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Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

ノートパソコンで作業中に席を離れたいけれど、開いているプログラムをすべて閉じたくない——そんな場面はよくありますよね。戻ってきたらすぐに作業を再開したいので、蓋を閉じてスリープ状態にするという方も多いはずです。スリープモードはパソコンを低電力状態に切り替え、バッテリーの消費を抑えてくれる便利な機能です。

しかし、スリープモードはバッテリーの消耗を減らすとはいえ、完全にゼロにしてくれるわけではありません。長時間スリープのまま放置していると、いずれバッテリーが尽きてしまい、保存していなかった作業内容を失う恐れもあります。

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

そこでおすすめなのが「休止状態」です。この機能を使えば、開いているすべての作業をそのまま維持しながら、バッテリーを一切消費せずに済みます。

休止状態とスリープの違いとは?

この2つの低電力状態には、実はたった一つの小さな違いしかありません。どちらのモードでもディスプレイはオフになり、一部を除いてパソコンの各コンポーネントへの電源が遮断されます。

その唯一の例外がRAM(メモリ)の扱いです。スリープモードではRAMへの電力供給が続きます。そのため、電源を落とす前に使っていたプログラムや開いていたファイルがそのまま保持されます。一方、休止状態ではRAMへの電源も完全に遮断されます。それにもかかわらず、次にパソコンを起動すれば、ファイルやプログラムはすぐに元の状態へ復元されます。

つまり休止状態とは、「プログラムやファイルを一つも閉じずにパソコンの電源を切る」ようなものです。バッテリーの節約効果は最も高いといえます。

ただし注意点もあります。休止状態にはスリープよりも多くの空きストレージ容量が必要です。パソコンが休止状態に入るとき、RAM上のすべての内容が「Hiberfil.sys」という名前のファイルに書き込まれます。このファイルのサイズは搭載されているRAM容量と同じになるため、たとえばRAMが4GBなら、休止状態を利用するには4GB分の空き容量が必要になります。

休止状態を使うべきシーン

ノートパソコンを長時間使わない予定があり、その間にバッテリーを充電できない場合は、休止状態が適しています。スリープはわずかな電力しか消費しませんが、長期間にわたればその消費も積み重なります。一方、休止状態ならバッテリーを一切消費しません。

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

また、休止状態から復帰する際は、システムがHiberfil.sysファイルの内容を読み込んで復元する必要があるため、スリープからの復帰よりも起動に時間がかかる点にも留意してください。

休止状態を有効にする手順

Windows 10ではスリープモードが既定で有効になっていますが、休止状態はスタートメニューの電源オプションには表示されていません。簡単に呼び出せるようにするには、いくつかの設定を変更する必要があります。

以下の手順で、電源メニューに休止状態を追加しましょう。

1. 電源オプションを開く

方法は2つあります。まず、画面右下のバッテリーアイコンを右クリックして「電源オプション」を選択する方法です。

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

もう一つは、検索ボックスに「コントロールパネル」と入力して開く方法です。

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

コントロールパネルが開いたら「ハードウェアとサウンド」をクリックします。

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

続けて「電源オプション」をクリックします。

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

2. 「蓋を閉めたときの動作を選択する」をクリック

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

3. 設定のロックを解除する

ウィンドウ下部にある「休止状態」の項目がグレーになっていてクリックできない場合は、ウィンドウ上部の「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックしてください。

4. 休止状態の表示にチェックを入れる

シャットダウン設定の中にある「休止状態-電源メニューに表示する」にチェックを入れます。

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

5. 蓋を閉じたときの動作を変更する(任意)

蓋を閉めるたびに自動的に休止状態にしたい場合は、バッテリー駆動時の動作に関する項目で「休止状態」を選択してください。

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

6. 「変更の保存」をクリック

以上で設定完了です。スタートメニューの電源アイコンをクリックすると、選択肢の中に「休止状態」が表示されるようになっているはずです。

Windowsのスタートメニューに「休止状態」オプションを追加する方法

プログラムやファイルを開いたままパソコンを放置して、バッテリーを無駄に消耗させていませんか?電源メニューに休止状態を追加しておけば、作業を中断することなく、安心して席を離れることができます。

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