Windows 11/10でBluetoothオーディオの遅延を解決する7つの対処法
有線イヤホンではなくBluetoothイヤホンの使用をためらう最大の理由のひとつが、音声の遅延(ラグ)です。しかし、この問題は実はちょっとした設定変更で簡単に解決できることがあります。この記事では、Windows 11/10におけるBluetooth音声遅延を修正するためのあらゆる対処法を詳しく解説します。
Windows 11/10でBluetooth音声遅延を修正する方法
以下の対処法を順番に試して、Bluetooth音声遅延を解決しましょう。
- 障害物を取り除く
- Bluetoothデバイスを再接続する
- トラブルシューティングツールを実行する
- 1台ずつ接続する
- オーディオ拡張機能を無効にする
- Bluetoothドライバーを更新する
- Windows Audioサービスを再起動する
それでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
1. 障害物を取り除く
Bluetoothは短波長のUHF電波を使って通信を行っています。そのため、障害物によって信号が乱され、音声遅延が発生するのは珍しいことではありません。
まずは、パソコン(またはBluetoothの接続元となるデバイス)とBluetoothデバイスの間に障害物がないかを確認してください。
また、両者の距離にも注意が必要です。距離が離れすぎていると、音声遅延や途切れが発生しやすくなります。
2. Bluetoothデバイスを再接続する

一時的な不具合が原因の場合は、Bluetoothデバイスを再接続するだけで解決できることがあります。
手順は以下の通りです。
- Win + X > 設定を開きます。
- 「デバイス」をクリックし、該当するBluetoothデバイスを選択して「切断」をクリックします。
- 「接続」ボタンをクリックして、再度ペアリングを行います。
同じ画面のトグルスイッチから、パソコン側のBluetooth機能自体を一度オフにして再度オンにするのも有効です。
関連記事: Bluetoothヘッドホンが動作しないときの対処法
3. トラブルシューティングツールを実行する

Microsoftは高精度なトラブルシューティングツールを標準搭載しています。これを活用しない手はありません。
オーディオデバイスのトラブルシューティング:
- Win + X > 設定を開きます。
- 「更新とセキュリティ」>「トラブルシューティング」>「追加のトラブルシューティングツール」>「オーディオの再生」>「トラブルシューティングツールの実行」の順にクリックします。
ウィザードが表示されたら、対象のオーディオデバイスを選択して「次へ」をクリックします。問題が自動的に検出され、修復されます。
Bluetoothのトラブルシューティング:
- 「設定」>「更新とセキュリティ」>「トラブルシューティング」>「追加のトラブルシューティングツール」>「Bluetooth」>「トラブルシューティングツールの実行」の順に選択します。
あとは画面の指示に従って操作するだけで、問題が自動的に診断・修復されます。なお、Windows 11では「設定」>「システム」>「トラブルシューティング」から同様のツールにアクセスできます。
4. 接続するデバイスを1台に絞る
1つのBluetoothヘッドセットやスピーカーに、複数のデバイスをペアリングしている方は多いでしょう。Bluetoothデバイスの電源を入れると、ペアリング済みのすべての機器へ自動的に接続を試みるため、音声ラグが発生することがあります。
不要な接続を切るか、ペアリング済みリストから削除して、Bluetoothデバイスには一度に1台だけ接続するようにしましょう。
関連記事: Bluetoothデバイスが表示されない・ペアリングできないときの対処法
5. オーディオ拡張機能を無効にする

オーディオ拡張機能は、特定の音域を強調して聴き心地を向上させる便利な機能ですが、音の歪みや遅延の原因になることもあります。ここでは、この機能を無効にして問題が改善するかを確認します。
手順は以下の通りです。
- Win + X > 設定で設定アプリを起動します。
- 「システム」>「サウンド」>「デバイスのプロパティ」>「追加のデバイスプロパティ」をクリックします。
- 「拡張」タブを開き、「すべての拡張効果を無効にする」にチェックを入れて、「適用」>「OK」をクリックします。
6. Bluetoothドライバーを更新する

この方法は、Bluetoothに関するさまざまな問題に有効です。古いドライバーは多くのトラブルの原因となり、音声遅延もそのひとつです。ドライバーを最新の状態に保ちましょう。
- スタートメニューから「デバイスマネージャー」を起動します。
- 「Bluetooth」を展開し、対象のデバイスを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
- 「ドライバーを自動的に検索」または「コンピューターを参照してドライバーを検索」を選びます。インターネットから最新版を探したい場合は前者を、事前にダウンロード済みのドライバーを指定する場合は後者を選択してください。
ドライバーの更新後はパソコンを再起動し、Bluetooth音声遅延が解消されたかどうかを確認してください。
7. Windows Audioサービスを再起動する

上記の方法でも問題が解決しない場合は、「Windows Audio」サービスの再起動を試してみてください。
- スタートメニューから「サービス」を起動します。
- 一覧を下にスクロールし、「Windows Audio」を右クリックして「再起動」を選択します。
- 「はい」をクリックして操作を確定します。
最後にパソコンを再起動し、Bluetoothデバイスに接続すれば完了です。
関連記事: Windows 10のサウンド・オーディオ問題をトラブルシューティングする方法
以上の方法で、Windows 11/10におけるBluetooth音声遅延の問題が解決することを願っています。
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