Windows 11/10でグループポリシーエディターを開くと「名前空間は既に定義されています」というエラーが表示される原因と対処法
エラーの内容
Windowsパソコンでローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)を開いたとき、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
名前空間 'Microsoft.Policies.Sensors.WindowsLocationProvider' は、ストア内の別のファイルのターゲット名前空間として既に定義されています。
「OK」をクリックすればダイアログは消え、そのままグループポリシーエディターを操作し続けることはできます。ただ、「そもそもこのエラーは何なのか?なぜ発生するのか?」という疑問が残りますよね。
「名前空間は既に定義されています」エラーが発生する原因
このエラーの原因は、Windows 10においてLocationProviderADM.admxファイルが「Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx」という名前に変更されたことにあります。
そのため、Windows 11/10へアップグレードした後のシステムでは、このエラーに遭遇する可能性が十分にあります。
Microsoftの説明によると、このエラーは情報提供のみを目的としたものであり、「OK」をクリックして先へ進めば、グループポリシーエディターは通常どおり機能するとのことです。
エラーの根本的な解決方法(KB3077013)
エラーの原因そのものを取り除きたい場合は、マイクロソフトのサポート技術情報KB3077013に従って、以下の作業を行います。
- LocationProviderADM.admx および LocationProviderADM.adml ファイルを削除する
- Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx および Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.adml ファイルを正しい名前に変更する
手順1: システムの復元ポイントを作成する
作業を始める前に、必ずシステムの復元ポイントを作成しておきましょう。万が一トラブルが発生しても、システムを元の状態に戻せるようになります。
手順2: 管理者権限のコマンドプロンプトでtakeownコマンドを実行
次に、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを順番に実行します。
takeown /F "C:\Windows\PolicyDefinitions\Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx" /A
続けて、日本語環境の場合は以下も実行します(en-US部分は実際の言語フォルダー名に読み替えてください)。
takeown /F "C:\Windows\PolicyDefinitions\en-US\Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.adml" /A
手順3: ファイルに「フルコントロール」権限を付与する
次に、両方のファイルに対して管理者にフルコントロールのアクセス許可を与えます。エクスプローラーで C:\Windows\PolicyDefinitions を開き、Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx ファイルを右クリックして「プロパティ」を選択します。
「セキュリティ」タブで「編集」ボタンをクリックし、表示された画面で「フルコントロール」にチェックを入れます。最後に「適用」「OK」をクリックして閉じてください。
C:\Windows\PolicyDefinitions\en-US\Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.adml ファイルについても、同じ操作を行います。
手順4: ファイル名を変更してPCを再起動する
最後に、両方のファイルの拡張子を .old に変更します。その後、パソコンを再起動してください。
これでエラーメッセージは表示されなくなります。
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