【解決方法】Windows 11/10で「デフォルトの保存場所を設定できませんでした」エラー0x80070005が出たときの対処法
Windows 11/10で新しいアプリの保存先を変更しようとしたときに、「デフォルトの保存場所を設定できませんでした(We couldn't set your default save location)」というエラーメッセージが表示される場合があります。このエラーはあまり頻繁に見られるものではありませんが、特定の設定条件が満たされていないときに発生します。本記事では、この問題の解決方法を詳しく解説します。

エラーメッセージの全文は以下のような内容です。
デフォルトの保存場所を設定できませんでした。
操作は正常に完了しませんでした。しばらくしてからもう一度お試しください。
必要に応じて、エラーコードは0x80070005です。
Windows 10では、アプリを別のパーティションや外部ドライブにインストールできます。しかし、このオプションがグレーアウトしたり、正しく動作しなくなったりすることがあります。設定アプリで別のドライブを選択できるのに、変更を保存できない場合は、以下のトラブルシューティング手順を試してみてください。
「デフォルトの保存場所を設定できませんでした」エラー0x80070005の解決方法
エラー0x80070005を修正するには、以下の3つの方法を試してください。
- 管理者アカウントでログインする
- WindowsAppsフォルダーの名前を変更する
- WindowsAppsフォルダーのフルコントロール権限を取得する
それぞれの手順について、詳しく見ていきましょう。
1. 管理者アカウントでログインする
アプリの既定の保存場所を変更する作業は、管理者権限が必要なタスクです。つまり、この変更を行うには管理者アカウントでログインする必要があります。標準ユーザーアカウントを使用している場合、保存先のパーティションを変更する際にこのエラーメッセージが表示される可能性があります。
対処としては、次のいずれかの方法を選びます。組み込みのAdministratorアカウントを有効化してそこから変更を行うか、標準ユーザーを管理者アカウントに変更するかです。コンピューターに新しいアカウントを作りたくない場合は、後者の方法がおすすめです。
2. WindowsAppsフォルダーの名前を変更する
ソフトウェアをインストールすると、Microsoft Storeからダウンロードしたものでもサードパーティのサイトから入手したものでも、その種類に関わらず何らかのファイルがコンピューター内に保存されます。WindowsAppsフォルダーはMicrosoft Storeアプリがインストールされるフォルダーの一つで、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」オプションを有効にしない限り、エクスプローラー上には表示されません。
このフォルダーに内部的な競合や不具合が生じていると、既定の保存場所を変更できなくなることがあります。すでにこのエラーメッセージが表示されている場合は、まずフォルダー名を変更してから、再度保存場所の変更を試みるのが効果的です。
具体的な手順は以下のとおりです。まず、隠しファイルとフォルダーをすべて表示するよう設定を変更し、C:\Program Filesへ移動します。ここに「WindowsApps」という名前のフォルダーがあります。
このフォルダーを右クリックして「名前の変更」を選択し、「WindowsAppsOld」などの名前に変更します。

名前の変更時にエラーメッセージが表示されることがあります。「このフォルダーにアクセスする許可がありません」というメッセージが出た場合は、次の解決策を実行する必要があります。
3. WindowsAppsフォルダーのフルコントロール権限を取得する
前述のとおり、WindowsAppsフォルダーの名前を変更しようとすると「アクセスが拒否されました」というメッセージが表示されることがあります。これは、Windowsがユーザーによるこのフォルダーへの直接アクセスを制限しているためです。ただし、アクセス許可を変更してフルコントロールを取得すれば、管理者アカウントからフォルダーを操作できるようになります。
なお、この操作はセキュリティの観点からは推奨されない点に注意してください。実行する場合は、作業完了後に必ず設定を元に戻すことを忘れないようにしましょう。
デフォルトでは、「フルコントロール」のアクセス権はTrustedInstallerのみに付与されています。詳細なガイドに従ってファイルやフォルダーの完全な所有権を取得すれば、その後アプリの既定の保存場所を自由に変更できるようになります。
その他に確認しておきたいポイントは以下のとおりです。
- 外部ドライブを保存先として選択する場合は、ドライブが正常に動作していることを確認してください。
- Windowsが外部ドライブを認識できない場合、そのドライブを選択することはできません。
これらの手順で問題が解決することを願っています。
エラー0x80070005が他のシナリオで発生するケース
エラー0x80070005は非常に汎用性の高いエラーコードで、以下のような場面でも表示されることがあります。
- Officeプロダクトキーのインストール時
- OneDriveの同期時
- Windowsのライセンス認証時
- IPersistFile Save failed エラー
- Windowsサービスの起動時
- Microsoft Storeアプリの利用時
- Windows Updateの実行時
- タスクスケジューラの利用時
- Chromeの更新時

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