Windows 10 のタスクバーの時計に秒を表示する方法
Windows 10 のタスクバーに表示される時計は、デフォルトでは「時」と「分」のみが表示され、秒は表示されません。設定画面にも秒を表示するオプションは用意されておらず、正確な時刻を確認したいユーザーにとってはやや不便に感じられる点です。この記事では、レジストリを編集してタスクバーの時計に秒を強制的に表示させる方法を解説します。
この機能は Windows の設定画面には存在しないため、レジストリエディターを手動で操作する必要があります。レジストリの編集では、誤った値を入力すると Windows が正常に動作しなくなる可能性があります。作業の際は慎重に行い、事前にレジストリのバックアップを取っておくことをおすすめします。

手順1:レジストリエディターを開く
まず、スタートメニューで「regedit」と検索し、レジストリエディターを起動します。ウィンドウ上部のアドレスバー、または左側のツリー表示を使って、以下のキーへ移動してください。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced

手順2:「ShowSecondsInSystemClock」値を作成する
レジストリエディターの右側ペインには、各種設定キーと値が一覧表示されています。ペインの背景部分を右クリックし、「新規」>「DWORD (32ビット) 値」を選択しましょう。作成された新しい値に「ShowSecondsInSystemClock」という名前を付けてください。

手順3:値のデータを変更する
続いて、作成した値をダブルクリックします。表示された編集画面で「値のデータ」を「1」に変更し、「OK」をクリックして保存します。
手順4:変更を反映させる
最後に、Windows から一度サインアウトし、再度サインインすると変更が反映されます。サインアウトの手間を避けたい場合は、タスクマネージャーから「explorer.exe(エクスプローラー)」を再起動することでも同じ効果が得られます。

以上で完了です。非常にシンプルな変更ですが、自分好みの時刻表示を実現できる便利なカスタマイズと言えるでしょう。
なぜ秒表示のオプションが用意されていないのか?
実は、Windows に「秒を表示する」オプションが標準搭載されていない歴史は、Windows 95 の登場までさかのぼります。2003年、Microsoft はその理由について、当時の Windows 95 が RAM 4MB という限られたメモリのパソコンでも動作する必要があったと説明しました。タスクバーの描画方式の仕様上、時計を毎秒更新するとメモリ使用量が大幅に増加してしまうため、秒表示は採用されなかったのです。現在ではハードウェアの性能は格段に向上していますが、Windows 10 においてもタスクバーの時計は時と分のみの表示が継続されています。
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