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WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法海外のパソコンを触ったことがある人なら、普段とは違うキーボード配列に戸惑った経験があるのではないでしょうか。英語圏ではQWERTY配列が圧倒的な主流ですが、それ以外にも「入力速度が上がる」「手の疲労が減る」といったメリットを掲げる代替配列がいくつも存在します。

その効果が本当なのかどうかは、長年染み付いたQWERTYの癖を打ち消すのが難しいこともあり、断言はできません。ただ確かなのは、定番のDVORAK配列にせよ、ややマニアックなCOLEMAK配列にせよ、キーボード配列の変更は今やかつてないほど簡単になっているという点です。

DVORAK配列への変更方法

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

DVORAK配列は、QWERTYを完全に置き換えることを目的として設計された配列です。英字の並びだけでなく記号の位置まで大きく異なるため、切り替えた直後は強い違和感を覚えます。とはいえ、Windowsは標準でDVORAKをサポートしているため、変更手順そのものは非常にシンプルです。

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

まずコントロールパネルを開きます。Windows Vista以降では、各項目が大きなカテゴリ見出しの下にまとめられており、その中の「時計、言語、および地域」が今回の目的に関わる項目です。サブ項目ではなく、この見出し自体をクリックしてください。

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

次に「入力メソッドの変更」をクリックすると、パソコンにインストールされている言語の一覧が表示されます。多くの場合は1〜2言語程度ですが、設定によってはさらに多くの言語が並んでいることもあります。

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

「English(英語)」の行の右端にある「オプション」をクリックします。英国式・米国式といったバリエーションの違いにかかわらず、以降の手順は同じです。続く画面で「入力メソッドの追加」を選択しましょう。

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

さまざまなキーボードレイアウトの一覧が表示されるので、使いたいものをクリックするだけです。DVORAK関連のエントリは複数用意されているため、好みに応じて選択できます。

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

レイアウトを追加したら、Windows上でプレビューを確認したり、不要になった時点で削除したりすることも可能です。

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

配列を追加した後は、「Alt + Shift」または「Win + Space」で入力方式の切り替えメニューを呼び出せるようになります。修飾キーの位置は配列が変わっても同じなので、パスワードなど他人に知られたくないテキストを入力するときだけ元の配列へ戻す、といった使い方もできます。

なお、Windows 10 / 11では、「設定」→「時刻と言語」→「言語」から対象言語の「オプション」を開き、「キーボードの追加」を選ぶことで、コントロールパネルを使わずに同様の操作を行えます。

COLEMAK配列への変更方法(AutoHotkeyを利用)

COLEMAK配列は、英語圏のキーボード配列の中でもかなりマイナーな存在です。DVORAKユーザーでさえ名前を聞いたことがないケースもあるでしょう。QWERTYからの変更箇所はわずか17キーしかなく、「1週間ほどで乗り換えられた」という声もあります。

まずAutoHotkeyをダウンロードしてインストールします。非常に強力な自動化ツールですが、ここではキー配列の変更という単一の目的のためだけに使用します。

続いて、COLEMAK配列の公式wikiプロジェクトから.zipファイルをダウンロードしてください。アーカイブには多数のフォルダが含まれていますが、ダウンロード容量自体はごく小さなものです。

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

ダウンロードしたアーカイブの中にある「AutoHotKey」フォルダを開くと、3種類のスクリプトが入っています。今回はその3番目、「QWERTY to COLEMAK」という名前のスクリプトを使用します。

WindowsでキーボードをDVORAK・COLEMAK配列に変更する方法

エクスプローラーを開き、AutoHotkeyのインストール先フォルダへ移動します。32ビット版Windowsなら「C:\Program Files」、64ビット版なら「C:\Program Files (x86)」の中にあるはずです。そのフォルダ内の「Extras」フォルダを開き、さらにその中の「Scripts」フォルダを表示させてください。アーカイブからスクリプトをこのフォルダへドラッグ&ドロップし、コピーの確認画面が出たら実行します。

これでスクリプトの設置は完了です。あとはスクリプトをダブルクリックすればAutoHotkeyが実行され、キーボードは自動的にCOLEMAK配列へと切り替わります。入力感覚はガラリと変わるため、最初は戸惑うかもしれません。

パスワード入力時など一時的に無効化したい場合は、システムトレイのAutoHotkeyアイコンを右クリックし、「Suspend Script(スクリプトの一時停止)」を選択します。もう一度同じ項目をクリックすれば、スクリプトは再び有効になります。

まとめ

キーボード配列の変更はハードルが高く感じられる作業であり、誰もが挑戦すべきものではありません。それでも選択肢は確かに存在しますし、実際に切り替えてみた人の多くは好意的な感想を述べています。別の配列を覚えること自体に価値があるだけでなく、入力内容を覗き見されにくくなるといった、物理的なセキュリティ面での副次的メリットにつながる可能性もあります。まずはお気軽にDVORAKやCOLEMAKを追加してみてはいかがでしょうか。


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