ForFilesコマンドでWindows 10の共有ネットワークフォルダー内のファイルとフォルダーを管理・削除する方法
ForFilesコマンドとは
ForFilesは、Windows 10において指定した条件に合致するファイルやフォルダーを管理・削除できるコマンドです。コマンドプロンプトから実行でき、独自のフィルター条件に基づいてファイルを一括処理できます。たとえば、1年以上前や6か月以上前の古いファイルを削除してディスクの空き容量を確保したい場合などに非常に便利です。
ただし、ForFilesコマンドは基本的にローカルコンピューター上でのみ実行できます。共有ネットワークフォルダーやネットワークドライブに対して実行したい場合は、事前にその共有フォルダーをネットワークドライブとしてマップ(割り当て)しておく必要があります。
共有ネットワークフォルダーでForFilesコマンドを使う手順
以下の手順で、Windows 10の共有ネットワークフォルダーやマップ済みネットワークドライブ上のファイル・フォルダーに対して、削除・名前変更・移動などの操作を行えます。
- タスクバーの検索ボックスで「cmd」と検索します。
- 「管理者として実行」をクリックします。
- 「はい」をクリックします。
- 「net use」コマンドでドライブをマップします。
- フィルターを付けた「forfiles」コマンドを入力してフォルダーを操作します。
1. コマンドプロンプトを管理者権限で開く
まず、管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、検索結果で「コマンドプロンプト」が選択されていることを確認してください。そのうえで「管理者として実行」をクリックし、表示された確認画面で「はい」を選択すると、管理者としてコマンドプロンプトが開きます。
2. ネットワークドライブをマップする
次に、ForFilesコマンドを実行するためにネットワークドライブをマップします。以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。
net use F: \\networkShare\files /user:yourusername password
「F」は実際にマップしたいドライブ文字に、「yourusername」と「password」はそれぞれ自分のユーザー名とパスワードに置き換えるのを忘れないでください。
3. ForFilesコマンドのオプションを確認する
利用可能なオプションの一覧を表示するには、次のコマンドを入力します。
ForFiles /?

すべてのコマンドと使用例が表示されるため、Windows 10のマップ済みネットワークフォルダーでそのまま活用できます。
ForFilesコマンドの構文と使用例
ForFilesコマンドの完全な構文は以下のとおりです。
forfiles [/P pathname] [/M searchmask] [/S] [/C command] [/D [+ | -] [{<date> | <days>}]]たとえば、指定したフォルダー内にある180日(6か月)より古いファイルをすべて削除するには、次のように入力します。
ForFiles /p "F:\folder-path" /s /d -180 /c "cmd /c del /q @file"
「F:\folder-path」の部分は、実際に削除対象となるフォルダーのパスに置き換えてください。このコマンドを実行すると、指定したフォルダー内に存在する180日以上前のファイルがすべて削除されます。
その他の活用例
ForFilesコマンドは、削除以外にもさまざまな用途に使えます。たとえば、現在のディレクトリにある1年以上前のファイルを一覧表示するには、次のように入力します。
ForFiles /S /M *.* /D -365 /C "cmd /c echo @file is at least one year old."
このコマンドでは、条件に該当する各ファイル名と「少なくとも1年以上前のファイルです」というメッセージが表示されます。削除前に内容を確認したい場合に役立ちます。
なお、共有ネットワークドライブ上でForFilesコマンドを定期的に自動実行する(タスクスケジューラでスケジュール設定する)方法については、別記事で詳しく解説しています。
あわせて読みたい:エクスプローラーの「PC」から「ネットワークドライブの割り当て」「ネットワークドライブの切断」オプションを非表示にする方法。
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