USBメモリにポータブル版Windows 8を簡単に作る方法(Windows To Go活用術)
外出先で作業することが多い方なら、周囲のパソコンが古いバージョンのWindowsばかりだったとき、Windows 8が使えたらと感じたことはありませんか? 自分のOSをパソコンにインストールすることなく持ち運んで使いたい——そんなニーズを叶えてくれるのが、Windows 8に標準搭載されている「Windows To Go」という機能です。この機能を使えば、USBメモリ上にポータブル版のWindows 8を手軽に作成できます。
注意:この機能を利用できるのは、Windows 8 Enterprise(エンタープライズ版)のみです。
用意するもの
作業を始める前に、以下の3点を確認しておきましょう。
- 16GB(32ビット版)または20GB(64ビット版)以上の容量を持つUSBメモリ(32GB以上を推奨)
- Windows 8のインストールメディア(DVDまたはISOイメージ)
- お使いのパソコンにインストールされたWindows 8 Enterprise
作成手順
Windows To Goは、コンパクト版のWindows 8をUSBメモリにインストールし、どこへでも持ち運べるようにする機能です。コントロールパネルからアクセスできます。以下、具体的な手順を見ていきましょう。
1. Windows 8のDVDをドライブに挿入します。ISOイメージファイルをお持ちの場合は、お好みのマウントソフトでマウントしておきましょう。後の工程で必要になります。
2. USBメモリを、USB 2.0またはUSB 3.0のポートに接続します。
3. コントロールパネルを開きます。デスクトップ画面を表示した状態で、マウスを画面右上の隅に移動させ、「設定」→「コントロールパネル」の順にクリックすればOKです。

4. コントロールパネルの表示が「小さいアイコン」になっていない場合は、右上の「表示方法」から「小さいアイコン」を選択します。
5. 「Windows To Go」をクリックすると、セットアップウィザードが起動します。
6. 接続したUSBメモリを選択して「次へ」をクリックします。ウィザードがWindows 8のインストールメディア(手順1で挿入またはマウントしたもの)をスキャンし、起動可能なインストールに必要なファイルを自動的に探し出します。
7. インストールファイルが見つかったら「次へ」をクリックします。見つからない場合は「検索場所の追加」をクリックして、インストールメディアの場所を手動で指定してください。
8. 必要に応じてBitLockerのパスワードを設定します。これは必須ではありません。ドライブに機密情報を保存しないのであれば、設定をスキップしても問題ないでしょう。設定が完了したら「次へ」をクリックします。
9. 処理を完了するにはUSBメモリの再フォーマットが必要である旨を確認したうえで、「作成」をクリックします。再フォーマットを行うとUSBメモリ内のデータはすべて消去されるため、この手順に進む前に必ずバックアップを取っておきましょう。
10. USBメモリの準備が完了するまで待ちます。環境によっては時間がかかる場合があります。
作成が完了したら、別のパソコンでUSBメモリから起動できるかテストすることをおすすめします。正常に動作すれば、作成プロセスが成功したことになります。なお、テストに使うパソコン側では、BIOSでUSBからの起動を許可する設定を事前に行っておく必要があります。BIOSの設定方法は機種によって異なるため、お使いのパソコンのマニュアルやメーカーのサポートページを参照してください。
質問がある方は
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