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Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】

パソコンをどんな目的で使っていても、勝手に名前を変更されたり削除されたりしたくない大切なファイルが、必ずいくつかあるはずです。しかし残念ながら、Windowsには標準でファイルの削除を防ぐ仕組みが用意されていません。そのため、パソコンにアクセスできるユーザーなら誰でも、ファイルを見つけて内容を変更したり、名前を変えたり、最悪の場合は削除まで行えてしまいます。

こうした重要なファイルを守ることは、それ自体が一つの課題です。Windowsはデフォルトではファイルを保護してくれませんが、削除の試みからファイルを守るためのオプションが用意されています。実際、標準機能とサードパーティ製ツールの両方に、複数の保護手段が存在します。

Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】

標準機能でファイルの削除を防ぐ方法

Windowsでファイルの名前変更や削除を防ぐ最も確実な方法は、システムに標準搭載されている機能を使うことです。追加のインストールは不要で、初心者でも簡単にアクセスして利用できます。

  • エクスプローラーで、削除されたくないファイルを見つけます。ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】
  • プロパティダイアログが開いたら、上部に4つのタブが表示されます。目的のオプションがある「セキュリティ」タブをクリックします。
  • セキュリティタブの下部にある「詳細設定」ボタンをクリックすると、新しいダイアログボックスが開きます。
Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】
  • 次の画面では、選択したファイルのアクセス許可を定義できます。「継承の無効化」ボタンをクリックして、ファイルのアクセス許可を編集できるようにします。
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  • 2つの選択肢を含むプロンプトが表示されます。「このオブジェクトの継承されたアクセス許可をすべて明示的なアクセス許可に変換します」を選びます。
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  • 画面にすべてのユーザーアカウントが一覧表示されます。ファイルの削除を禁止したいアカウントを選択し、「編集」ボタンをクリックします。これで、選択したアカウントのファイルアクセス許可を編集できます。
Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】
  • 次の画面で「詳細なアクセス許可を表示」をクリックし、利用可能なすべてのアクセス許可を表示します。また、「種類」のドロップダウンメニューから「拒否」を選択します。

    そのうえで、以下の項目にチェックを入れると、これらの権限が選択したユーザーアカウントから剥奪されます。

    A) アクセス許可の読み取り
    B) アクセス許可の変更
    C) 所有権の取得
    D) 削除


    完了したら「OK」をクリックして変更を保存します。
Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】
  • 続く画面でも「OK」をクリックし、開いているすべてのダイアログボックスを閉じます。

これで、選択したファイルはPC上で変更・名前変更・削除から保護されました。アクセスを拒否したユーザーがファイルを削除しようとすると、アクセス許可のエラーが表示され、操作を先に進めることができません。

ファイルを非表示にして削除・名前変更を防ぐ方法

もう一つの有効な手段は、ファイル自体を非表示にすることです。ファイルがエクスプローラーに表示されなければ、他のユーザーはその存在に気づかず、削除しようとすることすらありません。

ファイルを非表示にする手順

  • ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  • デフォルトでは「全般」タブが表示されています。画面下部にある「隠しファイル」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】

これでファイルが非表示になります。

ただし、PCで「隠しファイルを表示する」設定が有効になっている場合は、その設定をオフにしないとファイルが見えてしまうので注意してください。

Windowsで隠しファイルの表示を無効にする方法

  • PCでエクスプローラーのウィンドウを開きます。
  • 上部の「表示」メニューをクリックすると、新しいオプションがいくつか現れます。「オプション」をクリックし、「フォルダーおよび検索のオプションの変更」を選択します。
Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】
  • 開いたダイアログボックスの「表示」タブをクリックします。「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示しない」という項目を見つけて有効にし、「OK」をクリックして変更を保存します。
Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】

これで、非表示にしたファイルは完全に見えなくなり、上記の設定を再度有効にするまでエクスプローラーには表示されません。

フリーソフト「Prevent」で削除・名前変更メニューを無効化する方法

ユーザーがファイルを削除したり名前を変更したりできるのは、エクスプローラーのメニューにその操作が表示されるからです。もし、不要な操作の選択肢をあらかじめ無効化できれば、ユーザーは望まない操作をそもそも実行できなくなります。

実は、それを実現できるアプリが存在します。

「Prevent」は、エクスプローラーの特定の操作を無効化できる小型アプリケーションです。「名前変更」「削除」「切り取り」「コピー」などの操作を無効化できるため、指定したファイルに誰も手を加えられなくなります。

このアプリは完全無料でダウンロード・利用でき、マシンを占有するメモリもごくわずかです。

  • Windows PCにPreventをダウンロード、インストールして起動します。
  • アプリを起動すると、設定できる項目は1つだけであることがわかります。

    それは「ホットキーの定義(Define Hotkey)」という項目で、アプリの動作を停止するためのキーボードショートカットを指定できます。任意のショートカットキーを設定し、「Activate」をクリックします。
Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】
  • アプリが起動すると、ファイルを右クリックした際に、前述の操作がグレーアウト(灰色表示)になっていることが確認できます。クリックしても使用できず、物理的なキーボード操作によるショートカットも無効化されます。
Windowsでファイルの削除・名前変更を防ぐ3つの方法【標準機能からフリーソフトまで】

これらの操作を再び使えるようにしたいときは、アプリに割り当てたキーボードショートカットを押すだけで、アプリが停止します。そうすれば、以前と同じようにファイルの名前変更、削除、切り取り、コピーが自由に行えるようになります。

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