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Windows 8のブートメニューにセーフモードを追加する方法

セーフモードは、Windows 95の登場以来、すべてのバージョンのWindowsに搭載されてきた定番機能です。Windowsの動作に必要な最低限の要素だけを読み込むことで、システムのトラブル診断を支援し、多くのユーザーの問題解決に貢献してきました。しかし便利な一方で、アクセス手段が分かりにくいのが難点です。キーボードの「F8」キーで起動を試みても、タイミングが合わず何度も失敗して諦めてしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。
Windows 8では、PCの電源投入時に表示されるブートメニューへ、セーフモードで起動するオプションを直接追加できます。本記事では、その具体的な手順をわかりやすく解説します。

設定手順

この作業では、コマンドプロンプトを使ってシステムの識別情報を確認し、それをブートメニューにセーフモードを登録するコマンドで使用します。それでは順番に見ていきましょう。

1. まずスタート画面を開き、「cmd」と入力します。画面左側にコマンドプロンプトのアイコンが表示されます。

2. コマンドプロンプトのアイコンを右クリックすると、画面下部にオプションバーが表示されます。

Windows 8のブートメニューにセーフモードを追加する方法

3. 「管理者として実行」をクリックします。リリースプレビュー版では、これで管理者権限のコマンドプロンプトが起動します。製品版では「管理者」を選択できるメニューが表示される場合がありますので、その場合はそちらを選んでください。開発者プレビュー版では、「詳細」をクリックした後に「管理者として実行」を選択する必要があります。プレリリース版では、開発段階の仕様確定の過程で操作方法が変わることがあるため、ご自身のバージョンに合わせて読み替えてください。

4. デスクトップ画面への切り替え時に表示されるUAC(ユーザーアカウント制御)のダイアログで、「はい」を選択して実行を許可します。

5. コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力します。

bcdedit /enum /v

大量の情報が一覧表示されます。ここから必要な部分をコピー&ペーストすることになりますが、コマンドプロンプトでのコピーはデスクトップアプリケーションとは操作方法が少し異なる点に注意してください。

6. 情報をコピーするには、まずテキスト上の任意の場所で右クリックし、「範囲指定」を選択します。続いて、「Windows ブート ローダー」セクション内の「identifier」の横にあるデータをマウスでドラッグして選択し、「Enter」キーを押すとクリップボードにコピーされます。どの部分をコピーすればよいか分からない場合は、下の画像を参考にしてください。

Windows 8のブートメニューにセーフモードを追加する方法

7. 次に、以下のコマンドを入力します。

bcdedit /copy

末尾に半角スペースを1つ入れ、コマンドプロンプト上の任意の場所で右クリックして「貼り付け」を選択します。貼り付けた識別子(ID)の後にもスペースを入れ、さらに以下のように入力します。

/d Windows 8 (Safe Mode)

項目名は自由に付けても構いませんが、頻繁に使わない項目は後で用途を忘れがちなので、「Windows 8 (セーフ モード)」など分かりやすい名前を付けておくことをおすすめします。

8. コマンドプロンプトを閉じ、再びスタート画面を開いて「msconfig」と入力し、「Enter」キーを押します。

9. 「システム構成」ウィンドウの「ブート」タブを開き、先ほど作成したセーフモードの項目を選択します。

10. 「ブート オプション」の「セーフ ブート」にチェックを入れます。セーフモード中にインターネット接続を使用したい場合は、「セーフ ブート」直下の種類で「最小限」ではなく「ネットワーク」を選択してください。すべての設定が完了したら「OK」をクリックし、PCを再起動します。

なお、同じ手順を繰り返せば、ネットワーク機能を有効にした別のセーフモード項目を追加し、「セーフ モードとネットワーク」という名前を付けることも可能です。用途に応じて両方を登録しておくと便利です。以下が今回の手順を実行した結果のブートメニューです。

Windows 8のブートメニューにセーフモードを追加する方法

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