【Windows 11/10】「スタートメニューにピン留め」が機能しない・グレー表示になる場合の対処法
「スタートメニューにピン留め(Pin To Start Menu)」は、ファイルやフォルダーを右クリックしたときに表示されるコンテキストメニューから利用できる便利な機能です。よく使う項目に素早くアクセスできるため、日々の作業効率を大きく向上させてくれます。
しかし、Windows 11/10の環境によっては、この機能が動作しなかったり、メニューがグレー表示になって選択できなくなったりするケースがあります。本記事では、この問題の主な原因と、実際に効果のある解決策を2つ、手順を追って詳しく解説します。
「スタートメニューにピン留め」が機能しない・グレー表示になる原因と対処法
この問題に直面している場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
- レジストリ値「NoChangeStartMenu」と「LockedStartLayout」を変更する
- shell32.dllファイルを再登録する
それでは、それぞれの対処法について詳しく見ていきましょう。
1. レジストリ値「NoChangeStartMenu」と「LockedStartLayout」を変更する
レジストリを操作するため、作業を始める前にレジストリのバックアップを取るか、システムの復元ポイントを作成しておくことを強くおすすめします。これは万が一のトラブルに備えるための重要な予防措置です。
準備ができたら、以下の手順に従って進めてください。
- Windowsキー + Rキーを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- ダイアログボックスに regedit と入力し、Enterキーを押してレジストリエディターを起動します。
- 以下のレジストリキーのパスへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
- 右側のペインにある NoChangeStartMenu エントリをダブルクリックして、プロパティを編集します。
もし「NoChangeStartMenu」が存在しない場合は、新しく作成する必要があります。右側のペインの空いている場所を右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択して、NoChangeStartMenu という名前を付けてください。
- プロパティウィンドウで、値のデータを 0 に設定します。
- OK をクリックして変更を保存します。
次に、以下のレジストリの場所へ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Explorer
- 右側のペインにある LockedStartLayout エントリをダブルクリックして編集します。
こちらも存在しない場合は、同じ手順で新しいDWORD (32ビット) 値を作成し、LockedStartLayout という名前を付けます。
- プロパティウィンドウで、値のデータを 0 に設定します。
- OK をクリックして変更を保存します。
- パソコンを再起動します。
再起動後、「スタートメニューにピン留め」が正常に機能するようになったかどうかを確認してください。問題が解決していない場合は、次の対処法に進みましょう。
関連記事:タスクバーにアプリをピン留めできない場合の修正方法
2. shell32.dllファイルを再登録する
シェルの動作に関わるシステムファイル「shell32.dll」を再登録することで、コンテキストメニューの不具合が改善されることがあります。以下の手順で実行してください。
- Windowsキー + Rキーを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- ダイアログボックスに cmd と入力し、Ctrl + Shift + Enterキーを同時に押して、管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
- コマンドプロンプトのウィンドウで、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
regsvr32 /i shell32.dll
コマンドの実行後、パソコンを再起動します。
再起動が完了したら、「スタートメニューにピン留め」の問題が解決したかどうかを確認してください。
本記事が問題解決のお役に立てば幸いです!
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