Windows 11/10でスクリーンショットが「ピクチャ」フォルダに保存されないときの対処法
Windows 7までの時代、画面やウィンドウの静止画(スクリーンショット)を撮影するにはサードパーティ製ツールに頼るしかありませんでした。しかしWindows 11、Windows 10、Windows 8では、スクリーンショットの撮影は標準機能で簡単に行えます。画面全体を一度にキャプチャするには、キーボードのWindowsキー + PrintScreen、ノートPCの場合はWindowsキー + Fn + PrintScreenを押すだけです。撮影の瞬間に画面が一瞬暗くなり、キャプチャされた画像は「ピクチャ」ライブラリ内のスクリーンショット(Screenshots)フォルダに自動的に保存されます。
ところが、上記のキー操作を行ってもスクリーンショットは撮影されるものの、ファイルとして保存されないケースがあります。当然困ってしまいますが、急ぎの場合はペイント(Windows標準の画像エディター)を開いてCtrl + Vで貼り付ければ、編集画面にキャプチャ画像が表示され、好みの形式で保存できます。とはいえ、毎回この方法を使うのは面倒です。そこで本記事では、Windowsが直接「ピクチャ」ライブラリにスクリーンショットを保存できるようにする修正方法を詳しく解説します。
Windows 11/10でスクリーンショットがピクチャフォルダに保存されない場合の対処法
保存されない問題を解消するには、レジストリを以下の手順で修正します。
- Win + Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開く。
- regeditと入力し、Enterキーを押して「はい」を選択する。
- HKEY_CURRENT_USER(HKCU)配下のExplorerキーへ移動する。
- 右クリックから「新規 > DWORD (32ビット) 値」を作成する。
- 名前をScreenshotIndexに変更する。
- ダブルクリックして「10進数」を選択する。
- 値のデータに695を入力する。
- 「OK」をクリックする。
- User Shell Foldersキーへ移動する。
{B7BEDE81-DF94-4682-A7D8-57A52620B86F}をダブルクリックする。- 値のデータに %USERPROFILE%\Pictures\Screenshots を入力する。
- 「OK」をクリックしてPCを再起動する。
それでは、各ステップの詳細を見ていきましょう。
1. 作業前にまずシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。その後、Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「regedit」と入力してEnterキーを押すと、レジストリエディターが起動します。
2. 次の場所へ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer
3. 右側のペインでScreenshotIndexという名前のDWORD(REG_DWORD)値を探します。スクリーンショットが保存されない症状が出ている場合、このDWORD値が存在しないはずです。
存在しない場合は、右クリック > 「新規」> 「DWORD (32ビット) 値」で作成します。作成したDWORDをダブルクリックすると、値のデータを編集できます。
4. 表示されたダイアログで、まず基数を「10進数」に切り替え、値のデータに695を入力して「OK」をクリックします。
次に、このレジストリDWORDを正しいユーザープロファイル設定と紐付けるため、レジストリエディター内のUser Shell Foldersエントリを確認します。以下の場所へ移動してください。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders
5. 右側のペインにある{B7BEDE81-DF94-4682-A7D8-57A52620B86F}(拡張可能な文字列値:REG_EXPAND_SZ)をダブルクリックし、値のデータが次のようになっていることを確認します。
%USERPROFILE%\Pictures\Screenshots
値のデータを確認・修正したら、レジストリエディターを閉じてPCを再起動します。その後スクリーンショットを撮影してみてください。今度は正しい場所に保存されるはずです。これで問題は解決です。
スクリーンショットが保存されないのはなぜ?
Win + PrintScreenキーを押してもスクリーンショットが保存されない原因はいくつか考えられます。その一つが、レジストリファイル内の値のデータが誤っていることです。この場合は、ScreenshotIndex(REG_DWORD)値を開き、値のデータに695を設定してください。詳細な手順については、前述のガイドを参照してください。
Windows 11/10でスクリーンショットの保存先を変更するには?
スクリーンショットの既定の保存先を変更するには、「ピクチャ」ライブラリフォルダ自体の保存場所を変更します。これはレジストリエディターから設定可能です。既定の保存先を変更すると、以降に撮影したスクリーンショットは自動的に新しい場所へ保存されるようになります。
撮影したスクリーンショットが見つからないのはなぜ?
Windows 11/10でスクリーンショットが見つからない主な原因としては、既定フォルダ(ピクチャ)の保存場所を変更したこと、あるいはレジストリファイルの破損などが挙げられます。前述のとおり、レジストリに正しい値のデータが登録されていないと、今回のような問題が発生することがあります。
注意: レジストリの編集は誤った操作を行うとシステムに悪影響を及ぼす可能性があります。必ず事前にバックアップやシステムの復元ポイントを作成してから作業してください。
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