Windows 11/10でユーザーのログイン履歴を確認する方法|イベントビューアーの使い方を解説
パソコンにユーザーがログインすると、その情報は自動的に記録され、後から詳細を確認することができます。本記事では、Windows 11/10およびWindows Server環境において、ユーザーのログイン履歴を確認する方法をわかりやすく解説します。
Windows 11/10でユーザーのログイン履歴を確認する手順
ログイン履歴の確認は、標準搭載されている「イベントビューアー」を使えば誰でも簡単に行えます。全体の流れは以下の4ステップです。
- イベントビューアーを開く
- ログイン履歴の画面へ移動する
- ユーザーのログイン記録(イベントID 4624)を探す
- 詳細情報を確認する
それでは、各手順を詳しく見ていきましょう。
1. イベントビューアーを開く
イベントビューアーを起動する方法はいくつかあります。最も簡単なのは、スタートメニューの検索ボックスに「イベントビューアー」と入力して起動する方法です。また、「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「eventvwr.msc」と入力してOKをクリックしても起動できます。
2. ログイン履歴の画面へ移動する
イベントビューアーを起動したら、左側のツリーから「Windowsログ」を展開し、「セキュリティ」をクリックします。ここにログインに関する履歴が記録されています。
3. ユーザーのログイン記録を探す
セキュリティログには、日時順にさまざまなイベントが一覧表示されます。この中から「イベントID 4624」を探してください。これがユーザーログインを示すイベントIDです。イベントID 4624が複数表示されている場合は、その回数分ログインが行われたことを意味します。
4. 詳細情報を確認する
詳細を知りたいログイン記録を選択し、下部または別ウィンドウの「詳細」タブをクリックします。ここで、ログインしたユーザー名やログオン時刻などの情報を確認できます。
これらの手順で、ユーザーログインに関する必要な情報をすべて取得できるはずです。
フィルターを適用してログイン情報を絞り込む方法
セキュリティログには大量のイベントが記録されるため、不要な情報が多くて目的の記録を見つけにくいことがあります。そんなときは、フィルターを作成してイベントID 4624だけを表示させると便利です。手順は以下の通りです。
- イベントビューアーで左側の「カスタムビュー」を右クリックし、「カスタムビューの作成」を選択します。
- 「ログごと」にチェックを入れ、ドロップダウンメニューから「セキュリティ」を選択します。
- 「<すべてのイベントID>」の部分を「4624」に書き換えます。
- 「OK」をクリックします。
- フィルターに名前を付けるよう求められるので、任意の名前を入力して「OK」をクリックします。
これで、ユーザーログインの記録だけを絞り込んで表示できるようになります。
ログオン監査ポリシーを有効にしてログイン履歴を記録する方法
通常、ログオン監査ポリシーはデフォルトで有効になっていますが、ポリシーが無効になっているためにログイン履歴が確認できないというケースもあります。特にWindows 11/10のProエディションでは、この問題が報告されることがあるため、その場合はポリシーを手動で有効にする必要があります。
設定手順は以下の通りです。まず、スタートメニューから「ローカルグループポリシーエディター」(gpedit.msc)を開き、次の場所へ移動します。
コンピューターの構成 > Windowsの設定 > セキュリティの設定 > ローカルポリシー > 監査ポリシー
「ログオンイベントの監査」をダブルクリックし、「ローカルセキュリティ設定」タブで「成功」と「失敗」の両方にチェックを入れて「OK」をクリックします。
設定完了後、パソコンを再起動すれば、以降のユーザーログイン履歴が正しく記録されるようになります。
まとめ
Windowsのログイン履歴は、イベントビューアーとイベントID 4624を組み合わせれば簡単に確認できます。不正アクセスの調査やPCの利用状況の把握にも役立つので、あわせて覚えておくと安心です。履歴が記録されていない場合は、ログオン監査ポリシーの設定を見直してみてください。
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