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Windowsのタスクバー時計に「秒」を表示する方法【レジストリ設定・フリーツール】

Windowsのタスクバー時計には、日付と時刻が表示されます。年・月・日、そして時と分までは表示されますが、「秒」はデフォルトでは表示されません。この記事では、Windows 10以降でレジストリを編集してタスクバー時計に秒を表示する方法と、Windows 7/8でサードパーティ製フリーウェアを使って実現する方法をご紹介します。

なぜWindowsの時計には秒が表示されないのか

その前に、そもそもMicrosoftがこの機能をOSに搭載しなかった理由を知っておくと興味深いでしょう。コロン(:)が毎秒点滅するのが目障りだったのでしょうか? 実際にMicrosoftは次のように説明しています。

点滅するコロンと絶えず更新される時刻表示は、ベンチマークの数値に悪影響を与えていました。当時のマシンはメモリがわずか4MB(Windows 95の最小要件)しかなく、たった4KBの節約でもベンチマーク結果に体感できるほどの差が出ました。時計を1秒ごとに点滅させると、テキスト描画関連のコードパスがページアウトされなくなるだけでなく、タスクバーのウィンドウプロシージャやスタック・データ用のメモリ、さらにExplorerプロセスに関連するすべてのコンテキスト構造体まで、常時メモリに保持され続けることになります。これらを合計すると、4KBどころではない大幅なメモリ消費となっていたのです。

つまり、当時の低スペック環境でのパフォーマンスを維持するためだったというわけです。理由がわかったところで、実際に秒を表示する方法を見ていきましょう。

タスクバー時計に曜日を追加する方法は以前ご紹介しましたが、今回は時刻に「秒」を追加する方法について解説します。

レジストリでタスクバー時計に秒を表示する(Windows 10)

Windows 8やWindows 7には、標準機能で秒を表示する方法はありません。しかし、Windows 10であれば、レジストリを少し編集するだけで実現できます。

  1. Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを起動します。
  2. 以下のキーへ移動します。
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced
  3. 新しいDWORD(32ビット)値を作成し、名前をShowSecondsInSystemClockにします。
  4. 値のデータを1に設定します。
  5. PCを再起動するか、エクスプローラーを再起動すると、タスクバー時計に秒が表示されます。

元に戻したい場合は、値を「0」に変更するか、作成したエントリを削除してください。

フリーツールを使って秒を表示する(Windows 7/8/8.1)

手軽に秒を表示したい場合は、T-Clock ReduxTClockExといったサードパーティ製フリーツールを利用するのがおすすめです。

Windowsのタスクバー時計に「秒」を表示する方法【レジストリ設定・フリーツール】

T-Clock Reduxは、Stoic Joker氏のT-Clock 2010を拡張したフォーク版です。秒の表示だけでなく、時計の書式カスタマイズなど多彩な機能を備えており、Windows 7/8.1はもちろん、Windows 10でも動作します。TClockExも同様に無料で使えるツールで、タスクバー時計に関するさまざまなオプションを細かく調整できます。

Windows 11の場合

上記のレジストリ設定は、Windows 11では動作しない場合があります。ただし、比較的新しいバージョンのWindows 11(22H2以降)では、標準設定から秒の表示をオンにできるようになりました。「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」→「タスクバーの動作」と進み、「システムトレイの時刻と日付に秒を表示する」を有効にするだけでOKです。

このTipsがお役に立てば幸いです。ぜひ感想をお聞かせください。

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