CPUファンエラー「Press F1 to run Setup」の対処法|起動時エラーを解消する7つの方法
ノートパソコンなどのハードウェアでは、CPUファンに不具合が発生することがあります。その場合、PCの起動時に「CPU Fan error: Press F1 to run setup」というエラーメッセージが表示されることがあります。適切な対処を行えば解消できるエラーなので、慌てずに以下の手順を試してみてください。
CPU Fan Speed Error Detected
Ensure that the CPU fan is properly installed on the CPU Fan header or adjust/disable the Fan Speed Low Limit option in the UEFI/BIOS.
CPU Over Temperature Error
Press F1 to run setup.
CPUファンエラーが発生する原因
この警告は通常、PCの電源を入れた瞬間に表示されます。Windowsが起動する前に発生するエラーであり、過熱そのものではなく、ハードウェア側の問題が原因である可能性が高いのが特徴です。
以下の対処法を順番に試して、CPUファンを正常に稼働させましょう。
- F1キーを押してセットアップを実行する
- PCを涼しい場所に置く
- CPUファンを徹底的に掃除する
- エアフロー(風通し)対策を導入する
- CPUファンの設定を確認する
- BIOS設定を変更する
- ハードウェア技術者に点検してもらう
それぞれの詳細な手順を以下で解説します。
1. F1キーを押してセットアップを実行する
まずは画面の指示どおりにF1キーを押し、セットアップを実行して画面の指示に従いましょう。多くの場合、これだけでエラーは解消されます。解決しない場合は、次の対処法に進んでください。
2. PCを涼しい場所に置く
パソコンの動作に熱はつきものですが、過度な熱はシステム全体の動作を遅くする原因になります。PCを設置する環境温度は、CPUファンを冷却するうえで重要なポイントです。CPUファンが最適に機能できるアイドル時の温度は32〜40℃程度とされています。この範囲を超えるとPCが温まりやすくなり、直射日光の当たる場所でも温度は上昇します。エラーを防ぐためにも、PCは涼しく日陰になる場所に設置するのがベストです。
3. CPUファンを徹底的に掃除する
汚れやホコリが厚く積もったCPUファンには、イソプロピルアルコールを含ませた綿棒が効果的です。アルコールでファンブレードにこびりついた汚れを落とせます。内部のホコリは、エアダスター(缶入り圧縮空気)やエアガンで吹き飛ばすときれいに取り除けます。ただし、スプレー式の洗剤などを直接吹きかけると部品を傷める恐れがあるため、使用は避けてください。
また、外付けファンや放熱グッズを活用してPCを冷やすのも有効です。小型USB扇風機・家庭用スタンド扇風機・エアコンなどを組み合わせれば、CPUファンを含む各部品を十分に冷却でき、システムの本来の性能を引き出せます。
4. エアフロー(風通し)対策を導入する
ファンの配置を最適化することで、ケース内に流れ込む空気量を増やせます。PC用ファンには、一般的な120mmケースファンから特殊なモデルまで、さまざまなサイズ・奥行き・騒音レベル・デザインの製品があります。エアフローを最大化してPCを効率よく冷やせるものを選びましょう。
5. CPUファンの設定を確認する
ソフトウェア側の問題が原因の場合、BIOSでCPUファンの設定を確認することで切り分けが可能です。トラブルシューティングでよく使われる手法なので、試してみる価値があります。
PCのBIOSを起動し、矢印キー(←→)で「Advanced Settings(詳細設定)」へ移動します。次に「Hardware Monitor」画面を開いてCPUファンの設定にアクセスし、以下のように構成してください。
- Active Heat Sink(アクティブヒートシンク):Enabled
- Fan Duct with Fan(ファン付きファンダクト):Enabled
- Passive Heat Sink(パッシブヒートシンク):Disabled
- Fan Duct without Fan(ファンなしファンダクト):Disabled
設定が完了したら、変更を保存してBIOSセットアップを終了します。
6. BIOS設定を変更する
CPUファンが実際に正常に回転しており、PCが過熱していないことが確実であれば、この方法でエラーメッセージを回避できます。注意:BIOS設定の変更を伴うため、慎重に作業してください。
- PCのBIOSセットアップを開き、「Monitor」を選択します。
- 矢印キーで「Fan Speed Monitor」の項目へ移動します。
- 「Fan Speed」の値を「N/A(Not Available)」から「IGNORE」に変更します。
- 「Exit」に切り替えて、変更内容を保存します。
- PCを再起動し、問題が解消されたかどうかを確認します。
これでWindows起動時にCPUファンエラーのメッセージが表示されなくなるはずです。
7. ハードウェア技術者に点検してもらう
上記のどの方法でも解決しない場合は、CPUファン本体および接続部分に物理的な故障がある可能性があります。無理に自己修理せず、ハードウェア技術者による点検・修理を依頼しましょう。
本記事がお役に立てば幸いです。
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