Windows 11/10でエラー0x0000098「PCを修復する必要があります」が出たときの対処法
Windows 11/10/8/7のパソコンを起動した際に、「PCを修復する必要があります。重要なシステムドライバーが見つからないか、エラーが含まれているため、オペレーティングシステムを読み込めませんでした」というメッセージが表示される場合は、この記事で紹介する対処法をお試しください。
エラーコード0x0000098が発生する原因
このエラーは、重要なシステムファイルが欠落していたり破損していたりする場合に発生します。また、ブート構成ファイル(BCD)に必要な情報が不足しているか、破損している場合にも起こります。さらに、Windowsを上位バージョンへアップグレードする際に表示されることもあります。
表示されるエラーコードは、0xc0000225、0x0000098、0xc000000f、0xc0000034、0xc000014Cなど様々です。エラーコードを確認することで、パソコンが正常に起動しない原因を特定できます。
主なエラーコードとその意味は以下の通りです:
- 0xc000000f – ブート構成データの読み取り中にエラーが発生しました
- 0xc000014C – PCのブート構成データが見つからないか、エラーが含まれています
- 0xc0000225 – 必要なデバイスにアクセスできないため、ブート選択に失敗しました
- 0xc0000034 – ブート構成データファイルに必要な情報がなく、有効なOSエントリが含まれていません
インストールメディアを使った基本的な修復手順
エラーメッセージには通常、DVDやUSBなどのインストールメディアにある回復ツールを使ってWindowsを修復するよう案内が表示されます。
修復作業を始める前に、まずUSBメモリや外付けHDDなどの外部デバイスをすべて取り外してください。その後、インストール用のDVDを挿入するかUSBメモリを接続し、パソコンを再起動してCD/DVDまたはUSBドライブから起動します。起動画面で「コンピューターの修復(Repair your computer)」を選択してください。
次に「トラブルシューティング(Troubleshoot)」を選び、「このPCを初期状態に戻す(Reset This PC)」を実行します。通常、これで問題は解決します。「PCを更新する(Refresh This PC)」でも改善できることが多いです。
詳細オプションからの修復方法
上記の方法で解決しない場合は、同じ手順を繰り返し、今度は「詳細オプション(Advanced options)」を選択してください。
詳細オプションでは以下の機能が利用できます:
- システムの復元(System Restore)
- システムイメージの回復(System Image Recovery)
- スタートアップ修復(Startup Repair)
- コマンドプロンプト(Command Prompt)
- スタートアップ設定(Startup Settings)
- 以前のビルドに戻す(Go back to the previous build)
「コマンドプロンプト」を選択すると、より高度なWindows内蔵ツールにアクセスできます。
表示されるエラーコードに応じて、以下の対処法を試してみてください。お使いの環境に該当するものを実行しましょう:
- システムファイルチェッカー(SFC)を実行する – 破損したWindowsシステムファイルやドライバーを置き換えます
- DISMツールを実行する – Windowsイメージを修復します
- bootrecツールでMBRを再構築する – コマンドプロンプトから内蔵のbootrecツールを使用します
- EasyBCDやDual-Boot RepairでBCDファイルを修復する – MBRの修復も同時に行えます
UEFI対応システムでのBCD再構築手順
UEFIに対応したシステムをお使いの場合は、以下の手順をお試しください。まず次の2つのコマンドを順番に入力してEnterキーを押します。
Diskpart
List volume
次に、「ESP」というラベルが付いたボリュームを選択します。ESP(EFIシステムパーティション)とは、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)規格に準拠したハードディスクやSSD上に存在するパーティションのことです。ここでは例としてボリューム2を選択します。
Select volume 2
続いて、このボリュームにドライブ文字を割り当てます。ここでは「z」を指定します。
Assign letter=z
以下のコマンドでdiskpartを終了します。
Exit
最後に、次のコマンドを入力してEnterキーを押します:
bcdboot C:\windows /s z: /f UEFI
「/f」オプションは「/s」コマンドと併用することで、対象システムパーティションのファームウェアタイプを指定します。選択できるのはBIOS、UEFI、ALLの3種類です。今回はUEFI対応システム向けのブートファイルを生成するため、UEFIを指定しています。
パソコンを再起動し、これらの対処法で問題が解決したかどうかを確認してください。
関連記事
- 0xc0000454 – PCのブート構成データが見つかりません
- 0xc0000034 – ブート構成データファイルに必要な情報がありません
- 0xc0000185 – ブート構成データが見つかりません
- 0xc00000f – PCのブート構成データが見つからないか、エラーが含まれています
- 0xc000000d – PCを修復する必要があります
- 0xc000014C – ブート構成データの読み取り中にエラーが発生しました
-
Windows 11/10でシステムの復元エラー0x80070002(STATUS_WAIT_2)が発生したときの対処法
Windows 10/11で「システムの復元」を使ってシステムイメージのバックアップを作成しようとした際に、エラーコード0x80070002(STATUS_WAIT_2)というエラーメッセージが表示される場合は、この記事が役立ちます。本記事では、この問題の考えられる原因を特定し、解決に役立つ具体的な対策をご紹介します。 表示されるエラーメッセージ この問題が発生すると、以下のようなエラーメッセージが表示されます。 システムの復元予期しないエラーが発生しました:STATUS_WAIT_2 (0x80070002)システムの復元を閉じて、もう一度お試しください。 考えられる主な原因 このエラーは、
-
Windows 11/10で「注意が必要な項目(What Needs Your Attention)」更新エラーが出たときの対処法
Windows 11へのアップグレード中に「注意が必要な項目(What Needs Your Attention)」というエラーメッセージが表示されて、アップグレードが先に進まなくなっていませんか?そもそも、なぜこのメッセージが表示されるのでしょうか? ポップアップ自体に問題の概要が簡潔に示されています。「注意が必要な項目:お使いのPCには、このバージョンのWindows 11に対応していないドライバーまたはサービスがあります。」 実は、OSをアップグレードする際、バックグラウンドで自動チェックが実行され、システムドライバー、アプリケーション、その他の設定が確認されます。互換性のないアプリ、