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Windows 10アップグレード後にCMAKベースのVPNが動作しないときの対処法

本記事では、Windows 10へのインプレースアップグレード後にCMAKベースのVPNクライアントが動作しなくなる問題の解決方法を解説します。Connection Manager Administration Kit(CMAK)を使用すると、VPNユーザー向けにカスタマイズされたダイヤルアップネットワーク接続(コネクトイド)やダイヤラーを作成できます。

Connection Manager Administration Kitとは?

Windows 10アップグレード後にCMAKベースのVPNが動作しないときの対処法

CMAK(Connection Manager Administration Kit)を利用すると、リモートサーバーやネットワークへの事前定義済み接続を作成することで、ユーザーのリモート接続オプションを柔軟にカスタマイズできます。なお、CMAKはオプションコンポーネントのため、初期状態ではインストールされていません。ユーザーがリモートネットワークへアクセスするための接続プロファイルを作成するには、あらかじめCMAKをインストールしておく必要があります。

CMAKウィザードは実行可能ファイル(.exe形式)を生成します。このファイルは、さまざまな方法でユーザーへ配布できるほか、OSイメージの一部として展開作業に組み込むことも可能です。

Connection Managerは、VPNサーバーによって保護されたインターネットサービスプロバイダ(ISP)や企業内ネットワークなど、リモートネットワークへの接続を支援するクライアント向けネットワーク接続ツールです。このツールを活用すれば、リモートサーバーやネットワークへの事前定義済み接続を作成し、組織内のユーザーにとって最適なリモート接続環境を提供できます。

CMAKでVPN接続を作成するメリット

CMAKを使ってVPN接続(コネクトイド)を作成することには、多くの利点があります。主なメリットは以下のとおりです。

  • VPN接続の手動設定が不要になり、導入の手間を大幅に削減できる
  • 接続設定をロックダウンでき、スプリットトンネリングなど危険なセキュリティ構成をユーザーが行えないようにできる
  • VPNクライアントにWebプロキシ設定を事前構成し、ISA Serverのファイアウォールポリシーをクライアント側でも強制できる
  • Phone Book Serviceを活用することで、最新の電話番号やVPNサーバーアドレスへ自動更新できる
  • Routing and Remote Accessの検疫機能を利用し、CMAK接続にスクリプトパラメータを組み込むことで社内ネットワークを保護できる

Windows 10アップグレード後にCMAKベースのVPNが動作しない

Windowsを対象のWindows 10バージョンへアップグレードした後、Connection Manager Administration Kit(CMAK)ベースの仮想プライベートネットワーク(VPN)クライアントを起動できなくなるケースがあります。

Windows 10アップグレード後にCMAKベースのVPNが動作しないときの対処法

この問題に対して、Microsoftが推奨している解決策は、CMAKベースのVPNパッケージを再インストールすることです。

具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 既存のCMAKベースのVPN接続を削除します。
  2. CMAKウィザードを使用して、接続プロファイル(実行可能ファイル)を新たに作成し直します。
  3. 生成された実行ファイルを実行し、VPN接続を再インストールします。

再インストールによって、アップグレード時に失われた接続設定やシステムへの登録情報が復元され、VPNクライアントが正常に動作するようになります。

本記事が問題解決のお役に立てば幸いです!

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