理を効率化・高速化するために多くのプログラムがヘルパープロセスを利用しています。Microsoft Edgeもその一例で、「Edge Content Process(エッジ コンテンツ プロセス)」と呼ばれるプロセスを使用しています。このシステムプロセスはWindowsの起動時に自動的に読み込まれるため、Edgeの起動速度が向上します。
Microsoft Edgeに関連するプロセスは主に以下の3つです。
- MicrosoftEdge.exe
- MicrosoftEdgeCP.exe
- MicrosoftEdgeSH.exe
このうち「CP.exe」で終わるものがEdgeコンテンツプロセスです。信頼性モニター(Reliability Monitor)に「Microsoft Edge Content Process が動作を停止しました」というエラーが繰り返し表示されるという報告が多数寄せられています。
Microsoft Edgeコンテンツプロセスが動作を停止する問題への対処法
この問題に対しては、以下の3つの方法を順番に試すことをおすすめします。
- Microsoft Edgeのリセットまたは修復
- PowerShellを使ったEdgeの再登録
- セキュリティソフトウェアの確認
作業を始める前に、必ずEdgeを完全に閉じておいてください。
1] Microsoft Edgeのリセットと修復
- [スタート] > [設定] > [アプリ] > [アプリと機能] を開きます
- 一覧から「Microsoft Edge」を探して選択します
- [詳細オプション] をクリックします
- [修復] または [リセット] をクリックします
リセットを実行すると、閲覧履歴などの一部のデータは失われますが、お気に入りや保存済みのタブなどは保持されます。
2] PowerShellを使ってEdgeを再登録する
アプリの再登録は、修復やリセットでは対応できない問題にも有効な手段です。ここではPowerShellのGetコマンドレットを使用します。
まず、以下のパスへ移動してください。
C:\Users\%username%\AppData\Local\Packages
「Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe」のような名前のフォルダを探します。フォルダの中に入り、中身をすべて削除してください。
次に、「Win + X」キーでPowerShellを開き、以下のコマンドを実行してEdgeを再インストール・再登録します。
Get-AppXPackage -AllUsers -Name Microsoft.MicrosoftEdge | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml" -Verbose}これらの手順を実行すれば、コンテンツプロセスが停止する問題は解消されるはずです。
3] セキュリティソフトウェアを確認する
フォーラムの報告によると、「IBM Trusteer Rapport」というセキュリティソフトが原因となったケースがあります。このソフトは金融機関向けのもので、個人および法人顧客をマルウェア感染やフィッシング攻撃から保護する目的で使用されています。これに類似したソフトウェアが、Edgeのコンテンツプロセスを強制終了させている可能性があります。
Rapportの「Early Browser Protection(早期ブラウザ保護)」を無効にする手順は以下の通りです。
- [スタートメニュー] > [プログラム] > [Trusteer Endpoint Protection] > [Trusteer Endpoint Protection Console] からRapportのコンソールを開きます
- 右下の緑色の矢印をクリックして次のページへ進みます
- 左上の「Security Policy(セキュリティポリシー)」の下にある「Edit Policy(ポリシーの編集)」をクリックします
- 画像に表示されている文字を入力し、「OK」をクリックします
- 「Early Browser Protection」を見つけて、ドロップダウンメニューから「Never(無効)」を選択します
- 「Save(保存)」をクリックし、パソコンを再起動します
その後、問題が解決したかどうかを確認してください。他のセキュリティソフトを使用している場合も、「Early Browser Protection」に類似した設定項目がないか確認し、あればEdgeに対して無効にしてみてください。
以上の方法で、コンテンツプロセスの問題は解決できるはずです。
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