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【Windows 10】名前もアイコンも見えない「透明フォルダー」を作成する方法

【Windows 10】名前もアイコンも見えない「透明フォルダー」を作成する方法

Windows 10には「隠しファイル・隠しフォルダー」という機能がありますが、今回紹介するのはそれとはまったく別の「見えないフォルダー(透明フォルダー)」です。隠し属性を付けたフォルダーであれば、エクスプローラーの表示設定を変えるだけで簡単に姿を現します。しかし、このテクニックを使ったフォルダーは、表示設定を変更しても見つかりません。フォルダーのプロパティを利用して、視界の中にありながら視認できないようにする仕掛けです。

なぜ「見えないフォルダー」を作るのか

デスクトップに作業用フォルダーを置きたいけれど、他人の目には触れたくない――そんな経験はありませんか? Windows 10標準の暗号化機能などを使えばパスワード保護は可能ですが、フォルダー自体は画面上に見えたままです。「何かを隠しているのでは?」という余計な好奇心を刺激してしまうかもしれません。

ところが、そのフォルダーの存在自体が誰にも分からなければどうでしょう? 見えないフォルダーなら、クリックすべき場所を知っている人か、デスクトップ全体を選択状態にした人にしか気づかれません。

もちろん、これはセキュリティ機能ではありません。仮に誰かが偶然フォルダーを見つければ、中身は普通に開けてしまいます。より安心したい場合は、このテクニックと暗号化機能を組み合わせるとよいでしょう。

見えないフォルダーの作り方

今回はデスクトップ上に作成します。別のフォルダー内に作ると、アイコンがない分だけ空白スペースやファイル情報が並んで不自然に見えてしまうためです。

まず、デスクトップの空いている場所で右クリックし、「新規作成 → フォルダー」を選択します。名前は初期状態の「新しいフォルダー」のままにしておきます。

【Windows 10】名前もアイコンも見えない「透明フォルダー」を作成する方法

次に、フォルダー名を見えなくします。通常の文字の代わりに、フォルダー名として表示されないASCIIコードを入力します。フォルダーを右クリックして「名前の変更」を選びましょう。

Altキーを押しながら、テンキーで「255」と入力します。ここで重要なのは、必ずキーボード右側のテンキーを使うことです。アルファベットキーの上段にある数字キーでは認識されません。

【Windows 10】名前もアイコンも見えない「透明フォルダー」を作成する方法

これで名前は消えましたが、フォルダーアイコン自体はまだ見えています。続いてアイコンを透明にします。フォルダーを右クリックして「プロパティ」を開き、「カスタマイズ」タブを選択してください。

【Windows 10】名前もアイコンも見えない「透明フォルダー」を作成する方法

「アイコンの変更」ボタンをクリックします。フォルダーアイコンは既定のものですが、プロパティから他のアイコン画像へ自由に変更できます。一覧の中にある透明(空白)のアイコンを3種類のうちどれか選びましょう。

【Windows 10】名前もアイコンも見えない「透明フォルダー」を作成する方法

「OK」を押して「適用」をクリックすれば完了です。これでフォルダーが見えなくなりました。

注意点と既知の問題

環境によっては、フォルダーが透明にならず黒い四角形として表示されるバグが発生することがあります。筆者が初めて試したときも、実際にこの現象に遭遇しました。

【Windows 10】名前もアイコンも見えない「透明フォルダー」を作成する方法

黒い箱のままでは「見えない」とは言えません。この場合は、フォルダーを削除してPCを再起動し、もう一度作り直すと解決することが多いのですが、必ずしも直るとは限りません。

また、探し方を知っている人には見つかってしまいます。デスクトップ上のアイテムをすべてドラッグで範囲選択すると、見えないフォルダーの周囲に選択枠が表示されるのです。

さらに、エクスプローラーで「デスクトップ」フォルダーを開くと、アイコンのない空白部分にファイル情報が表示されてしまいます。そのため、このテクニックはあくまで一時的な隠し場所として使うのが妥当です。例えば、ホリデーシーズンの買い物メモなどを置いておく程度にとどめましょう。きちんと隠したいなら、パスワード保護や暗号化が正攻法です。

本当に見えない・隠されたファイルやフォルダーが必要なら、自分だけがアクセスできるUSBメモリに保存するのが唯一確実な方法です。必要であればUSBメモリ自体を暗号化することもできます。ドライブを手にした人以外は、あなたのファイルに偶然出会うことはありません。基本的にこのテクニックは「ちょっとした小ネタ」程度のものなので、セキュリティ対策として使うのは避けましょう。

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