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VMwareでWindowsゲストOS向けの共有フォルダを作成する方法

近年、メインのOSとは別にサブのOSを仮想環境として導入するユーザーが増えています。以前はデュアルブート構成にして複数のOSを切り替えて使うのが一般的でしたが、テスト目的などで一時的に別のOSを使いたい場合、再起動のたびにOSを切り替える必要があるデュアルブートは手間がかかります。その点、仮想マシンならメインOSを起動したまま別のOSを同時に操作できるため、非常に便利です。

多くの方がご存じのVMwareは、ほぼすべてのOSを仮想的にインストールできる定番の仮想化ソフトウェアです。必要なのはIntel Virtualization(仮想化支援機能)が有効なPCと、インストールしたいOSのISOイメージだけです。

ただし、仮想OSで作業していると、「ホスト側の本物のOSとファイルをやり取りしたい」という場面が出てきます。USBメモリや外付けHDDを使う方法もありますが、もっと手軽なのが共有フォルダの活用です。この記事では、VMware上のゲストOSとホストPC間で共有フォルダを作成し、ファイルをやり取りする方法を詳しく解説します。

VMwareで共有フォルダを作るメリット

仮想マシン内に共有フォルダを作成すれば、USBメモリなどの外部デバイスを使わずに、ゲストOSとホストOS間で直接ファイルを転送できます。さらに、以下のようなメリットがあります。

  • ファイルサイズの制限がない
  • 転送速度が速い
  • サードパーティ製ソフトウェアが不要(Windows標準機能だけで完結)

Windowsにはもともとネットワーク経由でフォルダを共有する機能が備わっているため、追加のツールをインストールせずに実現できるのが大きな魅力です。

なお、本ガイドは主にWindowsユーザー向けの手順ですが、共有フォルダの仕組み自体はほぼすべてのOSで利用可能です。そのため、VMware上のさまざまなゲストOSとの間でも同じ考え方でファイル共有を行えます。

事前準備:ネットワーク探索を有効にする

最初に行うべきは、現在接続中のネットワークでネットワーク探索が無効になっている場合、これを有効にすることです。ネットワーク探索がオフだと、PC同士がお互いを認識できず、共有フォルダへアクセスできません。

両方のOSで共有フォルダを作成する

次に、ゲストOS(仮想マシン)とホストOS(元のマシン)の両方で共有用フォルダを作成します。手順は以下の通りです。

  1. 任意の場所に新しいフォルダを作成する
  2. フォルダを右クリックし、プロパティを選択
  3. 「共有」タブを開く
  4. 「詳細な共有」をクリック
  5. 「このフォルダーを共有する」にチェックを入れる

続いて「アクセス許可」ボタンをクリックし、「フルコントロール」の「許可」にチェックを入れます。最後に「適用」→「OK」を押して設定を保存してください。この作業はゲストOSとホストOSの両方で実施します。

VMware側の設定を行う

共有フォルダの準備ができたら、VMwareの設定を変更します。

  1. VMwareを開き、共有フォルダを作成したゲストOSを右クリック
  2. 「設定」を選択し、「オプション」タブへ移動
  3. 「共有フォルダ」の項目を見つけてクリック
  4. 「常に有効」を選択
  5. 「追加」ボタンを押し、ホストOS側で作成した共有フォルダを指定

設定が完了したら、忘れずに変更を保存しておきましょう。

ゲストOSから共有フォルダへアクセスする

ここまでの設定が終わったら、仮想OSを起動し、エクスプローラー(ファイルマネージャー)を開きます。左側のサイドバーに「ネットワーク」という項目が表示されているはずです。

まだネットワーク探索とファイル共有を有効にしていない場合は、通知が表示されます。その通知をクリックして機能をオンにしてください。その際、「いいえ、接続先のネットワークをプライベート ネットワークにします」を選択するのがポイントです。この操作も両方のOSで行ってください

動作確認をする

設定後、画面にPC名が表示されるので、それをダブルクリックすると共有フォルダが見つかるはずです。このステップは、これまでの設定が正しく行われているかどうかを確認するためのものです。

問題なく表示されれば準備完了です。以降は、片方のOSの共有フォルダにファイルを置けば、もう片方のOSの共有フォルダにも即座に反映されます。仮想マシンとホストPC間のファイル移動が格段に楽になりますので、ぜひ試してみてください。

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