Windows 10でオフラインファイルのアイコンにオーバーレイが表示されないときの原因と対処法
「オフライン ファイル」は、同期センター(Sync Center)に含まれる機能の一つです。サーバーへのネットワーク接続が一時的に利用できない状況でも、ネットワーク上のファイルを引き続き利用できるようにします。この機能を有効にすると、ネットワーク上に保存されたファイルのコピーがPC内にも保持され、いつでもオフラインでアクセスできるようになります。
本記事では、Windows 10においてオフライン ファイルのアイコンにオーバーレイが正しく表示されなくなる問題について、その原因と回避策、さらに恒久的な解決方法をわかりやすく解説します。

アイコン オーバーレイなしで表示されるオフライン ファイルとは
Windows 10およびWindows Server 2019の環境では、エクスプローラーがオフライン ファイルのアイコンを正しく表示できないケースがあります。
通常、オフライン状態のファイルは、ファイル アイコンの左下に「x」マークが付いたオーバーレイ アイコンによって識別できます。ところがこの問題が発生すると、オフライン ファイルが通常のファイルとまったく同じアイコンで表示されてしまい、見た目だけでは区別できなくなります。
この現象の原因は、シェル側の仕様変更により、Windowsがファイルをオフライン ファイルとして正しく検出できなくなることです。その結果、エクスプローラーがオーバーレイ アイコンを表示しなくなります。
この問題に直面した場合は、以下のいずれかの方法で対応できます。
【回避策】UNCパスでフォルダを開く
まず試したいのが、UNC(Universal Naming Convention)パスを使って対象のフォルダを直接開く方法です。たとえば「\\server\share\path」のような形式で指定します。
この方法は、「\\server」がローカル コンピューターを指す場合でも、リモート コンピューターを指す場合でも有効です。UNCパス経由でフォルダを開けば、該当ファイルが実際にオフライン状態であることを確認できます。
【恒久対策】最新の累積更新プログラムをインストールする
問題を根本的に解決するには、影響を受けているWindowsクライアントおよびサーバーの各バージョンに対応した、最新の累積更新プログラムをインストールしてください。
あわせて、Windows 10自体を最新バージョンへアップグレードしておくことも強く推奨します。OSを常に最新の状態に保つことで、同様の不具合の発生リスクを減らせます。
この記事がお役に立てば幸いです。
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