デスクトップにファイルを保存するのはNG?代わりに使いたい3つの賢い保存方法
デスクトップにファイルを保存するのは避けましょう。手軽で簡単な方法に思えますが、散らかったデスクトップは作業効率を大きく損ないます。必要なファイルがすぐ見つからなくなり、せっかく設定した壁紙も台無しになってしまうでしょう。
実は、パソコンのファイルを整理しながらデスクトップをきれいに保つ方法はたくさんあります。この記事では、Windows 10でファイルを保存すべき場所をご紹介します。
デスクトップ保存のデメリット
ファイルをついデスクトップに保存したくなる気持ちはよく分かります。ワンクリックですぐアクセスできるので、気がつけばデスクトップが「事実上の保管庫」になってしまいがちです。
一時的な置き場として使う分には問題ありませんが、あっという間に制御不能になり、ぐちゃぐちゃの状態に陥りやすいものです。
こまめなメンテナンスを怠ると、最終的に次のような問題に直面することになります。
- バックアップされない: 多くのバックアップソフトは、デフォルトではデスクトップ上のファイルを対象外にしています。優れたバックアップツールなら設定で含めることもできますが、うっかり忘れると重要なファイルを失うリスクがあります。
- 見た目が散らかる: すっきりとした邪魔のない作業環境は生産性向上につながります。これはパソコンのデスクトップでも同じこと。ログインした瞬間にファイルだらけの乱雑な画面を目にすれば、良い気分にはなれないでしょう。せっかくの壁紙も楽しむ余裕がなくなります。
- 目的のファイルが探しにくい: ファイルをデスクトップに置くのは「すぐアクセスしたいから」のはず。数日かけて作業する書類などをすぐ開きたい場合もありますよね。しかし、それが積み重なるとデスクトップはファイルで溢れ返り、結局何も見つけられない――まさに解決したかった問題に逆戻りしてしまいます。
- ログインが遅くなる: これは主にネットワークアカウントに関わる問題ですが、デスクトップに大量のデータがあると、Windowsアカウントへのログインに時間がかかることがあります。デスクトップ上のすべてを同期し終えるまで、他の処理に進めないためです。
1. Windowsライブラリを活用する
Windows 10には「ライブラリ」と呼ばれる機能が備わっています。複数のフォルダをひとまとめにグループ化し、すべてのファイルを一箇所で確認できるのが特徴です。
初期状態では、「カメラロール」「ドキュメント」「ミュージック」「ピクチャ」「保存済みピクチャ」「ビデオ」のライブラリが用意されています。
これらは同じ名前の標準フォルダとは別物なので注意してください。
ライブラリにアクセスするには、エクスプローラーを開き、ナビゲーションバーに「ライブラリ」と入力してEnterキーを押します。
ライブラリ内に入って「プロパティ」をクリックすると、そのライブラリがどのフォルダからファイルを収集するかを設定できます。「追加...」ボタンでフォルダを選択したり、特定の種類のファイル向けライブラリなら「このライブラリを最適化」のドロップダウンで調整したりできます。
ライブラリの魅力は、特別な手間が一切不要な点です。デスクトップに保存する代わりに、好きなフォルダにファイルを入れるだけでOK。はるかに柔軟で整理しやすい仕組みです。
さらに一歩進んで、ファイルを自動整理してくれるアプリを活用するのもおすすめです。
2. Windowsフォルダを使いこなす
Windowsライブラリと似ていますが、より一般的なのがフォルダによる整理です。フォルダが存在する理由のひとつは、まさにこの「整理整頓」にあります。
実は、デスクトップ自体もひとつのフォルダです。エクスプローラーで「デスクトップ」を開けば、そこに保存されたすべてのファイルを確認でき、他のフォルダと同じように並べ替えや検索、新規作成などが行えます。
しかし、それなら本末転倒です。わざわざデスクトップを開いて操作するくらいなら、最初からデスクトップを汚さない本物のフォルダを使った方が賢明です。
Windowsには「ドキュメント」や「ピクチャ」といった標準フォルダが用意されており、データの保存先として最適です。上部メニューの「新しいフォルダー」をクリックするか、右クリックして「新規作成 > フォルダー」を選べば、すぐにサブフォルダを作れます。
サブフォルダはいくらでも階層化できますが、パス全体の文字数が260文字を超えられないという制限があります。とはいえ、よほど徹底的に整理したい人でも十分足りる容量です。
3. クラウドストレージを利用する
デスクトップに保存する理由が「手軽にアクセスしたいから」なら、クラウドストレージサービスの利用を検討してみてください。
優れたクラウドサービスなら、パソコン上では普通のフォルダのように表示され、中身は自動的にクラウドへ同期されます。つまり、複数のデバイスからファイルにアクセスできるうえ、バックアップコピーも自動的に確保されるのです。
さらに多くのサービスが「バージョン履歴」機能を提供しており、ファイルへの変更履歴を記録します。古いバージョンに戻したくなったら、クリック数回で復元可能。デスクトップ保存では実現できない強力な機能です。
ファイルに素早くアクセスしたいときは?
もちろん、デスクトップにもちゃんと役割があります。大量のファイルやフォルダの保管場所としては不向きですが、ショートカットの置き場としては優秀です。
ショートカットを活用すれば、エクスプローラーを何階層もたどらなくても、ダブルクリックひとつで目的のファイルにたどり着けます。
デスクトップ上で右クリックして「新規作成 > ショートカット」を選択すればウィザードが起動します。あるいは、フォルダやファイルをデスクトップへドラッグ&ドロップしてもショートカットを作成できます。
ショートカットを削除しても、元のファイル自体は安全なまま残るので安心です。
さらに一歩進んだ使い方として、ショートカットを右クリックして「タスクバーにピン留めする」または「スタートにピン留めする」を選ぶ方法もあります。
もちろん、タスクバーやスタートメニューも詰め込みすぎは禁物ですが、頻繁に使う重要なファイルやプログラムをピン留めしておくには絶好の方法です。
デスクトップをすっきり片付けよう
Windowsのデスクトップには確かに役割がありますが、すべてのファイルを放り込む倉庫ではありません。この記事で紹介した、より優れた保存方法をぜひ試してみてください。
それでもデスクトップがゴミやショートカットで散らかっているなら、Windowsデスクトップをきれいに掃除するガイドも参考にしてみてください。
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