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Windows 11/10で発生するバグチェックコード0xA「IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」エラーの修正方法

ハードウェアレベルにおいて、割り込み(インタラプト)は、リソース要求がデッドロックに陥らないよう設計された仕組みです。簡単に言えば、終わりのないループを断ち切るために使われます。開発者は割り込みに優先順位を持たせるためのレベルも設計しており、これはIRQL(Interrupt Request Level:割り込み要求レベル)と呼ばれます。バグチェックコード0xAのIRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラーが表示される場合、NTカーネルが特定のIRQLで動作している間に、ドライバーが不正なメモリ位置へアクセスしたことを意味します。

IRQL_NOT_LESS_OR_EQUALとは

これは致命的なドライバーコーディングエラーであり、エンドユーザーとして直接できることは限られています。

開発者の場合、自分のコードが無効なメモリ位置にアクセスしようとしていることを示しています。参照されたメモリ位置や、メモリを参照したコードのアドレスといったパラメーターを確認することで、問題の切り分けが可能です。技術的なパラメーターは以下の通りです。

  • 1 – 参照されたメモリ位置
  • 2 – 参照時点のIRQL
  • 3 – 0 = 読み取り、1 = 書き込み
  • 4 – メモリを参照したコードのアドレス

なお、Windows 7では、電源マネージャーが高度なローカルプロシージャコール(ALPC)ポートを開くことでもこの問題が発生することがありました。電源マネージャーはALPCポートではなく別のポートを閉じてしまうため、電源要求が行われるたびにメモリリークが発生し、リークされたメモリ使用量が一定レベルに達するとコンピューターがクラッシュします。

エンドユーザーとして実施できる主な対処法を以下に紹介します。

1] ハードウェアのトラブルシューティングツールを実行する

このエラーによりBSOD(ブルースクリーン)が発生している場合は、まずセーフモードで起動し、Windowsに内蔵されているハードウェアのトラブルシューティングツールを実行するのが最善です。「設定」>「更新とセキュリティ」>「トラブルシューティング」に移動し、ハードウェアのトラブルシューティングツールを選択して実行してください。多くの場合、これで問題が自動的に修復されます。ただし、古いハードウェアを使用している場合は、ツールで解決できないときにハードウェア自体の交換が必要になることもあります。

2] ドライバーをロールバックまたは再インストールする

最近のWindowsアップデートによって、互換性のないドライバーがインストールされた可能性があります。その場合は、該当するドライバーを以前のバージョンにロールバックするか、再インストールしてください。また、PCメーカー(OEM)の公式サイトから最新のドライバーをダウンロードして適用したり、Windowsアップデートをアンインストールして元の状態に戻したりする方法もあります。更新後のドライバーが、本来アクセスすべきでないメモリ領域にアクセスしようとしていることが原因となっているケースが多いためです。

3] オンラインのWindowsブルースクリーントラブルシューティングツールを実行する

Microsoftが提供しているオンラインのWindowsブルースクリーントラブルシューティングツールは、初心者でもストップエラーを解決できるよう支援するウィザード形式のツールです。このブルースクリーンエラーの修正手順を案内してくれるだけでなく、途中で役立つ関連リンクも提示してくれます。

関連するエラー:

  • DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
  • Microsoft Edgeを開いた際に発生するIRQL_NOT_LESS_OR_EQUALのブルースクリーン

上記以外にも、Windowsのストップエラーやブルースクリーンオブデス(BSOD)全般の修正に役立つ一般的な対処法が多数あります。状況に応じて組み合わせて試してみてください。

問題の解決をお祈りしています!

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