Windows 11/10でユーザープロファイルを誤って削除!ログインできなくなったときの復旧方法
Windows 11/10で「アカウント設定」からユーザープロファイルを削除すると、そのアカウントに関連するすべてのファイルとデータが削除されます。しかし、サードパーティ製アプリやコマンドラインツールを使用した際に処理が途中で中断され、意図せずプロファイルが削除されてしまうケースもあります。本記事では、そんなときに役立つ対処法を詳しく解説します。この問題が発生すると、通常は該当アカウントでWindowsにログインできなくなり、残されたユーザーデータの復旧だけでも試したいところでしょう。
ユーザープロファイルを誤って削除し、ログインできなくなったときの対処法
ユーザープロファイルを誤って削除してしまい、Windowsにログインできなくなった――そんなとき、どうすればよいのでしょうか?ログインする方法はあるのか?ユーザーアカウントやユーザーファイルを復元することはできるのか?結論から言うと、ファイル復元ソフトを使う方法を除けば、有効な手段は主に次の2つです。
- システムの復元を実行する
- レジストリを手動で編集して復元する
ファイル復元ソフトでも対応できる場合もありますが、操作が煩雑になる傾向があるため、まずは上記の2つの方法を試すのがおすすめです。
1. システムの復元を実行する

定期的にシステムの復元ポイントを作成しているなら、PCを正常に動作していた時点へ戻すことで、ユーザーアカウントとその時点までのファイルを取り戻せる可能性があります。この操作には管理者権限を持つアカウントが必要です。
- スタートメニューの検索ボックスに「システムの復元」と入力します
- 表示された「回復」オプションをクリックします
- 「システムの復元を開く」をクリックすると、復元可能な日付の一覧が表示されます
- アカウントがまだ存在していた日付を選択し、復元を実行します
復元が完了したらパソコンを再起動してください。ログイン画面にアカウントが表示されるはずです。
2. レジストリを手動で編集して復元する

アカウントが消えた原因がプロファイルの破損やサードパーティ製ソフトにある場合、アカウント情報自体はまだ残っている可能性があります。その場合は、レジストリの編集によって復旧できることがあります。
「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してEnterキーを押すと、レジストリエディターが起動します。次のパスへ移動してユーザープロファイルを探します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList
すべてのユーザープロファイルは「S-1-5-21-991350227-4168754500-3041839445-1001」のような形式の名前で一覧表示されます。
その中から、名前の末尾に「.bak」が付いているキー(例:S-1-5-21-991350227-4168754500-3041839445-1001.bak)を探します。
「.bak」が付いていない方のキーを削除し、「.bak」付きのキーの名前から「.bak」を取り除いてリネームします。
最後に、C:\Users フォルダー内で該当するユーザープロファイルフォルダーの場所を確認し、そのパスを控えておきます。同じパスを「ProfileImagePath」の値として入力します。値をダブルクリックして編集し、保存してください。

管理者アカウントを失ってしまった場合は?
管理者アカウントを失い、パソコンにまったくログインできない状態になってしまった場合は、高度な回復オプションを使って非表示のビルトインAdministratorアカウントを有効化し、それを使って新しいアカウントを作成できます。また、この管理者アカウント経由で C:\Users フォルダーにアクセスし、中のファイルを取り出すことも可能です。
高度な回復環境で「トラブルシューティング > 詳細オプション > コマンドプロンプト」の順に選択します。
以下のコマンドを順番に入力します。1行目の「P@$$w0rd」の部分は、自分が設定したいパスワードに置き換えてください。
net user administrator P@$$w0rd
net user administrator /active:yes
Enterキーを押してコマンドを実行します。
パソコンを再起動し、先ほど設定したパスワードを入力してこのアカウントにログインしましょう。
この記事の手順が分かりやすく、ユーザーアカウント、少なくとも大切なファイルを無事に復旧できたことを願っています。
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