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Windows 11/10のパフォーマンスを向上させる!初心者向けPC最適化テクニック10選

Windows 11/10/8/7において、Microsoftはユーザーにとってシンプルで快適なPC体験を提供しようと努めてきました。OSには自動的に最適化を行う機能が多数搭載されていますが、PCをよりスムーズかつ効率的に動作させたいなら、基本的な最適化の知識を身につけておくことが重要です。

どんなに高性能で新品同様のパソコンでも、使い続けるうちに必ず動きが遅くなっていくものです。昨年購入した最新鋭のPCも、十数個のソフトウェアをインストールし、セキュリティ対策ツールを導入し、インターネットから大量のファイルをダウンロードすれば、以前のような快適さは失われてしまうでしょう。この速度低下は非常に緩やかに進行するため気づきにくく、ある日突然「うちのPCはどうなってしまったんだ?」と感じることになります。この現象は「Windows Rot(ウィンドウズ・ロット)」と呼ばれています。ただし、Windows Vista以降、Microsoftはこの問題の軽減に多大な努力を重ねてきました。

Windowsを最適化してパフォーマンスを改善する方法

原因が何であれ、ハードウェアを買い替えなくてもWindowsの動作を高速化し、PCのパフォーマンスを改善する方法は数多くあります。ここでは、誰でもすぐに実践できる基本的なチューニング術を10個ご紹介します。

  1. パフォーマンスのトラブルシューティングツールを使う
  2. 使わないプログラムをアンインストールする
  3. スタートアッププログラムを管理する
  4. ハードディスクをデフラグする
  5. ディスククリーンアップでドライブを掃除する
  6. 必要なプログラムだけを同時に起動する
  7. 視覚効果をオフにする
  8. 定期的にPCを再起動する
  9. メモリ(RAM)を増設する
  10. ウイルスとスパイウェアをチェックする

1. パフォーマンスのトラブルシューティングツールを使う

まず試したいのが、パフォーマンスの問題を自動的に検出・修復してくれるトラブルシューティングツールです。このツールは、同時にログオンしているユーザー数や複数プログラムの同時実行など、PCの速度を低下させている原因を診断してくれます。実行手順は以下の通りです。

コントロールパネル > すべてのコントロールパネル項目 > トラブルシューティング を開きます。

Windows 11/10のパフォーマンスを向上させる!初心者向けPC最適化テクニック10選

「システムメンテナンスの実行」をクリックすると、パフォーマンスのトラブルシューティングツールが起動します。

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あとはウィザードの指示に従って進めるだけで、パフォーマンス関連の問題が自動的に修復されます。

2. 使わないプログラムをアンインストールする

多くのPCメーカーは、新製品にユーザーがほぼ使わない不要なソフトウェアを大量にプリインストールしています。これらは期限付きの体験版や限定版であることが多く、一定期間を過ぎると無用の存在になります。また、自分でインストールしたユーティリティの中にも、ツールバーやレジストリクリーナー、Webブラウザーなど不要なオプションがセットになっているものがあります。不要なソフトを放置しておくとPCのパフォーマンスに悪影響を及ぼすため、アンインストールしてディスク容量を確保しましょう。

3. スタートアッププログラムを管理する

多くのプログラムは、Windowsの起動時に自動的に立ち上がるよう設計されています。ソフトウェアベンダーは自社製品をバックグラウンドで常駐させる設定にしていることが多く、ユーザーからは見えないところで動いています。頻繁に使うアプリなら便利ですが、めったに使わないプログラムまで常駐していれば、貴重なメモリを浪費し、Windowsの起動時間を長引かせる原因になります。

スタートアップを管理するには、Windows 10ならタスクマネージャーを開き、「スタートアップ」タブを選択します。

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該当項目を選択して右クリックし、「無効化」または「有効化」を選びましょう。

Windows 7の場合は「システム構成」ユーティリティ(msconfig)を使います。

  • スタートボタンをクリックし、検索バーに「MSCONFIG」と入力します。
  • 開いたら「スタートアップ」タブをクリックします。
  • Windows起動時に不要と思われる項目のチェックを外します。
  • 「適用」→「OK」をクリックして設定を保存し、PCを再起動します。

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4. ハードディスクをデフラグする

ファイルの断片化(フラグメンテーション)はハードディスクに余計な負荷をかけ、PCの動作を遅くします。デフラグツールは断片化したデータを再配置し、HDDが効率よく動作できるように整えてくれます。通常はスケジュールに従って自動的に実行されますが、手動でのデフラグも可能です。Windows標準のデフラグツールを使うには、スタートメニューの「アクセサリ」から「システムツール」を開き、「ディスク デフラグ ツール」を実行してください。

Windows 11/10のパフォーマンスを向上させる!初心者向けPC最適化テクニック10選

無料で使えるサードパーティ製のデフラグソフトも多数あるので、用途に合わせて活用するのも良いでしょう。

5. ディスククリーンアップでドライブを掃除する

ハードディスク上の不要ファイルはディスク容量を圧迫し、PCの速度低下につながります。ディスククリーンアップユーティリティを使えば、一時ファイルの削除、ごみ箱の空にする処理、不要になった各種システムファイルの一括除去などが行えます。手順は以下の通りです。

  • エクスプローラー(PC)を開き、クリーンアップしたいハードディスクのパーティションを右クリックします。
  • 「プロパティ」から「ディスク クリーンアップ」ボタンをクリックします。ジャンクファイルの解析に少し時間がかかります。
  • 不要なファイルにチェックを入れ、「OK」をクリックします。

Windows 11/10のパフォーマンスを向上させる!初心者向けPC最適化テクニック10選

ジャンクファイルの掃除には、CCleanerなどの無料ツールも人気があります。

6. 必要なプログラムだけを同時に起動する

つい複数のプログラムを同時に開きっぱなしにしてしまい、その半分は実際には使っていない——そんな経験はありませんか。PCの使い方を見直すだけで、パフォーマンスは大きく改善します。動作が遅いと感じたら、まず「今、開いているすべてのプログラムとウィンドウが必要か?」と自問してみましょう。メールへの返信忘れを防ぐためだけに全メールを開きっぱなしにするのではなく、リマインダーアプリなど別の方法を検討するのも一案です。

また、アンチウイルスソフトは必ず1つだけ実行するようにしてください。複数のセキュリティソフトを同時に稼働させると、PCの動作が著しく遅くなることがあります。幸い、複数のアンチウイルスソフトが検出された場合、アクションセンターが通知してくれるので、その指示に従って解決できます。

7. 視覚効果をオフにする

Windowsの動作が重い場合、視覚効果の一部を無効化することで高速化できます。これは「見た目」と「性能」のトレードオフの問題です。Windowsを速く動かしたいのか、それとも美しい見た目を優先したいのか。十分なスペックを持つPCであれば両立できますが、Windows 10/8/7をギリギリの性能で動かしているマシンなら、装飾的な演出を削る価値は十分にあります。

視覚効果は1つずつ個別にオフにすることもできますし、Windowsに自動で判断させることも可能です。制御できる視覚効果は20種類あり、透明なガラス風のデザイン、メニューの開閉アニメーション、影の表示の有無などが含まれます。

最高のパフォーマンスになるよう調整する手順:

  • 「PC」アイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  • 左側のメニューから「システムの詳細設定」をクリックします。管理者のパスワードや確認を求められた場合は入力します。
  • パフォーマンスの「設定」ボタンを押し、「パフォーマンスを優先」にチェックを入れるか、各項目を個別に調整して「OK」をクリックします。(もう少し控えめな設定にしたい場合は、「コンピューターに応じて最適なものを有効にする」を選択しましょう)

Windows 11/10のパフォーマンスを向上させる!初心者向けPC最適化テクニック10選

8. 定期的にPCを再起動する

シンプルですが効果絶大なのがこの方法です。特に使用頻度が高い場合は、週に1回以上はPCを再起動しましょう。再起動はメモリをクリアし、暴走したプロセスやサービスを強制的に終了させる確実な手段です。再起動によって終了するのは、タスクバーに見えているアプリだけではありません。さまざまなプログラムが裏で起動したまま放置していた数十個のサービスやドライバーもまとめてリセットされます。このひと手順で、Windows OS全体がリフレッシュされるのです。

9. メモリ(RAM)を増設する

本記事はハードウェア購入ガイドではありませんが、Windowsを高速化する話題でRAM(ランダムアクセスメモリ)の増設に触れないわけにはいきません。

Windows 10/8/7が搭載されたPCの動作が異常に遅い場合、その原因の多くはRAM不足です。最も効果的な解決策はメモリの増設です。Windows 7は1GBのRAMでも動作しますが、2GBあればより快適になり、最適なパフォーマンスを求めるなら3GB以上が推奨されます。また、Windows ReadyBoostを使ってUSBメモリでメモリ容量を補うという選択肢もあります。

10. ウイルスとスパイウェアをチェックする

PCの動作が遅い場合、ウイルスやスパイウェアに感染している可能性もあります。他の原因ほど頻繁ではありませんが、決して無視できない要素です。過度に心配する前に、アンチスパイウェアおよびアンチウイルスソフトでPCをスキャンしてみましょう。ウイルス感染の典型的な症状は、通常より明らかに遅い動作速度です。その他にも、予期しないポップアップメッセージの表示、勝手に起動するプログラム、ハードディスクが常に稼働し続ける音などが挙げられます。

スパイウェアとは、ユーザーの知らないうちにインストールされ、インターネット上の活動を監視するタイプのプログラムです。Windows Defenderなどのアンチスパイウェアで検出できます。ウイルス対策の基本は「予防」です。常にアンチウイルスソフトを稼働させ、定義ファイルを最新の状態に保ちましょう。とはいえ、どれほど注意していても感染の可能性はゼロにはなりません。

さらに知りたい方へ

  • Windowsのパフォーマンス問題のトラブルシューティングについては、専用ガイドをご覧ください。
  • Windowsの起動・動作・シャットダウンを高速化する方法は、チューニング好きの方におすすめです。
  • 初心者向けのWindows基本トラブルシューティングTipsも併せてチェックしてみてください。

Windows 11/10のパフォーマンスを向上させる!初心者向けPC最適化テクニック10選

  1. Windows 11/10でスクリーンショットの質を高める5つのヒントとテクニック

    ブログやプレゼンテーションなどに画像を載せるだけでは、望むようなアクセス数や反応は得られません。スクリーンキャプチャを毎回より魅力的でインタラクティブなものへと磨き上げることが大切です。それこそが、競合との差別化を図り、スクリーンショットを目立たせる唯一の方法だからです。 では、具体的にどうすればよいのでしょうか?この記事では、より良いスクリーンキャプチャを撮るためのベストなヒントをご紹介します。はじめにお伝えしたいのは、Windowsの切り取り&スケッチ(Shift + Windowsキー + S)やSnipping Toolも便利なユーティリティですが、専用のサードパーティ製ツールを使えば

  2. Windows 11/10におすすめのターミナルエミュレーター10選

    Windows PC向けのターミナルエミュレーターをお探しですか?ターミナルエミュレーターは、WindowsやLinuxのユーザーがOSのコマンドラインインターフェース(通称「コマンドプロンプト」)に接続するために使われるツールです。Windows標準のターミナルには機能面で不足があり、そのため多くのユーザーはサードパーティ製のターミナルエミュレーターを活用せざるを得ません。 ターミナルエミュレーターはオペレーティングシステムにおいて重要な役割を担っており、Linuxユーザーにとっても欠かせない存在です。ターミナルエミュレーターを使えば、コマンドラインインターフェースからアプリの実行、各種コマ