Windows 10でファイルやフォルダーを誤って削除されないように保護する5つの方法
誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。ファイルを削除したけれど、実は削除したくなかった——そんな場面です。確認ダイアログも制限もなく、あっさりと消えてしまいます。自分自身の操作ミスだけでなく、あなたのアカウントを使っている他の人がいたずらで削除してしまうケースもあります。では、フォルダーを誤って削除されないよう保護するにはどうすればよいのでしょうか。方法はいくつかあり、この記事ではその対策をご紹介します。なお、重要なファイルについては、バックアップ体制を整えておくことも常に有効です。
ファイルやフォルダーを誤削除から守る方法
- Preventアプリを使用する
- 確認ダイアログボックスを有効にする
- セキュリティのアクセス許可を変更する
- OneDriveの個人用コンテナー
- BitLocker
1] Preventアプリケーション

弊社独自の「Prevent」ツールは、主に2つの機能を備えています。1つ目は、切り取り・コピー・貼り付け・削除などの操作をブロックすること。2つ目は、右クリックメニューの項目をグレーアウト(無効化)することです。席を外すときや、他の人があなたのアカウントを使用するときに、素早く有効化できるのが便利なポイントです。
2] 確認ダイアログボックスを有効にする

Windowsには以前、ファイルを削除するたびに表示される確認ダイアログボックスが搭載されていました。
この機能は、ごみ箱の設定、グループポリシーエディター、レジストリ設定から有効化できます。「本当に削除してよいか」と立ち止まって判断できるようになるため、大切なファイルやフォルダーの消失を防ぐことにつながります。
3] セキュリティのアクセス許可を変更する

同じパソコン上の別のアカウントがファイルを削除している可能性がある場合は、保護したいフォルダーのアクセス許可設定を変更することをおすすめします。変更・読み取り・実行・書き込みなどの権限を個別に取り消せます。
- 保護したいファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します
- 「セキュリティ」タブ > 「詳細設定」を開き、「継承の無効化」をクリックします
- 表示されたオプションから「継承されたアクセス許可を、このオブジェクトの明示的なアクセス許可に変換します」を選択します
- アクセスを拒否したいユーザーを選択し、「編集」をクリックします
- 「種類」のドロップダウンメニューから「拒否」を選び、「OK」をクリックします
- 他のユーザーアカウントについても同様の手順を繰り返します
- 完了したら「OK」をクリックして変更を適用します
4] OneDriveの個人用コンテナー(Personal Vault)

OneDriveの中でも最も見落とされがちな機能のひとつが「個人用コンテナー(Personal Vault)」です。この機能を使えば、ファイルをコンテナー内に移動でき、アクセスには本人確認が必要になります。
重要なファイルはすべて個人用コンテナーへ移動し、この機能を通じて作業することを強くおすすめします。一定時間使用しないとコンテナーは自動的にロックされるため、他の誰もあなたのファイルにアクセスできない状態が保たれます。
5] BitLocker

お使いのパソコンがBitLockerに対応していれば、ドライブ全体をパスワードでロックできます。さらにドライブは暗号化されるため、内部のファイルは安全に保護され、勝手に削除される心配もありません。システムドライブにも利用できますが、外部ドライブとの併用が特に効果的です。ただし、BitLockerはドライブ単位で動作するため、個別のフォルダーやファイルだけをロックすることはできません。
とはいえ、作業データをセカンダリパーティションにまとめて保存し、そのパーティションをロックしておくといった運用なら、パーティション単位でも十分に活用できます。
以上、自分自身のうっかりミスによるものか、他人の操作によるものかを問わず、ファイルやフォルダーの誤削除を防ぐのに役立つ方法をご紹介しました。状況に応じて組み合わせて活用してください。
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