これだけは覚えておきたい!便利なWindowsコマンド12選
Windowsは、簡単な操作ですら長いコマンドを入力する必要があった旧MS-DOSと比べて、ユーザーフレンドリーな設計で広く知られています。そのため、多くのWindowsユーザーはコマンドプロンプトを敬遠しがちです。しかし、一部の重要な操作は、コマンドプロンプトからしか実行できないことをご存じでしょうか?
日頃からコマンドプロンプトのさまざまなコマンドに関する知識を持っておけば、いざというときに必ず役立ちます。この記事では、覚えておくと便利なコマンドを厳選してご紹介します。

1. ipconfig

まずは「ipconfig」から。このコマンドを使えば、コンピューターのIPアドレスを簡単に確認できます。コントロールパネルの設定を掘り下げればIPアドレスを調べることもできますが、それは明らかに手間のかかる作業です。
使い方は簡単です。コマンドプロンプトを起動し、「ipconfig」と入力してEnterキーを押すだけ。システムが現在使用しているすべてのネットワーク接続の一覧が表示されます。
2. ipconfig /flushdns

DNSサーバーを変更しても、Windowsが古いDNS情報をキャッシュとして長期間保持し続けてしまうことがあります。そんなときにこのコマンドが役立ちます。実行するだけで、以前のDNSサーバーのキャッシュをすべて即座にクリアできます。
3. ping

特定のWebサイトやネットワークへの接続に問題が発生しているときに便利なのが、このコマンドです。たとえば、blogs.systweak.comが開けない場合は、「ping blogs.systweak.com」と入力してみましょう。データパケットがサーバーに送信され、サーバーがその受信を応答として返します。これにより、送信データ量と受信データ量が一致しているかどうかを確認でき、さらにデータの往復にかかった時間も表示されます。
4. tracert

このコマンドは、データパケットが送信元から宛先まで辿る経路を追跡します。たとえば「tracert blogs.systweak.com」と入力すると、データパケットが移動する際に経由するすべてのホップ(中継地点)が一覧で表示されます。
5. shutdown

名前の通り、コンピューターをシャットダウンするためのコマンドです。パラメータを変えるだけで、次の3つの操作を使い分けられます。
shutdown /s /t 0:コンピューターをシャットダウンする
shutdown /r /t 0:コンピューターを再起動する
shutdown /r /o:詳細オプション画面を表示して再起動する
6. sigverif

このコマンドを使用すると、システムファイルがすべてデジタル署名済みかどうかをチェックできます。コマンドプロンプトに「sigverif」と入力すると確認画面が開くので、「開始」をクリックして検証を開始しましょう。処理が完了すると、デジタル署名されているファイルとされていないファイルの詳細情報が表示されます。
7. cipher

「完全に削除したはずのファイル」でも、各種復元ツールによって復元できてしまうことをご存じでしょうか?このコマンドは、ドライブにランダムなデータを上書きすることで、ファイルを完全に削除します。一度このコマンドで消去したデータは、いかなる手段によっても復元できなくなります。
8. sfc /scannow

このコマンドを実行すると、Windowsのシステムファイルチェッカーが起動し、システムファイルに破損や不具合がないかをスキャンします。使用する際は、コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動し、「sfc /scannow」と入力してください。破損・欠落しているシステムファイルの自動修復も行ってくれる頼れるコマンドです。
9. powercfg

このコマンドは、システムの各種電源オプションを管理するために使用します。「powercfg /energy」を実行すると、システムの詳細な電力消費レポートを取得できます。また、「powercfg /hibernate on」や「powercfg /hibernate off」で、休止状態機能のオン/オフを切り替えることも可能です。
10. tasklist
このコマンドを実行すると、現在システム上で動作しているすべてのタスクの完全なリストが表示されます。タスクマネージャーは、いわばこのコマンドのGUI版とも言える存在で、同じく実行中のタスクを確認できます。
11. assoc

PCでは、特定のファイル拡張子が特定のプログラムに関連付けられています。「assoc」コマンドを入力すれば、すべてのファイル関連付けの一覧を確認できます。さらに、「assoc .txt=任意のプログラム名」と入力することで、ファイルの関連付けを自分で設定し直すこともできます。
12. fc
2つのファイルのバージョン間の違いを見分けるのが難しいことはありませんか?そんなときは、コマンドプロンプトで「fc」コマンドを使えば、相違点をひと目で確認できます。このコマンドは、画像などのバイナリファイル比較にも、テキストファイルのASCII比較にも対応しています。
専門家にしかできないことは確かにあります。しかし、まずはこれらのコマンドを試して、パワーユーザーへの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?これらのコマンドが、より快適で効率的なPCライフの助けになれば幸いです。不明な点がある場合は、ぜひ下のコメント欄でお知らせください。
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