USBドライブでWindows XPを持ち運ぶ!「Mojopack」のインストール手順と使い方
自宅のインターネット回線が使えなくなったとき、仕方なくネットカフェを利用した経験はありませんか?ネットカフェのパソコンには作業に必要なソフトウェアがほとんど入っておらず、思うように仕事が進まないものです。必要なプログラムが2〜3個程度であれば、PortableApps.comで配布されているポータブル版ソフトで間に合います。しかし、「複数のプログラムをWindows XP環境ごと持ち運びたい」という場合には、Ringcube社のMojopackが便利です。
Mojopackは、プログラムのインストール機能を備えた、いわば「もう一つのWindows XP環境」をUSBドライブ上に構築できるソフトウェアです。好きなソフトを自由にインストールでき、どのパソコンからでも自分の環境へアクセスできます。
Mojopackの特徴と注意点
MojopackはUSBドライブにインストールしますが、動作には既存のWindows XPのリソースを利用します。そのため、Windows VistaやLinux環境では使用できない点に注意が必要です。また、起動・終了に数分かかるのも弱点といえます。
インストール先として使えるのは、iPod、ポータブルHDD、USB接続の携帯電話、デジタルカメラなど、リムーバブルUSBドライブであれば基本的に何でもOKです。
まずは動画デモを見て、Mojopackが実際にどんなものなのか確認してみてください。
Mojopackのインストール手順
1. ダウンロードとインストール先の指定
配布サイトからMojopackをダウンロードし、USBドライブにインストールします。インストール中に保存先を尋ねられたら、画面上部のアドレスバー右側にある「選択」ボタンをクリックし、ドロップダウンリストからUSBドライブを選択します。その後、「次へ(Next)」をクリックして続行しましょう。

2. インストールの待機
USBドライブへのインストールが開始されます。完了まで数分かかるので、しばらく待ちましょう。

3. 初回起動と初期設定
インストールが完了したら、画面下部の「完了(Finish)」ボタンをクリックします。ソフトウェアが自動的に起動し、初期設定が始まります。初回起動は時間がかかるうえ、USBドライブから各種サポートファイルを読み込むため、処理中は絶対にUSBドライブを抜かないでください。

4. ソフトウェアのインストール
初期化が完了すると、MojopackのOSが起動し、見た目は普段使っているWindows XPとほぼ同じです。Microsoft Office、Nero 8、VLCメディアプレーヤーなど、よく使うソフトウェアをここにインストールできます。ゲームのインストールも可能です。インストールしたファイルは、OSと同じUSBドライブ内に安全に保存されます。
これで準備完了。USBドライブをポケットに入れて持ち歩けば、どこでも自分専用のWindows XP環境が使えるのです。
Mojopackの起動と使い方
USBドライブをパソコンに接続すると、リムーバブルドライブのアイコンがMojopackのアイコンに変わっているのがわかります。ダブルクリックして起動しましょう。

洗練されたインターフェースのMojopackデスクトップが表示されたら、すぐに作業を始められます。なお、Mojopackは一部のWindowsシステムファイルをリソースとして利用するため、実行にはWindows XP環境が必要です。

Mojopackが提供する主な要素は、デスクトップアイコン、スタートメニュー、Internet Explorer、壁紙、マイドキュメントなどです。インストールしたプログラムはMojoコントロールパネルに自動的に追加されていきます。さらに、ウィンドウ上部には「Mojobar」が表示され、ホストPC(元のWindows)とゲスト環境(Mojopack)をワンタッチで切り替えられるのも便利なポイントです。
難点をあげるなら、やはり動作速度が遅いことでしょう。それでも、自分の環境を丸ごとポケットに入れて持ち運べる魅力は格別です。
あなたはMojopackを試したことがありますか?ぜひ感想を聞かせてください。
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