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「To Be Filled By O.E.M」と表示されるときの対処法|マザーボード情報とドライバーの入手方法

システムのプロパティを確認しても、パソコンの型番やマザーボードの詳細情報が表示されないことがあります。項目が空白になっているか、「To be filled by O.E.M.(OEMが記入してください)」という表示が出るケースです。この記事では、このメッセージが表示される理由と、マザーボードの詳細情報を取得して適切なドライバーを入手する方法について解説します。まずは、なぜこのようなメッセージが表示されるのかを見ていきましょう。

「To Be Filled By O.E.M」と表示されるときの対処法|マザーボード情報とドライバーの入手方法

Windowsが新しいOSなどのソフトウェアをリリースする際には、2つのバージョンが用意されています。1つは一般ユーザー向けの個人利用版、もう1つは各製品メーカーが大量インストールに使用するためのバージョンです。後者が「OEM版」と呼ばれるものです。Windows側では、これらのメーカーがどのような機器を使用するかを把握できないため、マザーボード関連の詳細フィールドには何も記入されません。マザーボードの情報を記入し、ユーザーが必要なドライバーをダウンロードできるようにするのは、パソコンを組み立てるメーカーの役割です。もちろん、多くの場合、ドライバーは別売のディスクまたはローカルドライブに収録されています。中には、別ディスクを同梱せず、ローカルディスク上にソフトウェアのコピーを配置するOEMメーカーもあります。

「To Be Filled By O.E.M」メッセージとは

リテール版とOEM版の主な違いは、OEM版のソフトウェアは購入した特定のパソコンでのみ使用しなければならないという点です。つまり、OEM版は出荷時にあらかじめマシンへインストールされており、他のマシンへ移行してはならないことになっています。一方、リテール版の場合、ライセンスは人(購入者)に紐づいており、マシンには紐づいていないため、ライセンスの種類に応じてソフトウェアを別のマシンへ移すことが可能です(2台へのインストールが許可されていない場合は、先に前のパソコンからソフトウェアを削除してから、新しいマシンでプロダクトを認証する必要があります)。

OEMソフトウェア(この記事の文脈では主にOS)を、購入したものとは異なるマシンにインストールしようとすると、場合によってはマザーボードの型番などの詳細情報を正しく認識できず、「To Be Filled By O.E.M」というメッセージが表示されます。また、再フォーマットや再インストールは行われないだろうと考えた小規模メーカーが、わざわざ情報を記入しなかったというケースもあります。その場合も、OSはすべてのハードウェア、特にマザーボードを識別できないため、「To Be Filled By O.E.M」のメッセージが表示されることになります。

OSがインターネットを使って自動的に関連ドライバーを検索できる設定になっている場合(Windowsの「システムのプロパティ→ハードウェア」タブ)、Windowsがある程度正しくマザーボードのバージョンを見つけられる可能性があり、問題を回避できることもあります。ただし、マシンにドライバー入りのCDやDVDが付属していた場合は、インターネットに接続する前にまずそれを使用することをおすすめします。

ドライバーを入手して「To Be Filled By O.E.M」を解消する

前述のとおり、一部の小規模なパソコンメーカーは、再インストールや別のパソコンでの使用はないだろうと想定して、ドライバーを提供していないことがあります。その結果、パソコンを正常に動作させるためのドライバーが手元に残っていないという問題が発生します。Windowsにハードウェアの判定を任せるという手もありますが、記録がない状態では、ドライバーが見つからないか、誤ったドライバーセットを入手してしまう可能性があります。

同じマシンへの再インストールであれば、ローカルディスク内にドライバーセットが格納されたフォルダがないか確認してみてください。通常、OSとは別のパーティションに配置されています。そこからドライバーを入手できます。ただし、別のマシンでソフトウェアを使用していた場合、ハードウェア構成が元の機器とは異なるため、この方法は機能しません。

OEM版を別のパソコンにインストールした場合や、ローカルにドライバーのコピーが見つからなかった場合は、製品のシリアル番号とマザーボードの詳細情報を調べ、インターネット上で関連するドライバーを探す必要があります。

最も確実なのは、パソコンを購入した販売店に問い合わせることです。販売店側でマシンの情報を確認し、適切なドライバーをインストールしてもらえます。ただし、特にデスクトップ型の場合、パソコンを購入店まで持ち込むのは現実的ではありません。その場合は、パソコンのモデル名とシリアル番号の調べ方に関する記事を参考に、電話でその情報をベンダーに伝えれば、ドライバーの入手をサポートしてもらえるでしょう。

以上が「To Be Filled By O.E.M」の問題の概要と、ドライバーの入手方法です。それでもドライバーの入手やマシンIDの特定にお困りの場合は、できるだけ詳しい情報を添えてお問い合わせください。

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