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Windowsのセーフモードとクリーンブートの違いとは?使い分け方と実行手順を解説

Windowsのセーフモードとクリーンブートの違いとは?使い分け方と実行手順を解説

セーフモードとクリーンブートは、名前からもイメージからもとてもよく似ています。片方はWindowsを起動するための「クリーンな環境」を、もう片方は「安全な環境」を提供してくれるものだからです。

しかし、この2つが別々に存在しているのには理由があります。どちらもパソコンのトラブル解決に役立ちますが、どんな状況でどちらを使うべきかを正しく理解しておくことが重要です。この記事では、セーフモードとクリーンブートの大きな違いと、それぞれの実行方法について詳しく解説します。

セーフモードとは

おそらく最も馴染みのあるのがセーフモードでしょう。セーフモードでは、Windowsが動作するために必要な最小限のコアプロセス以外をすべて無効化して起動します。クリーンブートよりもさらに徹底的に機能を削ぎ落とした状態で、GPUドライバー(画面解像度が極端に荒くなるので覚悟が必要です)、サウンドカードドライバー、そしてすべてのサードパーティ製ソフトウェアなしでWindowsを実行します。検索、セキュリティセンター、Windows UpdateといったWindows標準のサービスすら動作しません。

意外に思われるかもしれませんが、セーフモードでも多くのプログラムは実行できます。ただし、特定のドライバーが無効になっているため、機能が制限される場合があります。たとえばPhotoshopをセーフモードで開こうとすると、次のような警告メッセージが表示されます。

Windowsのセーフモードとクリーンブートの違いとは?使い分け方と実行手順を解説

セーフモードは主に、Windows上で繰り返し発生する不具合、動作の遅さ、クラッシュなどの原因を切り分けるために使われます。

セーフモードを使うべき場面

  • マルウェア感染が疑われる場合にウイルス対策ソフトを実行したいとき
  • ハードウェアの不具合を確認したいとき――セーフモードでもクラッシュが続くなら、ハードウェア故障のサインである可能性があります
  • 通常のWindowsでは不安定すぎて実行できない場合に、システムの復元を行いたいとき

Windowsのセーフモードとクリーンブートの違いとは?使い分け方と実行手順を解説

セーフモードへの入り方

セーフモードに入る方法はいくつかありますが、Windowsが起動できない状況でも使えるよう、Windowsの外部から入る方法を知っておくのがおすすめです。Windows内部からの操作は、そもそもWindowsが正常に動作していないときには役に立ちません。

パソコンの電源を入れ、起動中(Windowsロゴが表示される前)にF8キーを押し続けます。「詳細ブートオプション」画面が表示されたら、数字キーでセーフモードのオプションを選択し、Enterキーを押してください。

なお、F8キーを使う方法はWindows 7以前のOSが中心です。Windows 10/11の場合は、「Shift」キーを押しながら「再起動」を選択し、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」の順に進めば、セーフモードで起動できます。

クリーンブートとは

セーフモードとは異なり、クリーンブートはメニューから選ぶだけで使える「公式」のWindowsオプションではありません。クリーンブートでは、Windowsの起動時にスタートアッププログラムとサードパーティ製サービスを手動で無効化します。PCの起動時に断続的にエラーメッセージが表示されたり、特定のプログラムがエラーを出して頻繁にクラッシュしたりする場合に有効な手段です。

クリーンブートを実行してPCが正常に動作することを確認できたら、Windowsと一緒に起動させたいプログラムやサービスを1つずつ再度有効にしていきます。エラーが再発した時点で、直前に有効化した項目が原因だと特定できるため、そのプログラムやドライバーに対して適切な対処(更新・削除・再インストールなど)を行えます。

クリーンブートを使うべき場面

  • PCでソフトウェアのエラーやプログラムのクラッシュが繰り返し発生しているとき

クリーンブートのやり方

作業を始める前に、万が一に備えて復元ポイントを作成しておきましょう。(問題が起こる可能性はほぼありませんが、慎重になるに越したことはありません。)

「Win + R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ボックスに msconfig と入力してEnterキーを押します。

「システム構成」ウィンドウで「スタートアップのオプションを選択」をクリックし、「スタートアップの項目を読み込む」のチェックを外します。

Windowsのセーフモードとクリーンブートの違いとは?使い分け方と実行手順を解説

次に「サービス」タブを開き、下部にある「すべてのMicrosoftサービスを隠す」にチェックを入れてから、「すべて無効」をクリックして、Microsoft以外のスタートアップサービスをすべて無効にします。「OK」をクリックしたら、PCを再起動しましょう。

Windowsのセーフモードとクリーンブートの違いとは?使い分け方と実行手順を解説

再起動後、一部のプログラムが起動できなかったことを知らせるエラーメッセージが表示されることがありますが、これは正常な挙動です。本当に注目すべきは、クリーンブート以前に表示されていたエラーメッセージの方です。そのメッセージが消えていれば、原因はスタートアッププログラムのいずれかにあったことになりますので、どのプログラムなのかを1つずつ特定していきましょう。

システムの起動設定を元の状態に戻したい場合は、「システム構成」ウィンドウで「通常スタートアップ」を選択するだけでOKです。

Windowsのセーフモードとクリーンブートの違いとは?使い分け方と実行手順を解説

まとめ

ここまでの解説で、クリーンブートとセーフモードの違いについて理解が深まったのではないでしょうか。両者は目的がまったく異なり、セーフモードはハードウェアの故障やウイルス感染など深刻な問題の切り分けに、クリーンブートはドライバーや常駐ソフトの競合の特定に適しています。それぞれの特徴を活かして、賢く使い分けてください!


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    セーフモードは、OS上のほとんどの技術的な問題を解決するための、最も安全かつ効果的な方法のひとつとして広く知られています。セーフモードに切り替えることで、最小限のドライバー、設定、リソースだけを使ってシステムを起動し、問題の原因を切り分けながらアクセスできるようになります。 セーフモードは、Windows OSで発生したエラーや不具合を解消するための最速の手段のひとつです。しかし、セーフモード自体がクラッシュしてしまうと、解決の糸口がなくなり、深刻な行き詰まり状態に陥ってしまいます。デバイスがセーフモードでもクラッシュし続ける場合は、重大な問題が潜んでいる可能性があるため、早急に対処することが

  2. Windows 10をセーフモードで起動する方法【初心者向け完全ガイド】

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