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Windows PCがウイルスに感染したときの回復方法【5つのステップで解説】

Windows PCがウイルスに感染したときの回復方法【5つのステップで解説】

Windowsパソコンを長年使っている方なら、一度はウイルス感染への対処を経験したことがあるかもしれません。ウイルス攻撃は決して愉快なものではなく、大切なデータを失うだけでなく、個人情報が漏洩してしまうリスクもあります。しかし、たとえ悪質なウイルスに感染しても、慌てる必要はありません。正しい手順を踏めば、しっかりと回復させることができます。

この記事では、ウイルス感染後の被害を最小限に抑えるための具体的な回復手順を、5つのステップに分けてわかりやすく解説します。

ステップ1:まずはネットワークから切断する

「動作がおかしい」「ウイルスに感染したかもしれない」と気づいた瞬間が勝負です。すぐにPCをインターネットから切り離しましょう。家庭内LANなど他のパソコンと接続されたネットワークにいる場合は、そのネットワークからも外してください。

PCを隔離することには2つの大きなメリットがあります。1つ目は、ウイルスがネットワーク経由で他の端末へ広がるのを防げること。2つ目は、ウイルスが外部へ送信しようとしている情報(パスワードや個人情報など)が、相手に届くのを阻止できることです。

ステップ2:徹底的にウイルススキャンを行う

Windows PCがウイルスに感染したときの回復方法【5つのステップで解説】

ネットワークを切断したら、次はアンチウイルスソフト(セキュリティソフト)によるフルスキャンを実行します。状況によっては、アンチマルウェアやアンチスパイウェアツールも併用すると効果的です。

まずは普段使っているアンチウイルスソフトから試しましょう。もし通常の方法でスキャンを開始できない場合は、PCを再起動し、CDやDVD、ブータブルメディアから直接スキャンを実行してください。深刻な感染の場合、この方法が最も安全で確実な駆除の第一歩となります。

2回スキャンして見逃しをなくす

原因となるウイルスを特定して駆除できたら、PCを再起動してもう一度スキャンを行いましょう。ウイルスは、私たちが思いもよらないフォルダやシステム領域に潜んでいることがあります。2回目のスキャンによって、駆除漏れがないかを確認できます。

検出できない場合の対処法

どうしてもウイルスが見つからない場合は、アンチマルウェア・アンチスパイウェア専用ツールの出番です。また、感染したウイルスの種類や感染元が特定できているなら、Webでその駆除方法を検索してみてください。公式な手順に従えば、確実に除去できる可能性が高まります。

さらに、あらゆる手段が失敗した場合には、LinuxのLive環境を使ってWindows上のウイルスを駆除するという上級者向けのテクニックもあります。

ステップ3:再インストール・復元・クリーンアップ

ウイルスの原因を見つけて駆除できたら、次は失ったものの復旧作業に取りかかります。ウイルスは勝手にソフトウェアをインストールしたり、逆にプログラムを削除したり、ファイルを破壊・改ざんしたりする悪質な習性があります。該当する場合は、必要なソフトを再インストールし、事前に取ってあったバックアップからファイルやフォルダを復元しましょう。

システムの復元は慎重に

注意したいのは、復元作業が必ずしもスムーズに進むとは限らない点です。何が影響を受けたのか不明な場合は、PC内を一つずつ確認して欠けているものを把握する必要があります。

Windowsの「システムの復元」機能も選択肢の一つですが、ウイルス感染後の使用は必ずしも賢明とは言えません。ウイルスがどこから侵入し、いつ最初に現れたのかが分からないからです。もしウイルスが復元ポイントの保存領域内に潜んでいた場合、せっかく駆除したウイルスを復元によって再び持ち込んでしまう恐れがあります。可能であれば、システムの復元ポイントの使用は避けましょう。害の方が大きくなりかねません。

ステップ4:データをバックアップする

ウイルス感染後のクリーンアップで苦労した経験があるなら、今後のためにデータのバックアップ体制を整えておきましょう。バックアップがあれば、万が一の際でも復旧作業の負担が格段に軽くなります。

バックアップの方法はさまざまです。外付けHDDやUSBメモリなどのリムーバブルメディアを使う方法もあれば、クラウドストレージを活用する方法もあります。どれを選ぶかは、自分の使い心地の好みと予算次第です。多くのクラウドサービスは一定容量まで無料で利用できるので、コストをかけずに始めることも可能です。

重要なのは方法ではなく、「必ず実行する」ということです。定期的なバックアップを習慣づければ、何が失われたかを探す作業や復旧の手間から解放され、安心してPCを使い続けられます。

ステップ5:今後の攻撃を防ぐ

Windows PCがウイルスに感染したときの回復方法【5つのステップで解説】

一度深刻なウイルス被害に遭ったら、PCのセキュリティレベルを見直す絶好のタイミングです。より信頼性の高いアンチウイルスソフトへの乗り換えや、保護機能の追加を検討し、すべてのセキュリティソフトが最新の状態になっていることを確認しましょう。

多くのセキュリティソフトには自動更新機能が備わっています。これを有効にしておけば、常に最新のウイルス定義と保護機能を維持できるため、強くおすすめします。

感染原因を振り返る

もう一つ大事なのは、「そもそもなぜウイルスに感染したのか」を振り返ることです。怪しいWebサイトを訪問していませんか?信頼できない差出人からのメールを開いていませんか?感染経路を特定できれば、同じ過ちを繰り返さずに済みます。

まとめ

Windowsがウイルスに脆弱だからといって、被害を受ける運命にあるわけではありません。実際には、何年にもわたってトラブルなくWindows PCを使い続けているユーザーは数多く存在します。日頃からの予防策を講じるとともに、万一感染した場合の正しい対処法を知っておけば、ウイルスがもたらしうる最大限の被害から身を守ることができるのです。

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