【Windows 11/10】リモートレジストリサービスのメモリリークでシステムがハングする原因と対処法
Windows 11/10には「リモートレジストリ」というサービスが搭載されており、これを利用すると、別のコンピューターからリモートでクライアントPCにアクセスし、Windowsレジストリのエントリを閲覧・編集できるようになります。通常、このサービスは特定のトリガーによってのみ起動されるよう設計されているため、システムリソースを常時消費することはありません。しかし環境によっては、想定以上にシステムメモリやページプールメモリが消費されるケースがあります。メモリリークはシステム起動後およそ10〜11分ほどで発生し、放置すると最終的にシステム全体がハングアップしてしまうのです。
リモートレジストリサービスのメモリリークでWindowsがハングする問題
上記の症状に加えて、PoolMon(プールタグ名ごとにプールメモリの使用状況を監視できるツール。Windows Driver Kitに同梱)で解析すると、Windows Notification Facility(WnF)タグが利用可能なページプールメモリをほぼすべて消費していることが確認できる場合があります。WnFとは、システム全体へ通知を配信する役割を担うカーネルコンポーネントです。
この問題への対処としては、レジストリの「DisableIdleStop」の値を変更する方法が有効です。作業手順の概要は以下の通りです。
- レジストリエディターを開く
- 対象のレジストリサブキーへ移動する
DisableIdleStopをダブルクリックする- 値をデフォルトの00000000から00000001に変更する
- レジストリエディターを閉じて終了する
- PCを再起動する
注意: レジストリエディターでの操作を誤ると、システムに深刻な問題が発生するおそれがあります。作業を始める前に、必ずレジストリのバックアップを作成しておいてください。
DisableIdleStopの値を変更する詳細手順
まず、Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
空欄にregedit.exeと入力し、Enterキーを押します。
開いたレジストリエディターで、以下のパスへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\RemoteRegistry
右側の詳細ペインに切り替え、DisableIdleStopというエントリを探します。
見つかったらダブルクリックして編集画面を開き、値をデフォルトの00000000から00000001に変更します。
変更が完了したら、レジストリエディターを閉じて終了します。
最後にPCを再起動すれば、変更内容が有効になります。これでメモリリークによるハングアップの問題は解消されるはずです。
以上で作業は完了です!
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