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Windows 10で絶対に触ってはいけないフォルダー5選

立ち入ってはいけない場所に足を踏み入れると、想像以上に深刻な事態になりかねません。これはキャンパスでも、Windowsパソコンの中の隠しファイルでも同じことです。Windowsには、ハードディスクの容量を占有する多数のシステムファイルやフォルダーが存在します。正しい手順を踏めばキャッシュファイルは安全に削除できますが、初期状態のまま一切触れないほうがよいファイルもあります。誤って削除したり改変したりすると、データ損失やWindowsの不安定化など、取り返しのつかないトラブルにつながりかねません。

この記事では、絶対に触ってはいけないフォルダーを5つご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

1. Program Files(x86)

場所:Cドライブ→「Program Files」または「Program Files (x86)」

アプリやソフトウェアをダウンロードしてインストールする際は、exe拡張子のファイルを開いてインストールを実行します。インストールの過程で、ソフトウェアはProgram Filesフォルダーに自身を登録し、レジストリ値を書き込み、Windows上で正常に動作するための各種処理を行います。PCにインストール済みのプログラムを確認したいときは、このProgram Filesフォルダーにアクセスします。

このフォルダーには、プログラムを動作させるために必要なDLLファイルや各種設定情報が格納されています。ユーザーがこのフォルダーを直接操作する必要に迫られることは、まずありません。むやみにいじるとアプリが正常に動作しなくなり、最悪の場合は再インストールが必要になります。そのため、Program Filesは絶対に触ってはいけないフォルダーのひとつなのです。

注意: アプリをアンインストールするときは、必ずコントロールパネルの「プログラムと機能」から行いましょう。

2. System Volume Information

場所:C:\System Volume Information

System Volume Informationフォルダーも、絶対に触ってはいけないフォルダーのひとつです。Windowsの重要な機能が多数収められており、アクセス権限がないため、そもそもフォルダーを開くこと自体ができません。このフォルダーには、PCの設定を保存するために作成したシステム復元ポイントが格納されています。

フォルダーが占有する容量を減らしたい場合は、デスクトップの検索バーに「復元ポイント」と入力し、「復元ポイントの作成」をクリックします。表示されたウィンドウでCドライブを選択して「構成」をクリックし、新しいウィンドウで「最大使用量」のバーを探します。バーを左にドラッグすれば、復元ポイントが占めるディスク容量を最小限に抑えられます。

注意: この設定変更により、PCの設定を復元できるポイントの数が減る可能性があります。

さらに、System Volume Informationには、Windowsがドライブのインデックスを作成する際に使用するデータも含まれています。また、ファイルバックアップに不可欠なボリュームシャドウコピー(Volume Shadow Copy)サービスもここに保存されています。

このフォルダーに変更を加えるとシステムパフォーマンスに支障をきたす恐れがあるため、決して手を出さないようにしましょう。

3. ページファイル(pagefile.sys)

場所:Cドライブ直下の「pagefile.sys」

注意: このファイルは、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外した場合にのみ表示されます。設定するには、エクスプローラーを開き、「表示」→「オプション」→「表示」タブ→「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」の順に進んでください。

RAM(メモリ)は、開いているプログラムを一時的に保持する役割を担っています。たとえばExcelのスプレッドシートを起動すると、素早くアクセスできるようデータがRAMに保存されます。そのため、RAM搭載量が大きいほど、複数のプログラムを同時に快適に実行できます。

物理メモリがいっぱいになると、Windowsはページファイル(スワップファイル)を使用します。これはハードドライブ上に確保された領域で、RAMと同様の働きをします。PCのRAMが十分に大きければ、ページファイルが使われることはほとんどありません。

ただし、ページファイルへの依存が頻繁になると、PCのパフォーマンスに悪影響が出ます。サードパーティ製ツールを使えば、ページファイルの使用容量を確認したり無効化したりすることも可能ですが、おすすめできません。ページファイルが存在せずRAMが満杯の状態になると、メモリを確保しようとしてプログラムがクラッシュし、システム全体のパフォーマンスが低下します。

Windowsには仮想メモリを手動で管理するオプションも用意されていますが、容量管理はWindowsに任せるのが得策です。メモリ不足に悩んでいるなら、このファイルをいじるよりもRAMを増設するほうが賢明です。

4. System32

場所:Cドライブ→「Windows」フォルダー→「System32」

Cドライブを開いて「Windows」フォルダーに移動すると、「System32」フォルダーがあります。このフォルダーには、PCが正常に動作するために不可欠な数百のDLLファイルが含まれています。たとえば、サウンドの再生、Windowsの起動、フォントの表示などを担当するファイルです。また、Windows標準アプリの実行ファイルもここにあります。たとえばcalc.exeは電卓を起動するファイルです。

このフォルダーを壊してしまうと、Windowsの再インストールが必要になる可能性が高いため、近づかないのが一番です。このフォルダーも「絶対に触ってはいけないフォルダー」リストに加えておきましょう。

5. WinSxS

場所:Cドライブ→「Windows」→「WinSxS」

WinSxSは「Windows Side By Side(サイド・バイ・サイド)」とも呼ばれ、Windows 9x時代の作業を困難にしていた問題を解決するために導入されました。「DLL地獄(DLL Hell)」とは、DLLファイルが破損・競合・重複したときに発生する諸問題を指す用語です。

この問題を解消するため、MicrosoftはWinSxSフォルダーに各DLLの異なるバージョンを蓄積し、Windowsがプログラムを実行する際に必要なバージョンを読み込む仕組みを採用しています。これによりアプリケーションの互換性が大幅に向上しました。なお、Windowsの使用期間が長くなるほど、このフォルダーのサイズは大きくなっていきます。

まとめ

Windowsが特定のフォルダーにユーザーを近づけたくないのには、それなりの理由があります。トラブルを招きたくない一般ユーザーは、これらのフォルダーを不用意に操作すべきではありません。誤っていじると、Windows PCが起動しなくなる恐れさえあります。どのフォルダーが重要でどれがそうでないのかを確認したい場合は、信頼できる情報源で調べてから判断しましょう。

何らかの操作を行う前には、必ずバックアップを取っておくことをおすすめします。そうすれば、万が一の際にもデータ損失を回避できます。

以上が、Windowsパソコンで絶対に触ってはいけないフォルダーの一覧でした。日頃のトラブル防止にぜひお役立てください。

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