【Windows 11/10】レガシーなWindowsブートマネージャーを表示してF8キーでセーフモードを起動する方法
Windows 8の「詳細ブートメニューオプション」やWindows 11/10の「高度なスタートアップオプション」からスタートアップ設定にアクセスする方法は、これまでにもご紹介してきました。また、Shiftキーを押しながら電源ボタンの「再起動」をクリックすることでも、起動オプションの画面を表示できます。ただしこの方法では、下図のようなスタートアップ設定の画面にたどり着くまでに、何度かクリック操作を繰り返す必要があります。
この記事では、Windows 11/10でレガシー(従来型)のWindowsブートマネージャーを有効化してスタートアップ設定を表示し、F8キーを使って自動的にセーフモードで起動する方法を解説します。
Windows 11/10では、F2キーやF8キーの受け付け時間が極端に短縮されているため、起動時にF8キーを押してもセーフモードに入れないケースが少なくありません。今回のテクニックを使えば、スタートアップ設定を表示したうえで、F8キーを確実に活用できるようになります。
Windows 11/10で起動時にスタートアップ設定を表示する手順
WinXメニュー(Windowsキー + X)を開き、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。次のコマンドを入力してEnterキーを押してください。
bcdedit /set {bootmgr} displaybootmenu yes

「操作は正しく終了しました(The operation completed successfully)」という確認メッセージが表示されれば成功です。
続けてPCを再起動すると、以下のような画面が現れます。ここでは例としてWindows 8のみがインストールされたノートPCを使用しているため、「Windows 8」だけが表示されています。

この画面でF8キーを押すと、そのOSの「詳細スタートアップオプション」が表示され、続いて以下のようなスタートアップ設定の選択肢が現れます。

- デバッグの有効化: 高度なトラブルシューティングモードでWindowsを起動します
- ブートログの有効化: 起動中に読み込まれたドライバーの一覧をntbtlog.txtファイルに記録します
- 低解像度ビデオの有効化: 現在のビデオドライバーを使用し、低解像度(640×480)およびリフレッシュレートの設定でWindowsを起動します
- セーフモードの有効化: 最小限のドライバーとサービスだけでWindowsを起動します
- ネットワーク付きセーフモードの有効化: インターネットやネットワーク上の他のコンピューターにアクセスできる状態でセーフモードを起動します
- コマンドプロンプト付きセーフモードの有効化: コマンドプロンプト(CMD)とともにセーフモードを起動します
- ドライバー署名の強制を無効化: 不正な署名を含むドライバーのインストールを許可します
- 起動後マルウェア対策保護の無効化: 起動初期段階で動作するマルウェア対策ドライバーの開始を防ぎます
- 障害発生時の自動再起動を無効化: ストップエラー(ブルースクリーン)でWindowsがクラッシュした際の自動再起動を防止します
さらに多くのオプションを確認したい場合は、F10キーを押してください。お使いのシステムで利用可能な追加オプションが表示されます。

筆者の環境では、次の項目が表示されました。
- 回復環境の起動: 回復オプションを起動します。
このように、Windowsのスタートアップ設定にアクセスできるようになれば、トラブルシューティングなど数多くの重要な作業を実行できます。スタートアップ設定を活用すれば、必要な場面で簡単にセーフモードで起動することも可能です。
なお、Enterキーを押せば、通常のWindows OSへ戻ることができます。
Windowsブートマネージャーの表示を元に戻したい場合は、管理者権限のコマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、Enterキーを押してください。
bcdedit /set {bootmgr} displaybootmenu no

これで、PCを再起動するとWindows 11/10のサインイン画面へ直接起動するようになります。
また、F8キーを有効化してセーフモードで起動する方法も別途解説していますので、あわせてご参照ください。
余談ですが、Windows 95の時代には、Shiftキーを押しながら「再起動」をクリックすると、コンピューター本体を再起動せずにWindowsだけが再起動していました。現在のWindows 11/10で同じ操作を行うと、起動オプションの画面が表示される仕様に変わっています。
関連記事: Windows 11/10を「高度なスタートアップオプション」画面へ直接起動する方法

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