Windows 10でログオフ時にイベントID 7031・7034エラーが発生する原因と対処法
イベントビューアーは、Windowsコンピューターで発生するさまざまな出来事を一意に識別するために「イベントID」を使用します。たとえば、ユーザーの認証に失敗した場合、システムはそれに対応するイベントIDを生成します。本記事では、Windows 10からログオフする際にイベントID 7031または7034のエラーが記録されるケースを取り上げ、その原因と効果的な対処法を詳しく解説します。
ログオフ時のイベントID 7031 / 7034エラーとは
まず、このエラーが発生する典型的なシナリオを確認しましょう。
Windows 10が動作するデバイスで、ユーザーごとのサービスモデル(per-user service)として実行されるアプリケーションやデバイスを使用している状態を想定します。この状態で一度ログオフし、その後再びログオンします。
このシナリオでは、Winlogonから断続的に「ユーザーのログオフ通知(User log-off notification)」というメッセージが表示されることがあります。また、システムログには以下のようなエラーイベントが記録されます。
レベル: エラー
ソース: Service Control Manager
イベントID: 7031
詳細: Sync Host_Session1サービスは予期せず終了しました。この現象は1回発生しています。10000ミリ秒後に次の修正操作が実行されます: サービスの再起動。
レベル: エラー
ソース: Service Control Manager
イベントID: 7034
詳細: Sync Host_Session1サービスは予期せず終了しました。この現象は1回発生しています。
注意: 「Sync Host_」の直後に表示される文字列は環境によって異なります。たとえば、「Sync Host_Session1」「Sync Host_Session2」のように表示されるほか、Windows 10のバージョンによっては「Sync Host_32613」のような数字のみの表記になることもあります。
イベントID 7031 / 7034エラーの原因
このエラーは、サービスコントロールマネージャー(Service Control Manager)がユーザーサービスを正常にシャットダウンする仕組みに加えられた変更が原因で発生します。具体的には、セッションのシャットダウンを処理するコードが、プロセスを予定より早い段階で終了させてしまうことがあります。
なお、エラーメッセージに登場する「Sync Host(同期ホスト)」サービスは、メール・連絡先・カレンダーなどのデータ同期を担当するユーザーサービスです。そのため、ログオフのタイミングによっては同期処理が途中で中断され、本エラーとして記録されることがあります。
イベントID 7031 / 7034エラーの対処法
回避策: ログオフやシステムの再起動を行う前に、開いているすべてのアプリケーションと接続(ネットワークドライブやリモートセッションなど)を必ず終了してください。これにより、ユーザーサービスが強制終了されるのを防ぎ、エラーの発生頻度を抑えることができます。
また、エラーの詳細を確認したい場合は、以下の手順でイベントビューアーを開くと便利です。
- キーボードの「Windows + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
- 「eventvwr」と入力してEnterキーを押す
- 左側のツリーから「Windowsログ」→「システム」を選択し、該当する時刻のエラーを確認する
マイクロソフトは現在、この問題について調査を進めています。今後の更新プログラムによる正式な修正にも期待しましょう。
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サービスが起動しないエラー(イベントID 7000、7011、7009)の対処法についても、あわせてご確認ください。
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