Windows 8.1パブリックベータ登場――実際に追加された新機能を徹底解説

Microsoftは開発者向けカンファレンス「BUILD」で、Windows 8.1の最初のパブリックベータ版を初公開しました。以前からビルド9364などのリーク情報があり、ある程度の予想は立てられていましたが、正式リリース版には実際どのような機能が盛り込まれているのでしょうか。自分でインストールして確かめることもできますが、不安定なソフトウェアによるトラブルのリスクを避けたい方は、この記事を読めば内容をひと通り把握できます。
当サイトではすでにWindows 8.1のインストール手順を紹介しているため、ここでは割愛します。代わりに、Microsoftが新たに追加したアプリや機能について詳しく解説し、アップデート前に知っておくべきポイントをお伝えします。
SkyDriveとの統合がさらに深まる
「Windows Blue」のコードネームで知られていたWindows 8.1では、前バージョンと比べてSkyDriveの統合が大幅に強化されました。クラウドストレージサービスの設定がPC設定の中に組み込まれ、チャームメニューからアクセスできるようになっています。画面の右上または右下隅にマウスを移動して「設定」をクリックし、「PC設定の変更」を選択しましょう。
設定画面が開いたら、左側の列に並ぶ項目を確認してください。Windows 8を使い慣れている方にはおなじみの項目ばかりですが、その中に新しく「SkyDrive」という項目が追加されています。

各オプションはシンプルで直感的に理解できます。「記憶域」では利用可能な容量と使用済み容量を一目で確認でき、「ファイル」と「同期の設定」では個々の項目を細かくコントロール可能です。
関連記事:Windows 8.1でSkyDriveを切断する方法
刷新された検索機能
従来の検索機能は、チャームメニューから起動すると、検索ボックスとアプリ一覧が混在した全画面表示に切り替わっていました。いわば旧スタートメニューのような画面です。Windows 8.1ではこれが大幅に改善され、画面右側にシンプルな検索ボックスが表示され、その下に検索結果が現れるようになりました。全画面表示に煩わされることはもうありません。

覚えておきたい便利なショートカット
以前はインストール済みアプリの一覧を表示するのに、いくつかの手順を踏む必要がありました。Windows 8.1ではこの操作が格段に簡単になります。画面左下には新しいスタートボタンが配置されていますが、クリックしてもメニューは開かず、スタート画面へ移動するだけです。
しかし朗報があります。ここから「Ctrl + Tab」キーを押すだけで、全画面のアプリ一覧を瞬時に呼び出せるのです。

期待外れな点はないのか?
Windows Blueの初期ビルドには、現在のベータ版では削除されたか、安定性のために省かれた新しいアプリがいくつか含まれていました。例えば、筆者がビルド9364をテストした際には、「アラーム」「電卓」「ボイスレコーダー」の各アプリが搭載されていました。
残念ながら、これらのアプリは最初のベータ版には搭載されていません。実際にテストしたところ、ほとんどのアプリが正常に動作しないか、まったく起動しない状態でした。グレー表示になっていたのはそのためかもしれません。ただし、これはRTM(製造用リリース版)で復活しないことを意味するわけではありません。RTM版は8月頃に登場する予定であり、それまでに多くの変更が加えられる可能性があります。

まとめ
Windows 8.1には数多くの新機能が追加されています。Microsoftは初めて本格的なタブレットOSを作り上げるという目標を掲げつつ、従来型のPCユーザーのニーズとのバランスも模索しています。これは時間のかかる繊細な作業ですが、Windows 8.1はその目的地へ着実に近づいていると言えるでしょう。
画像クレジット:Windows 8.1
-
PCを台無しにしないために、Windowsで絶対にやってはいけないこと
うっかりファイルを削除してしまったり、Windowsのオプションを変更したり、プロセスを無効化したせいで、Windowsの動作がおかしくなった経験はありませんか?Windows OSを快適に動かすためには、数多くの設定やプロセスが欠かせません。それらを無効化してしまうと、OSがクラッシュしたり、最悪の場合は再インストールを余儀なくされることもあります。そんなトラブルに巻き込まれないためにも、Windowsで絶対にやってはいけない行為をご紹介します。 以下のリストの行為は決しておこなわないこと 1. レジストリエディターを使った安易な変更 特定の設定を無効にしたいとき、アプリの動作を改善したい
-
LastPassハッキング事件の真相と、ユーザーが今すぐ知っておくべき対策
LastPassは世界で3,300万人以上が利用する、最も人気のあるパスワードマネージャーのひとつです。覚えきれないほど複雑なパスワードも含め、すべての認証情報を安全なデジタル保管庫(ヴォルト)に保存できる優れた機能が特徴です。しかし近年、同社は好ましくない形でニュースになりました。公式発表によるとセキュリティ侵害が発生し、ハッカーがアプリケーションのソースコードを入手したというのです。LastPassユーザーは心配すべき?LastPassの広報担当者によると、今回のセキュリティ侵害は開発環境で発生したものであり、ユーザーの認証情報や個人情報が漏洩したわけではないとのことです。同社は今後同様の